遠藤周作のレビュー一覧
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ネタバレ正義感に燃える記者と、キャビアアテンダントと、元同僚
戦時中捕虜で人体実験をした医者と、癌に苦しむ貧乏ないも売りの老人と、よるまで働く孫
死と老いに怯え若者に変装する虚栄心に塗れた大学教授と、受動的で追従するだけの母親、父親に不信感と反感を抱きグレた娘
落単を社会と学校のせいにし、退廃的に生活する大学生の2人
体を餌になんぱ待ちをして食事を奢ってもらい嘘をつき逃げる を繰り返す倹約家の少女
他人の悲しみに不幸を感じ他人の喜びに幸福を感じる日本語のたどたどしい臆病なフランス人
の群像劇で送られていく
最初はセリフが多く、コミカルな会話が主軸となっていて、前回の「白い人・黄色い人」に見られたよう -
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ネタバレぐうたら社会学
著者:遠藤周作
発行:2011年5月25日
集英社文庫
以前の刊行:1979年10月、集英社文庫
初出:
『週刊文春』1965年2月22日-5月10日連載
『東京新聞』1966年1月9日-3月20日連載
『主婦と生活』1966年1月-12月連載
『主婦の友』1970年5月、1971年4月、1964年4月
『文藝春秋』1958年7月
『漫画読本』1965年3月、1957年1月
『北日本新聞』1970年1月8日夕刊
『週刊読書人』1959年7月20日
『毎日新聞』1967年7月1日夕刊
『サンケイ新聞』1976年3月22日-4月26日連載(『酔談』)
*遠藤周作が同じ東京都町田市 -
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ネタバレ白い人・黄色い人
著者:遠藤周作
発行:1996年4月10日
講談社文庫
初出:
『アデンまで』(三田文学1954年11月)
『学生』(近代文学1955年5月号)
『白い人』(近代文学1955年5月号、6月号)
『黄色い人』(群像1955年11月号)
『白い人・黄色い人』単行本(講談社1955年12月刊行)
*本書は1971年12月刊講談社文庫『白い人・黄色い人 ほか二編』を底本に、1975年6月新潮社刊『遠藤周作文学全集』第1巻を参照。
書名は「白い人・黄色い人」だが、内容は『白い人』『黄色い人』『アデンまで』『学生』の独立した短編小説から成る。『白い人』は、著者が32歳の時(1955年 -
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叙情的ではっきりとした意味はわからないのに、なんか心の奥の方にズシンとくる。
巻末の著者の年譜を見ると大変な人生経験っぽいから、そういう、実際にリヨンに住んでたとか病気で手術したとかの経験が重みとなって文字に乗っかってるのかもしれない。
そして100年前に生まれた人、普通にすげえと思った(笑)
大津の、神様…いや玉ねぎ(笑)への考え方は、無宗教でイベント事は全部祝っちゃう日本人にとってはそんなに珍しいものじゃないような気がして、多分そこがメインの盛り上がりどころなのに、いまいちピンと来ず。
他の作品に同名人物が登場するみたいなので、それらも読んでたらまた受け取り方変わったのかもなあ。
とにかく -
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昭和23年大学生の主人公吉岡努が素朴な女性森田ミツをもて遊び棄てる
吉岡の人生とミツの歩む人生の話
主人公がゲス過ぎて不愉快
自分はミツをいいように利用して弄んどいて「聖女だと思っている」って、お前が言うなよ
⋯とは思ったが、
読んだ後に落ち着いて考えると作者はわざとこう書いてるんだろうと思った
自分本位でゲスな男の主人公と、対する素朴で純粋な女の森田ミツが対照になされていて、それによってミツの「無私の愛」がより強調される形となる
森田ミツという一人の女性の悲哀の物語ともとれるし、キリスト教精神の「愛の実践」をテーマとしたものと捉えることもできる
ミツという人柄は、相手を存在そのもの -
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書かれた時代によって今の感覚では「古い」と思ってしまいそうな記述もそれなりにあるが、それはその当時でも著者本人が自覚している部分もあり、穏やかな語り口で案内される内面世界に不快感は一切無かった。これには、不必要な自虐が無い(自嘲的なユーモアが程良い表現に加工されて面白く示されている)ことも影響していそう。
男女の違いについては昨今のジェンダー観にはそぐわない箇所があるものの、押しつけがましさが無い上に、著者は男女どちらをも尊敬できる友人として見ていることが伝わる。違っていても、それで良いのだと思えた。
仏教の視点や数々の文化人との交流を踏まえ、著者の深い教養の一端を覗くことができる楽しさ