主人公と暁斗の友人関係は言い換えれば偽物のようなものだったけれど、表面だけの付き合いの友人関係よりはとても良い友人関係だと思った。
読んでいる間は涼音、陣内、悠馬の関係性がいまいち掴めなかったが、後半になるにつれ、頭の中にあるこんがらがった紐を解くようにわかりやすく明確に3人の関係性を示したところが読みやすかったと感じた。
過去と向き合い、親友の存在にも時間をかけながらも認めていく悠馬の姿はきっと、陣内にとっても涼音にとっても支えになると思うし、今後の自分の生きていく道標ともなっていくだろう。今後の三人に期待したい。