神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このシリーズが気に入っている理由は、
物語の発端こそオカルト現象ながら、
解決は必ず現実的なところ。
本当に怖いのは、霊じゃなくて人間サマだからな。
今回は、ビルから延々飛び降り自殺を続ける
女性の霊を何とかしてほしいという
依頼を持ち込まれたのが事件の始まり。
現場を視察に行った八雲の前にあらわれたのは、
やはり霊が見えるらしい霊媒師の男。
強い怨念を遺して死んだ女性の願いとは?
平行して描かれるのは前巻で事件に巻き込まれた
新聞記者・真琴の事件。
彼女の女友達がこつ然と密室から姿を消す。
それより少し前から霊障現象に悩まされていたという
その女性は、霊によって連れさられたのか?
二つの -
Posted by ブクログ
旅路用に1巻を前もって買って、持って行ったのだが…。
あっという間に1巻を読み終えてしまい、
あわてて途中の駅で2巻を買いました。一気読み!
これ、なんか文芸社の広告とかで
私が思っていたイメージと、
良い意味で全然違ってました〜。
もっとホラーが強くって、オカルトぽいものかと。
なんの、なんの、しっかりミステリ的に
解決していくではないかい。
彼が一般の「探偵役」と異なるのは、
その赤い左瞳で本当に死者が視えること。
それ以外の特殊な能力はなく
「除霊はインチキだ」とか言ってるし。
しかし、視えるだけで何もしてやれない…
なんていう殊勝な性格のわけはなく、
始終ふよふよ浮遊霊が視えたりし -
Posted by ブクログ
心霊探偵八雲シリーズ番外編。サウンドカラー共感覚を持ち、人の声に色を見ることができる高校生・琢海。美術室の「呪われた絵」の噂を調べるうちに遭遇した殺人事件、そしてその犯人が憧れの先輩なのではないという疑惑を抱えた彼が出会ったのは、孤高のクラスメート斉藤八雲。青春の苦さと痛さと清々しさがいっぱい詰まったミステリです。
八雲シリーズを読んでいれば、犯人が幽霊とかいうパターンはないのが分かるし。しかしあの人が犯人というのはあまりに安直なので違うのだろうな、と思ったりもしましたが。それでも犯人にたどり着くことができませんでした。伏線はいろいろあったのになあ。私もいろんなものが見えていなかった……!
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