神永学のレビュー一覧
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【あらすじ】
川崎の宿場町で。妖怪・火車が人を焼き殺すという怪異が発生。
京の都に向かう途中だった憑きもの落としの浮雲と薬の行商・土方歳三は成り行き上、その怪異を調べることになる———。
【感想】
新刊のお知らせを新聞の広告欄で見かけて、購入。
シリーズものと知らずに読み始めてしまいましたが、シリーズの7冊目でした。
途中に過去の経緯などが書いてあるので、抵抗なく読み進めることは出来ましたが、やはり登場人物の背景をちゃんと理解するのには、1冊目から読まないとダメそうですね。
赤い眼で霊を見ることが出来るという部分や、主人公の名前が浮雲であったりと、きっと八雲シリーズに繋がって行く -
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天命探偵シリーズ完結編
前作を読んでから数年が経っていたから、忘れていた人物や人間関係があったものの、アクション満載のノンストップエンターテイメント感は変わらずで一気に読めた
探偵としての4作と警察組織でのネクストギア3作いずれも抗えない運命に翻弄され、凄まじい過去を持ち、命の選別を強いられる苦しさがありつつ、スピーディで現実離れした圧倒的なスケールでの展開ら読んでて面白い
でも、よく読むと決して他人事ではない自分の身近な問題が潜んでいて、実は考えさせられる話なのだなと気付く
本当は自身に周りに問いかけなければならない事が入っているのだ
あとは、個人的に気に入っている真田のセリフ「ターゲット -
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本好きにはたまらない、本好きのための本!
本の中で本を読んでる人たちの話。
最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、
いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ!
昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!!
なんか、悔しくて涙がでそうでした、、、、
ホント、、、、
わたしはこれだけ本が好きなんだから、もっともっともっと応援していかなくちゃならないよな!!!!と、思った。。。
さすがに月30冊は買えないので、せめて数冊でも新刊買ってく!!!!!!!!!!
全力で本屋さん支えて行きたい。。そんなふうに思う一冊でした。
千早茜さんの -
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Posted by ブクログ
シリーズが進み第ニ章突入という感じ。歴史幕末という時代を背景に物語の世界が広がっていき、歴史上の登場人物が活躍する醍醐味を楽しませていただく。著書では才谷梅太郎(龍)の存在がこの後にどう繋がるか、また他の人物が現れるのではないかという期待を匂わせてくれた。
浮雲と歳三、梅太郎(龍)の3人の掛け合いも非常に物語を盛り上げた、ある時はQ & Aであったり、剣劇であったり心踊らされる要素充分であった。確実に物語の核心へ進んでいることを実感でき、これからの展開が楽しみで仕方ない。著書の最後に書かれた著者の言葉
「待て‼︎ しかして 期待せよ‼︎」
期待して待とう! -
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Posted by ブクログ
シリーズ4作目。
一難去ってまた一難。そして回を追うごとに事件のスケールも大きくなり、今作では核爆弾によるテロ計画が発覚。
前作までは志乃の見た夢をヒントに人が死ぬのを防ぎ運命を変えてきた真田たちだったけれど、今回は行動したことで別の悲劇が起きてしまい、いつも誰よりも突っ走る真田が葛藤する場面は印象的だった。そしてシリーズを重ねる毎に真田たちに強力な助っ人が増えていくのがなんか良い。
終盤、失敗が許されない状況での真田と犯人の直接対決にはヒヤヒヤしながらも先が気になってページをめくる手が止まらず一気読み。鳥居ファンとしては、彼がチームの一員として活躍してるのも嬉しかった。もう助っ人枠ではな