青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校演劇部、それも演技者ではなく制作側を描いた青春小説。惹句ではミステリを強く打ち出しているが、そんな要素は単にエピソードの一部に過ぎず、そのようなものがなくても十分面白い良質の青春部活小説だと思う。
ただ、ミステリ要素を含め、先生のエピソードや、運動部とのトラブルなど、要素を詰め込みすぎているようにも思う。もっとシンプルに舞台制作に携わる6人の女子部員にスポットを当てて、呼称や表象や機能で記号化やカリカチュアライズするのではなく、人間としての肉付けをおこなって欲しかった。
続編が期待できる終わり方なので、是非とも次回作を楽しみに待ちたい。
その際は、扉のイラスト付き人物紹介は不要。イラス -
Posted by ブクログ
なんだか短い。。電子だとそのボリュームを考えないで買っちゃうので、読み始めてページ数を見て、短いなぁって気付いた次第。
というか、ここで続いちゃったかぁ。。。っていう宙ぶらりんな感じですが。
シリーズありき、な作りなのでしょうが、それにしても、いろんなところで中途半端な終わりなきがします。
河童コロッケっていうのは、あれですが、あのコロッケの話までは面白かったかなぁ。
長屋歪も面白かったですけど、色々話が広がって収集する前に次巻に続く。。。みたいな。
物足りない感じでした。
電子版だったんですが、そこここに誤植がみられて、ちょっと驚きました。。。
少なくとも3か所あったかなぁ。。。 -
Posted by ブクログ
トップが変わってしまった組織。
それはいままでのように、ならなくなった組織。
連続短編4つ分ですが、ひとつ組織と関係ないもの。
以外3つは関係があり、新しいトップの元、なので
何だかいままでのような牧歌的なというか
ほのぼの終了、ではなくなってしまいました。
ギャップがある状態に、最後が引き締まったような?
刑事さんがなぜに班に入っているのか
ようやく謎が解けました。
なるほど納得! な過去でしたが、これは辛いというか
きれいさっぱり心の隙に浸透されてしまってました。
人と争わなくていい、というのは
何も考えない、というのと同義語です。
その次は、数学教師。
落ちには、そうか…という気持 -
Posted by ブクログ
シリーズ4冊目ですが、一応番外編。初の長編でしたが、わたしは長編の方が好きかもしれない。
数学の島に行ったということで、いつもよりもさらに数学濃度が濃かった気がします。どこに行っても数学だらけで、渚ちゃんたのしそう。ミステリとしては普通でした。作者の挑戦とかそういうのはほんと答えがわからないので、うんうん唸ってしまいました。このシリーズを読むと、数学って素敵だなぁと思います。数学はなんとなく苦手意識があるけど、これを読むたびに数学を学びたくなる。学生の頃に出会ってたら違ったのかな。解決編後のソフィとパスカルの話が好きです。また、伏線が大量に残された気がするのでそれが どう消化されるのかたのしみ