青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★ヘンな建物で綿密な計画を(p.283)
5つのポイント
・ヘンたてそのものよりそれをつくった人のおかしさをもう少し強く感じられれば…。鰺村先輩言うところの「現出」ではなくそれに「指向性」を与えた「現出者」ってこと? たとえばTV番組「マツコの知らない世界」が、おそらくはテーマそのものよりもその話題を持ってきた「人」の奇妙ぶりを楽しむことがメインなように。方向性はすごくおもろそうなんやけどどこかちょっぴりだけ惜しい感じのするシリーズです。
・ヘンたてに建物としての面白みがあまりないので「人」のヘンさも目立たなくなっているのかも。リアルだけど、どこかがズレてるという感じの建物がいいんではなかろう -
Posted by ブクログ
★そのヘンな形、丸ごと愛してやろうじゃん。(p.330)
■5つのポイント
・異常な建築物「ヘンたて」や「トマソン」を愛でる大学のサークル活動。
・個人的にミステリでは雰囲気の次にキャラが重要だと思ってますが、ちょい弱め。
・ヘンたての視点役はあっけらかんとしたツッコミ体質の人物でないとなあ…中川亜可美さんは弱かった。
・とはいえ建物が突拍子もなさすぎてツッコミ役でもツッコミにくいかも。
・扉が十二枚ある部屋(これは図を見た瞬間、謎が出る前に正解できました)/部屋全体がエレベーターになっている高層マンション(おそろしいマンションです)/お城で壁しかない隅櫓(中身がなんだったかはわかりませんで -
Posted by ブクログ
ネタバレ2017年時点の新進気鋭の作家の短編集。
2023年度現在、青柳碧人の収録作品の展開に驚き!
著者紹介が充実していて、読んでみたい本もいくつかあった。大山誠一郎、他にも読んでみたい。
1 密室龍宮城 青柳 碧人/著
龍宮城ならではのトリックが面白い!
2 居場所 天祢 涼/著
主人公の運命には同情すべき点もあるし、最後いい話になりそうなんだけど、どうしても、主人公の変態のイメージが拭えなかった。私もそういう態度になるだろうなぁ……。
3 事件をめぐる三つの対話 大山 誠一郎/著
ラジオドラマによさそう!でも、映像にしても面白そう。
4 夜半のちぎり 岡崎 琢磨/著
そ -
Posted by ブクログ
実話怪談は好きなのに、超短編がいくつも入っているせいか、読んだ端から忘れてしまう。
それなりの量を読んでいるはずなのに覚えていないので、知っている怖い話を披露できる人が羨ましい。
今回の話で印象に残ったのは、「押し入れの女」。
霊を見たということよりも、校長先生のプロ意識というか考えの深さにとても感動。
「炎天下」も、たしかにイミカワで可愛い。
そういえば、お地蔵様をちょっと乱暴な遊びに巻き込んで(?)いた子どもたちを叱った大人が、「せっかく子どもたちと遊んでいたのに!」と逆にお地蔵様に叱られて高熱を出してしまったという話を珍しく思い出す。
お地蔵様である地蔵菩薩は子どもの守り神とも考えら