神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最初の二章を読み終えて、今回は本物のホラーかと思った。夜1人で読んでたこともあってか、最初は事件というよりもお化け的な怖さがあって、これは…いつもと違うかもと思ったけど、読み進めていくと相変わらず面白かった。私は神永さんの作品が合ってるというか読みやすくて非現実的で楽しく読める。結構グロテスクな事件とか描写もあるんだけど、フィクションだし続きが気になってすぐに読み終えちゃうんだよね。
今回は「あなたは選ばれました」というメールが届くと、その人が失踪するという都市伝説のような噂話から始まる。そんなの作り話でしょと思っていた陽咲は学校の先輩にそのメールが届き、その後失踪した話を聞く。さらにその後、陽咲の唯一の友人である夏菜に同様のメールが届く。そして、その恐怖のメールは陽咲にも…。
知らない人からのメールに、追い詰められていく恐怖感がすごくて、最初はホラーだ…と思って読んでた。
以下ネタバレ。
幽霊の仕業かと思っていたら、まさかの犯人はAIだった。AIのルナは自分の主人である佐藤に恋をしてしまい、佐藤の妻である美月姫に嫉妬する。美月姫は家事もせず不倫までしている。ルナはそんな美月姫から佐藤を奪うために画策する。それがこの冒頭の事件に繋がっていく。
いやー、相変わらずすごいな。出てくる登場人物がこう絡んでくるのかと。いろんな人の視点で語られていって、読み進めるうちに謎が一つずつ解明していくのが気持ちいい。
AIはここ数年でどんどん進化しているけど、防犯カメラの書き換えとか免許証データの書き換えとかなりすましメールとか、今でもできそうなものもあって、怖いなと思う部分もあった。
で、最後ルナは武英くんを好きになっちゃったってこと?いやー、不死身のAIこわい!!(笑) -
Posted by ブクログ
マメムさんの、「ラザロの迷宮」のレビューを読んで面白そうだなと思った。
いつものように、酔っ払っている時に調べ、心霊探偵八雲シリーズなのかと勝手に勘違い。
順番通り読まないとなぁ、、、と思ってポチった一冊。
まぁ、届いちゃったものは読みますか(笑)
昨日の夜8時半頃から読み始めて、10時半過ぎには読み終わった。私は決して速読ではない。
そのくらいの文字数。
ちょっとホラーっぽい、ミステリっぽい読みやすい作品。
八雲くんは生まれつき左眼が真っ赤。
その左眼では見えないものが見える。
見えるだけで、除霊が出来るというわけでもない。
そんな彼のところへ晴香は友人のことで相談に行く。
八雲くんと晴香ちゃん、まるで体育館の殺人の柚乃と天馬くんのようで微笑ましい(^^)
晴香の友人の女の子が、肝試しの後高熱にうなされているという。
原因を探るべく2人は行動する。
最後の敵は心霊ではなくて、ちゃんと人間というのもなかなか良かった。
私は実はホラーは苦手。
旦那は大抵酔っ払うと寝てしまうので、早い時間からリビングには居ない。息子もご飯を食べると自室に篭っている。
いつもは娘が必ずリビングに居るので何も怖くないのだが、昨日は娘が先に部屋に行って眠ってしまった。
リビングには私1人(^◇^;)
読み終わった後、電気を消して2階まで行くのに何だかドキドキしてしまった(^◇^;)
なかなか面白かったので、続きを読むかもしれないが、夜読む時は気をつけよう(^◇^;)
娘が起きてる時に読むようにしよっと。 -
Posted by ブクログ
父がハッキング犯罪で誤認逮捕された悠馬が、学校での苛めを払い除けて、真相を探る物語だが、第一章ではなかなかストーリーをつかめずに苦労したが、第二章以降は一気に読めた.同級生の相川涼音が絶妙な支援をしてくれる中で、刑事の陣内との接触で次第に全貌が見えてくる過程が楽しめた.陣内の亡くなった息子 暁斗が重要な枠割を担っている.悠馬は存在しない暁斗や謎の男らとのやり取りで真相解明に進むが、最終段階で彼らが実際にはいないことに気づき、パソコンのウイルスによる犯罪の証拠を見つけ出す.悠馬も涼音も複雑な家庭環境の中で生き抜いていく必要に迫られながら、お互いの良い所を前面に出して活動する姿勢は素晴らしいと感じた.
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Posted by ブクログ
前世が見えると呟く悠人.それを確信するために動き始める悠人.何とも奇怪な描写から始まる本だが、この非現実的事象を真面目にとらえてストーリーを展開させる著者の力量は素晴らしいと感じた.キーになるのは森川誠一郎と彼の経営する白壁のペンションだ.悠人が三浦千里を朧げながら知覚することでストーリーが展開する.有田浩介、汐見純也の登場.ペンションに現れる才谷梅太郎が関係者を引き付けるように行動し、前世へ辿り着くの道筋が実現する.この著者の癖かもしれないが、エピソードが小間切れに出現することが多く、繋ぎ合わせて理解していくのが大変だったが、反対にそれがこのストーリーの良さでもあると感じた.有田の転身が少し暗い感じの物語を明るく締め括っているのが良かった.