あらすじ
算法大好き少女が一癖ある妖怪たちと対決! 常陸国牛敷藩の下級藩士の娘・車井彩菊は算法が大好きで、寺子屋で教えている。藩内のある村では、妖怪「賽目童子」への生贄として若い娘をひとり捧げていた。村人に乞われ、彩菊は妖怪とサイコロ勝負をするが……(第一話)。大人気「浜村渚の計算ノート」シリーズの著者が贈る、数学の知識がなくても夢中になれる新感覚「数学×時代」ミステリー!
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Posted by ブクログ
作者な浜村渚が好きならば、こちらもいけるだろう。江戸時代に数学と妖怪を混ぜた物語。
①彩菊と賽目童子
賽目童子、6つの目から放たれる妖力のある光を見ると、目が潰れてしまう。
毎年、17の娘と、食料を供えることで、村を襲わないと契約。
一人だけ助かった娘、おつね。
賽目童子と、サイコロ勝負。2個投げておつねの目のほうが大きかったらおつねの勝ち、同じか賽目童子のほうが大きかったら、賽目童子の勝ち。100回行い、おつねが60回勝てば、おつねを助けてやると言われた。
彩菊、確率の計算をして、かなり不利だとわかる。
彩菊が、代わりに行ってくれと頼まれる。代わりに、友禅。
彩菊、特殊サイコロを4つ持ってきて、そこからサイコロをそちらが選んでいいと条件を出す。
確率の計算が難しく、賽目童子は消滅する。→なんでやねん、とは思ったが。。
②彩菊と赤い亡霊
畳の間。
『赤い離れ』
牛敷大火で亡くなった者たちの亡霊。
彩菊、テトリスのような変わった形の畳を持ってくる。
白と黒に分ける。
トの形が曲者。
火柱が立っていない間取りは白黒同数かこで、総面積が同じでも、7枚の畳を広間にぴったり敷き詰めることは不可能。
③彩菊と呪われた千手観音
千手観音。
わたしの40本の腕全てに違う目方の味噌を供えよ。もっとも細い腕には10匁、次に細い腕には20匁、⋯としまいの太い腕には400匁。石仏は4つ。
→なんで、そんな数学問題出してるねんというツッコミはしてはいけないものだろう。
④彩菊と一千八十九稲荷
一千八十九稲荷の使い。
〈お役人様の心の中には、今、3桁の数がありましょう〉
言われてみればある気がする。
〈其数の百の位の数と、一の位の数は、二つ以上離れておりましょう〉
そうかもしれない。258
〈その数の、百の位の数と、一の位の数を入れ替えるのです〉
852
〈大きい数から小さい数を引くのです〉
→いやいや、どんな攻撃をする妖怪だよ。。
覆面算。
1819になる算法。→だから、何? 普通の数学の授業だったらいいが、妖怪の攻撃という。。これはギャグとして笑ったほうがいいのか?
⑤彩菊と逢魔が手毬歌
手毬歌。
『逢魔が手毬歌』という妖。
毬に布を縫い付け、美しくしてほしい。
12枚の赤い五角形と20枚の緑の六角形。→サッカーボールか、たしかに美しいな。
球が西瓜を切るように4分割され、さらに上下、赤の面積が狭くなるように。
握り飯のように緩やかな赤い三角が4枚と、その間を、埋める緑の布かま4枚、計8枚。→2010,2014の公式球のデザインと酷似、たまたまなのすごい。
⑥彩菊と死神絵草紙
いつも化け物が、算法を使って退治できるとは限らぬではないか。→そもそも算法で退治できるものは皆無です。
「半三、大きゅうなったの」
化け物の祖母。
おかめとひょっとこの封筒。必ず客にひょっとこを引かせることができる。
円周率は3より少し大きい。
化け物の速さは半三郎の4倍。
旗から岸まで4つに分けたうちの1つ目。このとき、化け物が半三郎の向こう側にいれば、逃げ出せる。