青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集なのでサクサク読めたのは満足!ただあんまりどれも刺さらなかった感じ。以外メモ。
「私を見ないで」
1話完結ミステリドラマのひとつな雰囲気。
「微笑みに死す」
少し不思議ストーリー。「時坂家の嫡男は微笑みながら息を引き取るという。」これは好きなタイプだった。
「名もない男」
喫茶店の店主と俳優。
「死を招く蝶」
タクシーの中で美女が語るミステリー。これも好きな感じ。
「薬師川家のあやとり」
相棒…!て感じ。こんな刑事はいねぇ!なんだけど、キャラが濃いのは面白かった。あとつよつよおばあちゃま。
「廃墟で◯◯してみた」
ミステリーというか人怖ホラーじゃないんですか…?ってなった。
全体的にヒューマンドラマな感じと後味悪さのあるのが多くて、読後感すっきりではない。ひとつひとつが悪いわけではないんだけど、束になって読むとやや気持ちが落ちるという感じ。 -
Posted by ブクログ
この作家さんのミステリは何冊か読んだけど
どれもキャラや舞台の設定がユニーク。
今回の探偵役は教育系の出版社で
地理の参考書を作っている編集者女子。
事件はだいたい刑事の彼氏が持ってくる。
全部で6話、犯人は早めに判明する倒叙形式。
なので、麻子が解き明かすのは
不可解な現場の謎や、犯人特定の決め手となる証拠。
大富豪が残したメッセージとオーストリア国旗。
犯人のアリバイとキリバスの土産物。
テーマパークを経営する姉妹とパナマ運河。
パズル作家と世界一長い名前の駅。
遺産相続に関わる地図記号の秘密。
研究者とある湖の特性。
5番目の地図記号と遺産の隠し場所の話が
私は一番おもしろかったです。ニヤリ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ留年して2回目の大学3年生の秀次と、日本文化が好きだけでなく、豊富な知識のある留学生ケビンとのコンビが活躍する謎解きミステリーの2作目。
前作に引き続き、秀次たちは、何度も事件に巻き込まれ、時には犯人の疑いをかけられたりしてしまうが、そのたび、ケビンの洞察力をもってその謎を解き明かしていくというストーリー。
ただし、せっかく犯人が分かっても、自称「ロサンゼル帰りのキレモノ美人刑事」と自意識過剰な女性刑事に我が物顔ですべて手柄を持っていかれてしまう・・・
個性的な登場人物たちの、軽快で、時にはちょっとハチャメチャなストーリー展開もあるけど、面白く一気に読んでしまった。
さて、幼馴染でちょっと気は強いけど優秀な理沙と秀次は、今後、どうなるのかなぁ~。ちょっと気になる。
3作目出るかな -
Posted by ブクログ
おじさんにクッキーとワインを届ける途中、赤ずきんはピノキオの右腕を拾いました。ピノキオは体をバラバラにされていて、赤ずきんはそれらを集めるために旅に出ます。
ところが、向かった先で起きた殺人事件の犯人として逮捕されてしまい……。
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』の第2弾。
映像化もされた童話×ミステリシリーズの第2弾。
ピノキオの他、白雪姫や三匹の子豚、ハーメルンの笛吹き男など、有名な童話をテーマにして繰り広げられる連作ミステリです。
慣れ親しんだ童話が、ちょっとダークな世界観で事件の舞台になっているのが面白い。
ただの「お姫様」「魔女」などのアイコンとしてではなく、それぞれ欲望や望みや悩みがあり、キラキラした童話の登場人物ではなく、固定概念を覆るような醜さや弱さといった人間らしさがあるのが好きです。
ハーメルンやブッヒブルグの町の現状なんて、ちょっと今の現実世界への風刺のようにも感じました。
そんな登場人物達や事件を見てきたが故のラストシーン、良かったです。
個人的には、ヒルデヒルデさん(白雪姫の魔女)が好き。