遠藤周作のレビュー一覧

  • 十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

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    手紙を出す際の極意。「読み人の身になって」「状況に応じて」認める。手紙やハガキが減った今でもメールの打ち方、タイミングに通じるものがある。2020.8.23

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    2020年08月23日
  • 白い人・黄色い人

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    カトリック作家として若い頃の作品。宗教、人種差別など作者が作品を通して伝えたいことが解説を見てようやく分かった。
    表現や深みある文章はさすがで、エッセイを見た時との印象の違いもすごいものがある。

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    2020年07月28日
  • 私にとって神とは

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    中高時代はプロテスタントの学校に通っていたのに、キリスト教がなんなのかちっとも説明できない自分が残念で勉強として読んでみる。遠藤周作のわかりやすい解説で目からうろこなのは、新約聖書の福音書は、各民間信仰をベースに書かれているため、なにが真実かはわからないということ。いってしまえば壮大な二次創作?!という。遠藤周作も強調しているのは、神とは存在ではなく、「働き」という言葉になんとなくしっくり。また民間信仰ベースだからこそ、自分にとってしっくりくるイエス像があってもいいのではないか?と私には読めた。父性的なイエス、母性的なイエス。神とは非常にパーソナルなものだ、という解釈に聞こえた。

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    2020年04月30日
  • 白い人・黄色い人

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     読み終えて解説を読んでみると、この作品は遠藤さんのごく初期の作品であることを知りました。内容がキリストの教えの部分が多く、後々の作品のように読者を惹きつけながらというよりも氏の考え方や伝えたいことが先にある作品だと思います。
     遠藤さんの作品がそのどれもに神が隠れていて神々しい感じがします。良い作品でしたが、面白いという様子ではありません。

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    2020年04月23日
  • 王妃マリー・アントワネット(上)

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    冒頭からとても読みやすい。たくさんの書籍などを参考にしているのだろうけど、そんなことにも気づかされないくらい物語の進行が滑らかで、堅苦しくなく、娯楽としてスラスラ読める。

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    2020年02月26日
  • 死海のほとり

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    イエスがゴルゴダの丘で貼り付けにされる迄の物語と戦時中キリスト教の学校に通い小説家となった主人公がエルサレムの地で旧友と出会い巡礼に近い旅をする物語が交互に語られる。

    キリスト教に対して無知な私は奇跡の人=イエスキリスト
    と思っておりましたが本作では違った語られ方をしております。


    本作を読み思った事は宗教にとって教会とはなんなのだろう、戒律とはなんなのだろう?奇跡は本当に必要なのか?という事です。

    争い事の火種、集金と得票の為のシステムとなる宗教に興味と敬意を持つ事は出来ませんが、本作の著者が書く『イエスの生涯』を読んでみたいという興味が湧きました。

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    2020年02月15日
  • さらば、夏の光よ

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    ネタバレ

    すぐ読み終えられたが、サラリと流せないような痛みが心の奥に残った。
    善良であれば、善良であっても、善良だけでは、、、
    3名はそれぞれに、一番欲しいものを手に入れられなかった。でも3名が選んできた道は間違っていないのだ。たとえ最良の選択でなくても、それを繰り返して人は生きている。

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    2019年09月30日
  • 眠れぬ夜に読む本

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    ネタバレ

    気楽に読めるものから、深く心に響くものまで、1人の夜にパラリと開くのにぴったりだ。
    著者の本を数冊読んで生い立ちを見てイメージしていた人物像とは全く違った。
    好奇心旺盛な人柄がよくあらわれていた。
    おすすめとしてあげられていた本も読んでみたいなぁと思う。

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    2019年09月07日
  • 白い人・黄色い人

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    白い人の舞台は第二次大戦中のフランス。
    生まれつきの容姿に対するコンプレックスを持った主人公は敬虔なプロテスタントである母に清くあることを強いられるが、それに反する精神が芽生えていく。
    黄色い人のテーマは信仰心を持たないが故の幸せ。
    女性と関係を持ってしまい破門となった神父は神を裏切ってしまったことに悩むが、それに対し日本人はキリスト教徒ではないが故にそのような悩みを持つことがない。それを肯定も否定もしないが、それに気づいたという話。

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    2019年08月16日
  • 反逆(下)

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    ★3.5。
    荒木村重の話をもう少し詳細にやってくれるかと思ったら違いました、、、
    この作品って要するに信長という日本史上の特別な異人から放たれる普通の人々の悲哀の物語集ということなのか。現在と同じですよね、トップと同じ思考で生きることなどできる訳ないんですよね、それが人間社会ってもんです。皆、何かを諦めつつ、でも前を向くというか。
    ところで来年の大河、楽しみにしてます。観ようと思ってるのですが、まさに本作とオーバーラップしそうな感じ。その意味でも、望外ですが予習になったかもです。

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    2019年06月27日
  • 反逆(下)

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    ネタバレ

    筆者は、荒木村重の妻だしに愛着があると書かれていたが、この女性に強い感銘を受ける人は多いだろう。死を目前にしても取り乱さないその信念、ちょっとやそっとじゃ真似できない。美しい衣裳をまとい凛と処刑に向かう女たち、肝が据わってて涙が出てくる。
    辞世の歌に生きた証を感じる。肉体も魂もなくなったけど、その思いだけは形としてこの世に残ってる。
    死にゆく人々の姿が印象に残った。死に際に人生が出るんだと思う。

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    2019年05月18日
  • 反逆(上)

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    ネタバレ

    誰にスポットをあてるかで印象が変わるなぁと思う。
    何年もかけてこの戦略を繰り返す人生、誰かに仕える人生、それぞれにおいて常に死と隣り合わせという人間模様が壮絶すぎるなと思う。時代が違えば人殺しが無く、生き死にを賭けなくても上の地位につくような人が何人もいるんだろうな。
    宗教の話はやはり面白いなと思う。

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    2019年05月10日
  • ぐうたら生活入門

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    気楽に読める。
    深い河と一緒に買ったが、そのギャップが激しい。

    自分を社長と思いこんでふるまう人の話は面白かった。

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    2019年04月26日
  • 白い人・黄色い人

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    絶望を知る「白い人」に対し、「黄色い人」はただ疲労するだけなど、日本人はキリスト教を理解し得ないのではないか、という信仰に基づく懐疑を、感情から掘り下げている。解説の通り、初期作品であり後に遠藤文学で大きく展開されていくテーマが既にはっきり現れている。

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    2019年04月05日
  • 十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

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    謇狗エ吶?譖ク縺肴婿縺ォ縺、縺?※縺ョ縲√Θ繝九?繧ッ縺ェ how to 譛ャ縲ょ?螳ケ縺昴?繧ゅ?縺ォ縺輔⊇縺ゥ譁ー蜻ウ縺ッ縺ェ縺?′縲√↑繧薙→縺ェ縺丞庄隨代@縺??

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    2018年12月31日
  • 十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

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    ヒョンなことから何冊か読んでる遠藤周作、面白いんだよなぁ。みんな読めばいいのに。
    この本に関して言えば,今言われてるようなことって大体何十年も前から言われてるんだなぁ,なんてことをフレーズに引用した。

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    2018年12月26日
  • 眠れぬ夜に読む本

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    『沈黙』を読んで次に何を読もうかと物色していた時にこの本に出会った。
    タイトルがいい。
    しかし、内容の時代感、遠藤周作自身の価値観が思いの外軽くていい。
    特に非合理的なものに惹かれるという話と準備をしなければ遊びにならないという話は好きな話だ。

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    2018年12月09日
  • さらば、夏の光よ

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    遠藤周作に限らず、例えば井上靖にも共通して感じるところですが、こういう恋愛小説を書かせると途端に時代を感じさせるというか、多分将来読まれないと推察される作品になってしまう良い作家が結構いるというのは結構興味深い現象だと当方思っております。
    悪くないんですけどね、でも深くないんですよね、正直。そういう意味でこの手のジャンルがその後に深掘りされていると言えるのかもしれず。

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    2018年11月24日
  • 王妃マリー・アントワネット(上)

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    王妃マリー・アントワネットの華やかで孤独な宮廷での生活が、マルグリットという架空の最下層の娘の暮らしと対比されます。ノストラダムスやサド侯爵など同時代の有名人もたくさん出てきます。

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    2018年11月07日
  • 聖書のなかの女性たち

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    宗教に生きるってどんな感じなんだろう?
    ほんの少しだけ垣間見ることができるエッセイかな。
    ともかく色んな教養が無いと内容が理解し切れないことだけはよく分かりました。

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    2018年10月13日