青柳碧人のレビュー一覧
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浜村渚の計算ノート4さつめ~人気クイズ番組の司会者が誘拐され,地下のスタジオが猿たちに乗っ取られて,渚が解答者に選ばれる。電源を切って赤外線暗視スコープ付きのガスマスクで機動隊が突入する。義務教育から数学を消した教育会議委員が殺人折り紙で殺害され,折り紙で次の犯行が予告されていた。次の標的は木更津の山奥の病院にいる。病院長がVIPの世話をしており,栄養士がつぎつぎに替わる病室を自動販売機業者に教え,毒を注射しようとしている。山中の橋も折り紙で作られているが,その橋が燃やされ,大山あずさは川に転落して,大腿骨骨折の重傷で入院した。ドクターピタゴラスは瀕死の重傷らしい。新しい主導者を紹介するため,
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浜村渚の計算ノート3と1/2さつめ~瀬戸内の島で黒い三角定規によるテロ予告があり,浜村渚は大山と武藤に連れられてやってきたが,岡山県警の2課の寺森が案内したのはふえるま島というホテル一軒だけの離島。3階の部屋から転落した事故が事件ではないか,調べて欲しいらしい。ホテル従業員は青い三角定規とは無縁だが,中国で企業相手の法律顧問をやっていた,塩沢が開館し,従業員全員が数学好きだという変わったホテルだ。浜村渚は支配人のパスカルらと数学談義に華を咲かせ,推理は武藤の仕事となった。空いている(2p+1)号室からは黒い三角定規のカードが発見され,3階の厨房から2階の玄関脇に降りるリフトや2階と3階の間に,
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普段通りの連続短編かと思いきや、ミュージカルが始まった!?ストーリーでは黒い三角定規にも転換期がやってきて今後が気になる。
千羽鶴しずえとキューティーオイラーの実力行使は、思わぬ幕切れになった。
教育課程から数学が削除されたことについて、今まではこじつけた設定で説明されていた。
しかし、この設定についてもう少し掘り下げてくれそうな展開で、今後が気になる。
突然のミュージカルには驚いた。
ここで、1巻あとがき(?)に「数学の面白さについて書こうと思ったら渚などの設定が出てきた」というようなことが書いてあったのを思い出した。
そうかんがえると、渚や他の登場人物の面白さ可愛らしさが出ていて意外 -
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今回は、魔方陣、鳩の巣原理、パップス・ギュルダンの定理、放物線の話。
魔方陣の話は、平面から立体へ思考を展開させるところが面白い。
鳩の巣原理では、数学をもっと学びたいという子供達が出てきたところに新鮮味があった。やはり教師との出会い、教え方によって子供達がその学科を好きになるか、嫌いになるかが別れてしまうんだよな。思い当たる節は幾つもある。鳩の巣原理は考え方がエレガントで好きだ。
パップス・ギュルタンの定理については、面白いのだが物語自体には無理があるのではないか。
京都の街を座標平面として活用する事はまぁ普通。放物線と直線の”接点”に事件の”接点”を重ねたところが、数学的ウィトとい -
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確率に関する話題の時に、主人公の浜村渚が『同様に確からしい』について非常に良い事を言っている。
<数学ってのは何よりも正しいことを大事にするので、数学が好きな人は自分の口から不正確な言葉がでるのをとっても嫌うんです。だから『同様に確かである』とは絶対に言えません。でも、『同様に確かであるとはハッキリ言えない』って正直に認めてしまうと、確率っていうとても面白い問題を考えられなくなってしまってヤなんです。だから、その両方をクリアするために『同様に確からしい』って言い方を思いついたんですよ…>
数学の曖昧さをとことん排除する魅力について語っている件である。しかし、こんかいの”4さつめ”は非常に曖 -
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ヘンな建物研究会「ヘンたて」の第2弾。
前作で登場した変わったメンバーも健在ですが
今作は主人公「亜可美」を中心とした1年生メンバーの
サークルへの馴染みっぷりと推理が活躍します。
さらには初登場となる個性派4年生の3人組も登場して
更にユルさが増してますw。
すでに登場舞台となる建物自体は「ヘン」であるという
前提なので、今作のようなミステリに寄せた作品だと
どうしてもトンデモな館系のトリックになってしまうのが
少々...残念。そういう意味では1話目の「水槽迷路屋敷」は
その変わった屋敷そのものの謎を解くストーリー故、
このシリーズには一番しっくりくるような気がします。
室内の壁が全て水槽