青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の裏すじを読み、面白そうで惹かれた本です。シリーズ全3巻の1巻目にあたります。
一家全員、名(迷)探偵な猫河原(ねこがわら)家の人びとのご紹介します。
・父、茂人ー現職の刑事。「刑事の型」にこだわり、家の中でも常によれよれのコートを着て、禁煙用パイプを加えている(たばこは吸ったことはない)。
・母、孝子ー昼間は家政婦としてお金持ちのお屋敷に出入りしている。推理しないとご飯をくれない。
・長男、柳一郎ー推理作家の卵。紫とこげ茶を混ぜ合わせたような和服を着ている。永遠の変人。
・次男、哲二郎ー理系頭脳の持ち主。仕事で毎日帰りは遅い。変人の兄と違い、常識人。
・長女、かおりー賢く、知識も豊富。いつも紅茶を飲んでいる。
・私、友紀ー推理好きな家族が嫌で、家を出るためバイトに励む女子大生。
次々起こる謎な殺人事件を、家族に巻き込まれ続けながら主人公の友紀も一緒に推理で解決していきます。
四話の短編集で、個性的な人物も次々登場し、いずれも賑やかなストーリーになっています。笑
私には賑やかすぎて少し疲れました。笑
面白いですよ〜 -
購入済み
なかなかに残酷
作品タイトルからして毒がありそうだな と思わせるが、ジッサイニ読んでみると案の定 である。カバー絵がメルヘンチックで、本文の絵柄も子供向けメルヘンチックなのであるが、ストーリー内容はグリム童話の原型を残しながらもなかなかに残酷である。決して子供向きではない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ《「好き」を追求する大人達》
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「好き」を仕事にするって、どうやるんだろう?
地理苦手なんだけど、なんで勉強しなきゃいけないの?
自分のやっていることに充実感を見いだせない。なんで自分は働いているんだろう?
こんな疑問をお持ちの、少年少女、そして社会人の紳士淑女の皆さん。
今回は「好き」を、そして塾や学校で習ったことを応用した仕事にしている人の生活を、少し覗いてみませんか?
今回の主人公は、地理好きが高じてテキスト出版社で中学生向けの地理テキストの編集を行う女性、西川麻子。恋人の若手警察官、尾谷和寿に頼られる彼女は、持ち前の地理の知識を使って、事件のヒントを彼に提供しています。
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国旗の話、日付変更線の話、地図記号の
話、動物の話等かつては塾講師もしていた麻子の「講義」こと地理のトリビアは分かりやすく面白い話ばかりで、大人の私でも思わず惹き込まれてしまいました。
また、麻子以外にも、和寿の警察の仕事にかける情熱や、各話の中で様々な人達がそれぞれの職業にかける情熱を垣間見られるのも良いところ。
読めばきっと地理が少し楽しくなって、自分が夢中になれることを見つけたくなるんじゃないかなと思います。
あなたが夢中になれることも、もしかしたら今学んでいることや、なんとなく取り組んでいる身近なことの中にあるかもしれません。
【ひとりごと】
温かくて、時に少し切ない師弟関係や愛情関係が描かれる中で、「恋人」であるはずの麻子と和寿の関係があまりにもあっさりし過ぎているのが気になりました。
いくら仕事が好きだからといって、デート中にも仕事の話をし、恋人を情報屋のように使うものでしょうか?
そんな人から「授業が好きだ」と言われたところで、私なら素直に喜べないなと思ってしまいます。
これなら恋人以外の関係の方がまだしっくりくるなと思ってしまうのですが、これには何か理由があるのか…?
面白いのですが、どこかモヤっとした読後感が残るお話でもありました。
続編や姉妹シリーズも合わせて読めば、ふたりについて何か分かるのかも…?