青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ベテラン刑事の只倉はオカルトめいた未解決事件を再調査する部署、通称「呪われ係」に異動になる。心霊否定派の彼は異動に不満を持つが、娘が怪談師を彼氏として家に連れてきたことに反発し、「こんな話、おれが怪談じゃなくしてやる!」と推理を駆使して事件を合理的に解明してゆく、という連作短編集。
どこにでも絡んでくる怪談師の炎月と、心霊否定派でありながら炎月主催の怪談イベントにもゲスト出演してしまう只倉がなかなか面白いコンビ。怪談といっても怖さはなく、キャラのせいか全体的にとぼけた感じで読みやすい。
ベストは怪談イベントで仏像の怪談を語る「対決・仏像怪談」。 -
Posted by ブクログ
本書の裏すじを読み、面白そうで惹かれた本です。シリーズ全3巻の1巻目にあたります。
一家全員、名(迷)探偵な猫河原(ねこがわら)家の人びとのご紹介します。
・父、茂人ー現職の刑事。「刑事の型」にこだわり、家の中でも常によれよれのコートを着て、禁煙用パイプを加えている(たばこは吸ったことはない)。
・母、孝子ー昼間は家政婦としてお金持ちのお屋敷に出入りしている。推理しないとご飯をくれない。
・長男、柳一郎ー推理作家の卵。紫とこげ茶を混ぜ合わせたような和服を着ている。永遠の変人。
・次男、哲二郎ー理系頭脳の持ち主。仕事で毎日帰りは遅い。変人の兄と違い、常識人。
・長女、かおりー賢く、知識も豊富