希土類少女

希土類少女

704円 (税込)

3pt

3.7

高純度のレアメタルを生成する能力を持つ冴矢。症状が発見された少女は、産業を潤わせる一方、25歳までしか生きられない。そんな冴矢の絶望的な日常は施設職員・江波との出会いで変わり始める。だが、やがて二人はコミュニティ全体の命運を左右する決断を迫られるのだった――。限られた時間を生き、運命と対峙する少女の、儚くも美しいSF長編。

...続きを読む

希土類少女 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年04月19日

    どこにも行き着かない閉塞感と、そこはかとないさみしさが漂う作品でした。これが本当に国の経済を支える規模で成り立つとすれば、立派に戦争の火種になりますね。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月15日

    「恋愛×SF×サスペンス」

    レアメタルを製造する女の子たちの物語です。
    ごちゃ混ぜになってて焦点が当てにくい…
    政府が関連していたり、レアメタルやレアアースについての知識がかなりある辺り、どこか浜村渚の計算ノートシリーズの作者らしい物語でした。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月17日

    設定が面白かった。登場人物は機械的という訳ではなく充分に人間が描かれている感じがしたけれど、全体的にどこか良い意味で無機質な雰囲気が心地好かった。でもいまいち盛り上がれなかった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年05月15日

     それまで普通の生活を送っていた少女たちが、突然に体から高純度のレアメタルを生成する能力が生まれる。
     レアメタル生成症候群。
     国は少女たちを隔離して高純度のレアメタルを手に入れることによって経済はさらに発展した。
     しかし、レアメタル生成症候群の少女たちは短命で、25歳までしか生きられない。

    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年03月31日

    レアメタルを身体の一部から生成するレアメタル生成症候群の少女たちが暮らす施設を舞台に、管理者の中年男・江波とレアメタル生成症候群の少女・冴矢の交流と破滅(?)を描くSFちっくなラブ・ストーリィ。冒頭から際どい描写で、しばしば性的な表現が出てくるのでその辺りは読者によっては要注意。終盤以降の展開につい...続きを読む

    0

希土類少女 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

青柳碧人 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す