青柳碧人のレビュー一覧

  • ナゾノベル 数は無限の名探偵

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    5人の作家さんがそれぞれ数字とか数学にまつわる謎をからめて事件を解決するお話。

    ・事件÷出汁=名探偵登場 はやみねかおる
    文化祭で3種の料理を作ることになり試作をしてみる。しかし味見の段階で味が変わっていることに気付き、誰かの悪戯だと思われる。犯人をつきとめる話。

    ・盗まれたゼロ 向井湘吾
    朝起きると時計やテレビの時間表記がいつもと違う。数字の表記がことごとく違う世界になってしまった謎を解き明かす話。

    ・引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理 井上真偽
    都市伝説的呪いにかかってしまったクラスメイトの女の子。その子を助けたい気持ちで、引きこもりの姉とともに呪いをかけた犯人を探す話。

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    2024年12月28日
  • 怪談刑事

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    【収録作品】
    第1話 繰り返す男
    第2話 猫に憑かれた女優
    第3話 トンネルとマヨイガ
    第4話 物の怪の出る廃校
    第5話 対決・仏像怪談
    第6話 生霊を追って
    エピローグ

    ベテラン刑事・只倉恵三は、「第二種未解決事件整理係」に突然配属される。怪奇現象めいた未解決事件を再調査し、人間の仕業だと思ったら所轄に差し戻すのが業務。心霊現象を認めない只倉は、様々な事件を論理的に解きほぐしていく。
    一方、只倉の娘は怪談師・関内炎月と交際を始めており、ネタ探しに余念の無い炎月はことあるごとに只倉の事件に首を突っ込んでくる。

    理に落としておいてからのホラー。
    只倉と炎月の掛け合いはもはや漫才で、オカルトめ

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    2024年12月19日
  • 踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館

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    前作に引き続きやはり面白い。
    そして怪異集まり過ぎていてスゴイ。
    日常の中にスっと入り込んでいるもの…なのかもしれない。
    又聞きの又聞きも私は好き。なにもわからないけれど。笑

    猫好きとしては辛いものもあったけどね…

    次作も期待。

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    2024年12月14日
  • ナゾトキ・ジパング HANABI

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    大学寮のリーダー的存在ヒデと、留学生のケビンがまたも事件に巻き込まれていく話。
    話の流れの癖が分かってきたから、犯人は全部当てられましたけども、なんとなくのトリックも分かったりすることもあったんだけども。
    そこに行くまでのみんなのやりとりとか、刑事さんたちの残念感とか、コミカルな部分を楽しめたかなって思いましたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2024年12月01日
  • 怪談青柳屋敷

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    実話怪談なのでそこまで怖くはないけれど、あとがきの怪談好きは民度が高い人が多いというのはその視点になるほどと思った。
    怖いながらも楽しめる感性はいいよね。

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    2024年11月24日
  • ナゾトキ・ジパング HANABI

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    第2弾。
    サラッと読めて面白かったけど、動機がえっそんなことで⁉︎って感じでした。
    ケビンだけではなく秀次も活躍している様子があり、いい相棒感が出ていました。秀次の寮長らしさも。
    それにしても殺人事件に巻き込まれすぎです。

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    2024年11月08日
  • むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

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    今作品がシリーズ3冊目らしい。順はあまり気にならない。かぐや姫、おむすびころりん、わらしべ長者、サルかに合戦、ぶんぶく茶釜の5作のアレンジ。

    かぐや姫が地球上にもたらしたもの、それは探偵だったと言うのが面白い、そこまでのプロセスがユニークである。
    おむすびころりんは、まどマギを彷彿とさせる。そして此処でも探偵が誰かが鍵となる。
    わらしべ長者は、悪いのは誰か、そして簡単などんでん返しが楽しめる。
    サルかに合戦では、サルの本当の姿がどうなのかが面白い。登場人物たちの背景もあり、思いもよらぬ疑問が投げかけられる。よく構成されている。
    ぶんぷく茶釜は、サルかに合戦を先に読む必要がある。この二つが唯一

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    2024年11月07日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    このシリーズは着眼点が面白いが、ミステリーとしては平易なものだと感じている。
    ただ、表現を紐解いてみると面白い。
    嘘にはたくさんの種類がある。虚偽と誤認、すなわち騙しと勘違い、どちらも事実と異なることを言っている。虚偽は事実と知っていながら言う嘘で、勘違いは悪気なく間違った事を言う。
    決算短信を読んでいると時々虚偽がある事を開示されていることがある。間違っていると気づいて修正していないと言う意味なのだろう。

    今回はピノキオとの出会いから始まり、ピノキオと共に白雪姫、ブレーメンの音楽隊、三匹の子豚と殺人事件の解明をしながら、目的地へ進む。
    思わぬ犯人が浮き彫りになるストーリーは面白い発想だった

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    2024年11月07日
  • 浜村渚の計算ノート

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    数学ミステリは難しいと思っていたが、この作品ではそうでも無い。初心者入門書である。ゆるいながらも数学の知識が役に立っているため、しまった内容になっている。楽しめました


    「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生だった! 新時代数学ミステリー!! (講談社文庫)

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    2024年11月04日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    昔話のオマージュで読みやすい。
    ピノキオが可愛い。
    謎解きありの童話を読んでいるよう。昔話にでてくるキャラクターがそのイメージとは違う性格なところが驚きありでおもしろい。

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    2024年10月30日
  • 踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館

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     伝聞の形の怪談集。

     あまり関係ないけど、子供のころの俺は寝ると東西南北どちらの方角を向いて寝ているのか感覚で分かっていた。
     いつも寝る方向は東向き、でも祖父母の家で寝たときは西向きだったから違和感があった。

     成長するにつれ、いつの間にか失った感覚だ。

     さて、本書は怪談集63話。
     子どもが出会った怪異、猫にまつわる怪異、病院の怪異、道で出会う怪異など。
     この話を読んで、子どもって謎の感覚を持っているよな、と自分の子供時代を思い出した。

     ちなみに私は経験から山の神の存在を信じているけど、幽霊や怪異といった類は信じていません。

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    2024年10月20日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    赤ずきんのミステリー第二弾
    所謂、特殊設定ミステリー
    謎解き自体は可もなく不可もなく
    ピノキオをはじめ、白雪姫、プレーメンの音楽隊、ハーメルンの笛吹き、三匹の子豚の面々が物語に登場
    グリム兄弟やアンデルセンの童話は民話伝承を構築し直したものなのに、そこに明確な原作者のいるピノッキオが違和感なく並んでいるのは凄いことなのではないかと思った

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    2024年10月19日
  • ナゾノベル 数は無限の名探偵

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    はやみねかおる、向井湘吾、井上真偽、青柳碧人、加藤元浩 5人による、数学をテーマにした児童向けの推理小説5編。

    この5人のお話が一冊に入っているって、かなりすごいことではと思う。
    ただ、数学がニガテで頭の中から出してしまっているためか、読んでも頭に入ってこないところが…。数学の理論などは飛ばして読んでしまった。
    個人的には井上真偽さんと青柳碧人さんのお話がおもしろかった。
    それぞれのキャラクターも味がある。
    「数学は魔法」という観念はなかったなぁ。
    そうやって考えてみたら、学生時代にもっと興味を持って数学に向かえたかも。
    確かに、「数は無限の名探偵」だ。
    数学に悩む前の小学生、中学生にぜひ

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    2024年10月13日
  • 踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館

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    怖い話を集めた覚書のような短編集。
    ゾッとする様な表題作、少し切ない「アコが来たぞ!」「猫が死んだ理由」など聞いたままに広げている。そこに解を求めない聞きっぱなし書きっぱなしの怖い話。

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    2024年10月13日
  • 踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館

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    2023年に刊行された『怪談青柳屋敷』の続編で63篇が収録された実話怪談短篇集。

    私自身は金縛りに遭った事もなければ視えた経験もないだけに、この作品集は未知の世界で、それ故に本当に恐ろしい。

    「子ども部屋」「猫ちぐら」「医務室」「仏間」「渡り廊下」「浴室」「暗い書斎」「行き止まりの階段」
    各章のタイトルだけで読み進めるのを躊躇するほど不気味。

    フィクションならいざ知らず、全話実話。
    1篇読むごとにゾワゾワ、背筋が徐々にひんやりしていった。

    たった二頁なのに強烈なインパクトを残す『公園のトイレ』。
    この作品が一番の恐怖。

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    2024年10月09日
  • 怪談刑事

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    霊障や呪いを原因として未解決になった事件を再捜査する刑事。
    そこに刑事只倉の娘の婚約者で怪談師(稲川淳二さんを想像)をしている炎月が絡んでくる。
    事件は現実的解決をしていきますが、それだけでは終わらない。さすが、怪談と名乗ってるだけある。でも、怖くはない。

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    2024年09月10日
  • 浜村渚の計算ノート

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    初めての浜村渚シリーズ。数学って意味あるの? だれもが学生の時に一度は思ったり、誰かから聞いたりする言葉ですが、そんな人たちに数学の面白さを伝えられるような、優しいストーリーだったと思います。自分は一応理系の端くれですが、新たな発見が個人的になかったのが残念。「0で割っちゃダメ!」は好きなセリフでした。
    (本作のテーマ…4色問題、0、フィボナッチ数列、π)

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    2024年09月09日
  • 怪談青柳屋敷

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    短い怪談の寄せ集め。
    似たような話はまとめて章ごとに編成されている。
    元々怪談は読まないし、何も見えないので、淡々と読みはしたのだけど、この作者様の文章は好きなのでサクサク読めて楽しかった。
    満足度は高め。
    いくつか、結局その先どうなったんだろう…と気になってしまって、そういうのがまた怪談のいいところなんだろうなーと改めて思った(ミステリなら回収してくれないと困るものねぇ)

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    2024年08月18日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    表紙のテイストが変わってしまって残念。
    あとこういうアンソロジーに載るシリーズ物の番外編が苦手。

    五十嵐律人「千鳥の契り」が特に良かった。

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    2024年08月06日
  • 怪談刑事

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    ベテラン刑事の只倉はオカルトめいた未解決事件を再調査する部署、通称「呪われ係」に異動になる。心霊否定派の彼は異動に不満を持つが、娘が怪談師を彼氏として家に連れてきたことに反発し、「こんな話、おれが怪談じゃなくしてやる!」と推理を駆使して事件を合理的に解明してゆく、という連作短編集。
    どこにでも絡んでくる怪談師の炎月と、心霊否定派でありながら炎月主催の怪談イベントにもゲスト出演してしまう只倉がなかなか面白いコンビ。怪談といっても怖さはなく、キャラのせいか全体的にとぼけた感じで読みやすい。
    ベストは怪談イベントで仏像の怪談を語る「対決・仏像怪談」。

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    2024年08月05日