あらすじ
世界のいろいろな国で事件を解決してきた赤ずきん。そんな「赤ずきんシリーズ」の第4弾が登場! 今作では「うさぎとかめ」「オオカミ少年」「アリとキリギリス」といった教訓話で知られるイソップ童話の世界で事件が起き、赤ずきんはこれまで同様死体と出会います。シリーズ史上最高の伏線回収にも注目です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シリーズ物ですが、この本から読み始めました。
これまで様々な事件を解決してきた赤ずきんが、イソップ童話の中での事件に取りかかる物語です。
「厳しさよりも寛容さのほうが、ことを上手く進められる」
Posted by ブクログ
いくら賢い赤ずきんでもイソップや北風はかなりの強敵だし、頭脳でどうにかなるのか?って不安でした…まさかの度胸で乗り越えてしまった!さすがです!やっぱ赤ずきんかっこいい!
普通、目の前で知り合いが凍らせられたら怖すぎるのに…
名探偵は頭脳だけじゃなくて度胸も必要なんですね!
「うさぎとかめ」が特に好きでした!
のんびりしてるかめが、まさかナイフを振り回すとは…(笑)しかもすばやいのが面白かったです。
人を殺してしまうほどの情熱でリンコーに恋してたのも、人は見た目だけじゃ分からないものだなあと…(かめだけど)
びっくりだけじゃなく学びもありました!
船には乗れたけど、まだ家に帰るとこまで見届けてないので、もしかして帰るまでになにか事件が起こるのでは…!?
また赤ずきんに会いたい!
Posted by ブクログ
赤ずきんちゃんシリーズ最新刊。
毎回面白くなっていく。今回はイソップ童話しばりでより楽しめた。
お馴染みの五月女ケイ子さんの表紙がイイ!登場人物が描かれているので毎回楽しみ。
きっと続編もあるでしょう。
Posted by ブクログ
このシリーズ好きだなあ。何というか全てがうまく噛み合ってちょうど良いというか。
心臓に悪い酷い鬱展開もなく(人は死ぬけど)、赤ずきんの決め台詞も気持ちいいし、夜に一話ずつ読んでほっこりできる。
続編も楽しみ。
Posted by ブクログ
青柳碧人さん、安定の赤ずきんシリーズ。この装丁の五月女ケイ子さんの絵とベストマッチ。今作はタイトル通りのイソップ童話がベースのミステリ。うさぎとかめのレース中に殺人事件が。オオカミ少年がゲームになってたり。アリとキリギリスでは蟻の姉妹の1人が殺されていた。あ、一応全部人間という前提です。いや、動物も出てくるか。最後のねずみはどっちなんだ?って感じだった。全編通して北風と太陽が舞台になっている。北風はもはやブリザードになってたけど。まぁ相変わらず息抜き的な読み物でした。その割には面白いんだけどね。
Posted by ブクログ
赤ずきんシリーズ第四作目。イソップ童話を基にした童話ミステリ。「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」「オオカミ少年」「北風と太陽」の四作を下敷きにして、トリック、伏線回収まで、ミステリに昇華している。特に、最終「北風と太陽」におけるどんでん返しは強烈。
Posted by ブクログ
前回のアラビアもおもしろかったけど、今回のイソップもいい!
“教訓の番人イソップ”って皮肉が効いていて、よく毎回おもしろいアレンジするなと感心してしまう。
正直マンネリ感は否めないけれど、子供の頃に読んだ清く正しい童話があれこれアレンジされる楽しさでカバーされている。
赤ずきんがまだお家に帰れてないってことは、続編があるよね。
次も楽しみにしてよー。
Posted by ブクログ
赤ずきんシリーズ第4弾⟡.·
今回はイソップ童話の世界のお話です( ˙˘˙ )ノ
やっぱり赤ずきんは死体と出会いまた事件を解決していきます。さすがの名探偵。いつもの決めゼリフも健在です⟡.·
とりあえずイソップさんが怖すぎるのよ。。
真面目に生きていただけに北風の力を手に入れてしまったんだよね…。
アリとキリギリスのお話で、会話が詩になってて歌いながら喋ってるもんだから面白い(笑)でも毎度それで返事されたらうっとおしくなるかもww
そして不実はあった、、。
イソップ童話なので教訓をしみじみ感じる。
オオカミ少年や金の斧も出てきたり。
真面目なイソップさん最後苦しんでたけど赤ずきんやみんなに救われたね(;;)復讐したって何も変わらないもの。過去に縛られてるのではなく未来を生きられるように。
厳しさだけでなく寛容さも大事。
今回の教訓ですね!!!
登場人物に動物とかの名前が使われていたからてっきり動物かと思ったけど人間だったのか、、。
そして赤ずきんは無事にお家に帰れたかな( ᴗˬᴗ)
また続編があれば見たい.ᐟ.ᐟ
Posted by ブクログ
イソップさんのおかげで、ユーミンのBlizzard を脳内再生しながら読みました。
気づいたらユーミン声が出ていたようで、子どもから「ママ、なにそれ?どうしたの」と聞かれました。
赤ずきんは相変わらず賢いですね。
命を賭けるシーンが何度かあり、頼もしさが増しています。
イソップ童話を久しぶりに読みたくなりました。
北風と太陽は、なんだかしみます。傷口にしみる感じです。
太陽に憧れながらも、いつも北風になってしまう自分を反省。
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。前作の続きというか帰る途中で事件に巻き込まれます。一つづつ解き明かしていきながら、なんとか帰ろうとする逞しさは健在です。
教訓の中に寛容さを取り入れる懐の広さ。イソップの脅威と対峙しながら信頼できる仲間を得て殺人事件を解決していきます。
Posted by ブクログ
赤ずきんさんがキレッキレだった
不実であっちゃいけないけど許す寛容さも大事
人のうえに人をつくらず 的な教訓も勝手に感じ取った
前作に引き続きもともとの作品も読みたくなる
と書いていて前作のときも読んでないので 年内には絶対読もう
Posted by ブクログ
1話目と2話目は本格ミステリ感があって良かった。ピントが露骨で推理しやすいから初心者向けかも。
最後の話も叙述トリックがなかなか面白かったものの、推理にあまり影響しないのが勿体なかった。
ちょっと尻すぼみ感は惜しい。
Posted by ブクログ
トリックはかなり突拍子もないものが多いですが、読みやすく、トリックよりも、物語の楽しさを求める方向けかなと思います。伏線回収もあり、非常に楽しい作品でした
Posted by ブクログ
今回のテーマはイソップ童話。
正しくない行いをするとイソップに凍らされると、恐ろしい仕打ち。
イソップが黒幕だと思っていたけど、ラスボスはまさかの人で驚きでした。
最後まで気が抜けない展開でスッキリでした。
次はどんな物語がテーマなのか楽しみです。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。よく知ってるイソップ童話をアレンジして面白い話に仕上がってる。ムチャクチャ面白いってことはないが、その話もそれなりのレベル。まだ、冒険は続くのね、赤ずきんちゃん
Posted by ブクログ
赤ずきんシリーズの最新作。今回はイソップ童話がモチーフになっていたので、前作よりも話のイメージがつきやすかった気がします。いつもながら童話と伏線のはりかた、赤ずきんの解決の仕方など、楽しく読めた作品でした。
Posted by ブクログ
今作は「うさぎとかめ」「オオカミ少年」「アリとキリギリス」とった教訓話で知られるイソップ童話の世界での事件。最後の「北風と太陽」で伏線が見事に回収される。恐怖の大王として登場しているイソップがなかなか個性的で赤ずきんとのキャラの対比が面白い。果たして赤ずきんが無事に家に帰れる日は来るのだろうか。
Posted by ブクログ
童話チックな解決は少し残念だったけど、推理パートは面白かった。すこし気になるところも残ってて、何かを見落としているような気がするけど、結局分からないまま。続きも楽しみ。
Posted by ブクログ
今回わりとあっさりしてた。童話や昔話のキャラじゃなくて動物が多いせいかと思ったが、動物じゃなくて人のあだ名だった!恐るべしグリース国。
Posted by ブクログ
赤ずきんシリーズ第四弾。
今回はイソップ物語がテーマ。
行く先々でイソップ物語にまつわる人たちと出会い、赤ずきんが事件を解決していくスタイル。
「オオカミ少年ゲーム」のルールはめんどくさくて飛ばしてしまったけど、そう影響はなかった。最後の叙述トリックもそれいるのかなぁという感じ…まぁいいけど。
ラスボスが"北風"だったのはちょっとおもしろかった。…でもイソップってギリシャの奴隷とかそんなんじゃなかったっけ?とか思ったけど、まぁいいか。
Posted by ブクログ
シリーズ四作目と言う事もあり少しマンネリ化した感があるけど、相変わらずサクサク読み進めることができた。
ハラハラドキドキはないけど、安心して読めるミステリーだと思う。
まだ旅の途中ということで続編が期待できそうだ。
Posted by ブクログ
赤ずきんシリーズの4冊目。相変わらずさくさく読めるし、トリックのヒントも作中に丁寧に散りばめられているので、お手軽ミステリー入門編という雰囲気。前回のアラビアンナイトが魔法ありきの謎解きで奇想天外だったので今回は地に足のついたトリックが多かったかな?