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Posted by ブクログ
中学生の浜村渚が数学テロリスト集団、黒い三角定規に挑む計算ノートシリーズ9巻目。
対策室の武藤は渚に、横浜で開催される謎解きイベントへの参加を誘われる。
ただしそのイベントは、黒い三角定規の前総統ドクターピタゴラスの研究室出身者が主催者だった。
謎を解いて先へと進んでいった先で見つけたのは、水槽に浮かぶ主催者の死体だった。
黒い三角定規の総統アドミラルガウスはレンガ倉庫に人質を取り、リーマン予想を研究する謎の数学者の論文を要求した。
虚数iと1の虚数3乗根ωを用いた複素数平面で浜村渚が事件に迫る。
ほか、正方形の面積を用いて二次方程式を解くアラビア数学に鳥取砂丘で挑み、
名刑事の引退直前の事件では友愛数が使われる。
全3編。
二次方程式では解の公式が一般的な解法だけど、公式丸暗記でなぜそうなるかはわからないんだよね。
というか、覚えてないし。
今回紹介されてる二次方程式を正方形の面積を用いた解法は、ビジュアル的に分かりやすい。
この解法を利用して、さらに平方根を計算する方法が巻末に紹介されている。
へぇ~こんな解法があるのか。正方形の面積でザクっと差っ引くのね。
とまぁ、毎回新しいことを学べる楽しいシリーズ。
次巻も期待。
Posted by ブクログ
これまでは数学の話と本編のストーリーがどちらも面白く両立していたが、今回はストーリーがいまいちで数学も無理矢理こじつけた感じだった。
特に「高塚十兵衛最後の事件」は東角がなぜ約数が好きなのか、数学的なつながりがよくわからなかった。
それに浜村渚よりも高塚刑事が前に出すぎていて、このシリーズとは別の作品のように感じられてしまった。
「回るヨコハマ捜査線」は、私が横浜に行ったことがないせいもあるだろうが、なかなか横浜らしさを味わうことができなかった。
「横浜には、複素数がよく似合う」という文句も無理があると思う。
それにしてもアドミラル・ガウスは何がしたかったのか・・・。
数学の謎を解き明かすためには手段は選ばない、数学愛が極端な人間というだけならよかった。
しかし、裏切り者を殺すことに一生懸命で、余計なことばかりやっている印象を受けた。
ラストからは新たな展開が予想されるが、そろそろ決着していいと思う。
数学的逸話がまだあるのなら読みたいが、ストーリーとうまく両立するようによく練ってほしい。
Posted by ブクログ
2編の短編と、1篇の中編。
アラビアだから、なのは分かりますが
怪しすぎる犯人登場w
ラクダ使ってる時点であれですけど…。
攻撃方法もあれですけど。
彼の数学内容は分かったのですが、開き方はさっぱり!
それを言うなら、次の犯人の『お友達』の数字も。
最初の犯人の方がインパクトがありすぎて
普通、な感じがします。
そして前後編になっている、中編。
イベントに対して、すごい参加資格です。
くるくると悪魔の周りを回る数字。
図面にすると分かりやすいですが、そうまでして
回らなくても、とかうっかり思ってしまいます。
それはそれで、この考えを全否定…いけないいけない。
ついにあの人も再登場! となりましたが
お兄ちゃんはどうなるのでしょう?
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