青柳碧人のレビュー一覧

  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    赤ずきんのミステリー第二弾
    所謂、特殊設定ミステリー
    謎解き自体は可もなく不可もなく
    ピノキオをはじめ、白雪姫、プレーメンの音楽隊、ハーメルンの笛吹き、三匹の子豚の面々が物語に登場
    グリム兄弟やアンデルセンの童話は民話伝承を構築し直したものなのに、そこに明確な原作者のいるピノッキオが違和感なく並んでいるのは凄いことなのではないかと思った

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    2024年10月19日
  • ナゾノベル 数は無限の名探偵

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    はやみねかおる、向井湘吾、井上真偽、青柳碧人、加藤元浩 5人による、数学をテーマにした児童向けの推理小説5編。

    この5人のお話が一冊に入っているって、かなりすごいことではと思う。
    ただ、数学がニガテで頭の中から出してしまっているためか、読んでも頭に入ってこないところが…。数学の理論などは飛ばして読んでしまった。
    個人的には井上真偽さんと青柳碧人さんのお話がおもしろかった。
    それぞれのキャラクターも味がある。
    「数学は魔法」という観念はなかったなぁ。
    そうやって考えてみたら、学生時代にもっと興味を持って数学に向かえたかも。
    確かに、「数は無限の名探偵」だ。
    数学に悩む前の小学生、中学生にぜひ

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    2024年10月13日
  • 踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館

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    怖い話を集めた覚書のような短編集。
    ゾッとする様な表題作、少し切ない「アコが来たぞ!」「猫が死んだ理由」など聞いたままに広げている。そこに解を求めない聞きっぱなし書きっぱなしの怖い話。

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    2024年10月13日
  • 踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館

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    2023年に刊行された『怪談青柳屋敷』の続編で63篇が収録された実話怪談短篇集。

    私自身は金縛りに遭った事もなければ視えた経験もないだけに、この作品集は未知の世界で、それ故に本当に恐ろしい。

    「子ども部屋」「猫ちぐら」「医務室」「仏間」「渡り廊下」「浴室」「暗い書斎」「行き止まりの階段」
    各章のタイトルだけで読み進めるのを躊躇するほど不気味。

    フィクションならいざ知らず、全話実話。
    1篇読むごとにゾワゾワ、背筋が徐々にひんやりしていった。

    たった二頁なのに強烈なインパクトを残す『公園のトイレ』。
    この作品が一番の恐怖。

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    2024年10月09日
  • 晴れ時々、食品サンプル

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    青柳碧人さんの短編集はやっぱり読みやすい。シリーズの2作目とは知らず手に取りましたが、一話完結型で問題なく楽しめた。ポップでコミカルな雰囲気のミステリーで、マニアックなコレクターのユリオがいろんなモノを集める先で様々な事件に遭遇する。ユリオの雑学的なものも含めて、謎解きまでの過程も結構しっかり描かれていて面白かった。「判じてモナムール」はことば遊び的な要素もあって個人的に好きだった。

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    2024年09月24日
  • 怪談刑事

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    霊障や呪いを原因として未解決になった事件を再捜査する刑事。
    そこに刑事只倉の娘の婚約者で怪談師(稲川淳二さんを想像)をしている炎月が絡んでくる。
    事件は現実的解決をしていきますが、それだけでは終わらない。さすが、怪談と名乗ってるだけある。でも、怖くはない。

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    2024年09月10日
  • 浜村渚の計算ノート

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    初めての浜村渚シリーズ。数学って意味あるの? だれもが学生の時に一度は思ったり、誰かから聞いたりする言葉ですが、そんな人たちに数学の面白さを伝えられるような、優しいストーリーだったと思います。自分は一応理系の端くれですが、新たな発見が個人的になかったのが残念。「0で割っちゃダメ!」は好きなセリフでした。
    (本作のテーマ…4色問題、0、フィボナッチ数列、π)

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    2024年09月09日
  • 怪談青柳屋敷

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    短い怪談の寄せ集め。
    似たような話はまとめて章ごとに編成されている。
    元々怪談は読まないし、何も見えないので、淡々と読みはしたのだけど、この作者様の文章は好きなのでサクサク読めて楽しかった。
    満足度は高め。
    いくつか、結局その先どうなったんだろう…と気になってしまって、そういうのがまた怪談のいいところなんだろうなーと改めて思った(ミステリなら回収してくれないと困るものねぇ)

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    2024年08月18日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    表紙のテイストが変わってしまって残念。
    あとこういうアンソロジーに載るシリーズ物の番外編が苦手。

    五十嵐律人「千鳥の契り」が特に良かった。

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    2024年08月06日
  • 怪談刑事

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    ベテラン刑事の只倉はオカルトめいた未解決事件を再調査する部署、通称「呪われ係」に異動になる。心霊否定派の彼は異動に不満を持つが、娘が怪談師を彼氏として家に連れてきたことに反発し、「こんな話、おれが怪談じゃなくしてやる!」と推理を駆使して事件を合理的に解明してゆく、という連作短編集。
    どこにでも絡んでくる怪談師の炎月と、心霊否定派でありながら炎月主催の怪談イベントにもゲスト出演してしまう只倉がなかなか面白いコンビ。怪談といっても怖さはなく、キャラのせいか全体的にとぼけた感じで読みやすい。
    ベストは怪談イベントで仏像の怪談を語る「対決・仏像怪談」。

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    2024年08月05日
  • スカイツリーの花嫁花婿

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    花嫁と花婿を探す、人が死なないミステリー。
    登場人物が多いので、誰と誰がどう繋がっているのか整理が必要!
    最後まで読んだら最初に戻りたくなる。

    藤崎翔さんの解説がふざけてて面白かった。

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    2024年07月29日
  • むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

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    ネタバレ

    1作目より読みやすかった印象。
    こういう解釈もありかなと思って読むと面白いかな。
    「さるかに合戦」〜「ぶんぶく茶釜」は繋がっていて大がかりな交換殺人となっている。
    「さるかに合戦」の"くり"や"うす"などを、特徴のあるさるに例えるのは面白かったけど、特に登場人物として出てくるわけではなかったので分かり辛かった。

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    2024年07月28日
  • スカイツリーの花嫁花婿

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    いろいろなカップル予備軍、あるいはカップルが登場し、誰かと誰かがどこかで繋がったり出会ったりしている。そして結婚式を挙げているのはこのカップルだったんだって思ったり、じゃあ冒頭のカップルは?ってことで最後から繋がるのかしら。波乱万丈で楽しめました。

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    2024年07月26日
  • 泣くなブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

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    演劇部内、分裂の危機。

    脅迫状が来り、部内がぎすぎすしてみたり
    ついには分裂してみたり。
    なかなか盛りだくさんな状態ではありましたが
    青春な状態で終了しました。

    どこもかしこも青春っぽいですが、分裂先については
    微妙な感じです。
    ショックなのは分かりますが、すべてを放りだすのは
    かなり無責任かと。

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    2024年07月19日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「心のお話」誉田哲也 
    「千鳥の契り」五十嵐律人
    「インクリボン」真梨幸子
    「空白の女」青柳碧人
    「THE KIDNAPPING」五十嵐貴久
    「わたしの最後のホラーミステリ」澤村伊智 

    「心のお話」 姫川玲子シリーズ第10作『マリスアングル』に続く短編。

    シリーズ物はシリーズ読者かどうかで評価がわかれるところがあるかも。シリーズ読者にはうれしい発見も、それ以外の読者は置いてけぼりのところがある。

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    2024年07月14日
  • 恋よりブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

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    通常の引退時期、3年も一丸となって
    地区大会の準備をしていた。

    役者を一人首にする、原稿の入ったUSBが移動する
    ケチャップにパクリ疑惑、と盛りだくさん状態。
    後半は大会での問題でしたが、先生がすごいです。
    結局何かにつけて怒ってます。
    確かにルールを守る、というのは大事ですが
    そこまでぎちぎちにすると、何かあった時
    まったく対応力のない状態に育つのでは??

    最後のパクリ疑惑も解決していましたが
    これ、感情的にうまくいかなかったら
    永遠に冤罪かぶり、になるのでは…。

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    2024年07月11日
  • 猫河原家の人びと―一家全員、名探偵―(新潮文庫nex)

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    夕飯は、納得いく推理を披露してから。

    はたから聞いていれば、確かに楽しそうな夕食ですが
    推理が目的か、食べるのが目的か、で
    両極端な感情になるかと。
    読んでいて、かなり悲しい生活しているな、な
    主人公でした。
    夕飯にありつけないって…。
    それはもう、お金かかるけれど
    自力で調達した方がいいのでは? な世界です。

    やっと家を出た、と思ったら、な展開ですし
    主人公が哀れでなりません。
    ご飯は、普通に食べたいです。

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    2024年07月11日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    「心のお話・誉田哲也」
    「千鳥の契り・五十嵐律人」
    「インクリボン・真梨幸子」
    「空白の女・青柳碧人」
    「THE KIDNAPPING・五十嵐貴久」
    「わたしの最後のホラーミステリ・澤村伊智」
    六人の作家による全編書下ろしアンソロジーでシリーズ第五弾。

    名立たる作家さん勢揃いで毎回楽しみにしているシリーズ。

    一番良かったのは五十嵐律人さんの「千鳥の契り」。

    夫の不倫に気付いた妻が、郵便受けに入っていた一枚のチラシ『浮気・不倫調査専門 千鳥探偵事務所』をきっかけに動き出す。

    途中でオチに気付いたが、それでも最後まで面白かった。

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    2024年07月03日
  • むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

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     日本昔ばなしを素材にした本格ミステリーの第二弾で、いわゆる特殊設定ミステリーと呼ばれる作品が収録。

     元ネタとなっている昔ばなしは、「竹取物語」、「おむすびころりん」、「わらしべ長者」、「かちかち山」「猿蟹合戦」「ぶんぷく茶釜」。
     設定が複雑過ぎて、これはちょっとどうかと思う作品もあったが、昔ばなしを思い出しながらしっかりと謎解きを楽しめる、お得な作品集だと思います。

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    2024年06月03日
  • 怪談青柳屋敷

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    テンポ良かった感じでした。
    怖いやつも何個かあったり少し面白いものや不思議なものもありました。
    個人的にホラーは解決しない方が好きなので楽しめました。

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    2024年05月30日