神永学のレビュー一覧
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ネタバレ3作目も変わらず面白かったです!むしろ近藤さん、沖田さんも出てきて、どんどん面白くなって言ってる気がします!ある程度の主要キャラ揃ってきてるのですかね。遊山とは別の怪しい人物…ゾクッとしましたがとても気になります。
なんかんだ浮雲がいい人なのがまた良きです。土方さんの存在感がかなり凄いです。他の方々もどんどん存在感が増して、魅力的なキャラになっていってます。
浮雲の正体というか秘密( ? )に少し言及されていて( すぐに遮られたのでそんなにはわかりませんが )気になります。そのうち出てくるのかな?
一番最初の『死人の理』が好きです。お坊さんは結婚難しいと思いますが、頑張って欲しい…応援し -
Posted by ブクログ
ネタバレ2作目もとても読みやすくて、面白かったです。そこまで長くない中編のお話が3話収録されてます。
今作は妖刀村正が出てきますが現代のお話だと名前だけだったりするので、出てきた瞬間もう嬉しくて跳ね上がりました⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ピョン ピョン 辻斬りだったり、幽霊屋敷だったり、村正だったり…江戸時代は毎日大忙しですね。
そして最初から最後まで土方さん大活躍。土方さんの正体を知っているというか、今後を知っているので「ですよね!」って部分もありつつ「ついて行きたい人」であるお方の存在がチラチラして…(∩˘ω˘∩ ) 最後の表情だけは不穏なので、今後どうなるのか…。
名前だけですが近藤さん -
Posted by ブクログ
左眼を負傷し
死者の魂が見えなくなった八雲。
失意の中にある彼をあざ笑うかのように
唯一の肉親である妹が
憑依状態のまま行方不明になる。
妹に憑いているのは誰なのか。
謎を解く鍵は、彼女の育て親である後藤が
調べ始めていたマンションの
ポルターガイスト事件にあるようだが。
久しぶりの「本筋」の続き。
アイデンティティ喪失中の八雲君は
シリーズ当初のようにネガティブ。
でもあの頃と違って今は
まわりが彼を放ってはおかないよ。
そして今回も晴香ちゃんが
頑張り屋さんで、けなげで(/ _ ; )
またラスボスに逃げられちゃったので
今後が心配ではありますけど。 -
Posted by ブクログ
高校時代の八雲に
「自分も霊が見える」と公言していた
クラスメイトの蒼井秀明。
そんな彼の妹・優花がある日
暴漢によって意識不明の重体を負う。
病室の枕元に立つ犯人の霊を見た
という秀明の申告は当然ながら
警察に信じてもらえない。
一方、優花は八雲のもとに幽体で現れ
「救って欲しい」と言葉を残す。
このまま長く本体に戻れなければ
優花は本当に死んでしまう。
八雲は晴香らと一緒に調査を始める。
そして犯人と思われていた男が
自殺していることを突き止めるのだが…。
「本筋」の続きは2年ぶりじゃない〜♥
今回も、安定して面白かった。
ちゃんと話が前へ進んでいるので
八雲君が変わっていってるのを
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昏倒から目を覚ましたとき、
八雲の前には一心の兄弟子だった僧侶が
無残な姿で死んでいた。
直前の記憶がないうえ、周りの状況からみて、
自分が犯人と思われるには充分と考えた八雲は
ひとり、逃避行を開始する。
一方、知らせを受けた晴香や後藤たちも
八雲の無罪を信じて、独自の調査をはじめた。
なぜ八雲は事件に巻き込まれたのか?
本当の犯人は誰なのか…?
今回も、最終的に大きな転換期となる1冊。
人生を変える大きな決断(実行?)をするものがあり、
失恋するものがあり、
自分の過去と向き合うものあり、
周りが変わっても変われないものあり…。
ここ何巻かずっと、石井刑事が気に入ってます。
ドジっ子( -
Posted by ブクログ
おお、ついに上下巻になっちゃった。
そのぶん内容もどーんとシリアスに、
いよいよ親子対決です。
八雲の叔父、一心が殺害予告を受け、
後藤・石井両刑事が寺を警護する。
しかし、たしかにふたりが見張っていたお堂の中で、
一心は何者かに刺されて重傷を負い、
生死の境をさまよう。
はたして犯人は?
本当に拘置所から殺害予告した
稀代の悪女のしわざなのか?
壁抜け、もしくは透明人間のSPEC( ^ω^ )
いえいえ、このシリーズでは
「霊的な存在は物理的な力は発揮できない」
お約束ですから。
やはり、そこに生身の人間の
愛憎が絡んでくるわけでして。
素直じゃないながらに相思相愛な
八雲&晴香カップ -
Posted by ブクログ
このシリーズが気に入っている理由は、
物語の発端こそオカルト現象ながら、
解決は必ず現実的なところ。
本当に怖いのは、霊じゃなくて人間サマだからな。
今回は、ビルから延々飛び降り自殺を続ける
女性の霊を何とかしてほしいという
依頼を持ち込まれたのが事件の始まり。
現場を視察に行った八雲の前にあらわれたのは、
やはり霊が見えるらしい霊媒師の男。
強い怨念を遺して死んだ女性の願いとは?
平行して描かれるのは前巻で事件に巻き込まれた
新聞記者・真琴の事件。
彼女の女友達がこつ然と密室から姿を消す。
それより少し前から霊障現象に悩まされていたという
その女性は、霊によって連れさられたのか?
二つの -
Posted by ブクログ
旅路用に1巻を前もって買って、持って行ったのだが…。
あっという間に1巻を読み終えてしまい、
あわてて途中の駅で2巻を買いました。一気読み!
これ、なんか文芸社の広告とかで
私が思っていたイメージと、
良い意味で全然違ってました〜。
もっとホラーが強くって、オカルトぽいものかと。
なんの、なんの、しっかりミステリ的に
解決していくではないかい。
彼が一般の「探偵役」と異なるのは、
その赤い左瞳で本当に死者が視えること。
それ以外の特殊な能力はなく
「除霊はインチキだ」とか言ってるし。
しかし、視えるだけで何もしてやれない…
なんていう殊勝な性格のわけはなく、
始終ふよふよ浮遊霊が視えたりし -
Posted by ブクログ
心霊探偵八雲シリーズ番外編。サウンドカラー共感覚を持ち、人の声に色を見ることができる高校生・琢海。美術室の「呪われた絵」の噂を調べるうちに遭遇した殺人事件、そしてその犯人が憧れの先輩なのではないという疑惑を抱えた彼が出会ったのは、孤高のクラスメート斉藤八雲。青春の苦さと痛さと清々しさがいっぱい詰まったミステリです。
八雲シリーズを読んでいれば、犯人が幽霊とかいうパターンはないのが分かるし。しかしあの人が犯人というのはあまりに安直なので違うのだろうな、と思ったりもしましたが。それでも犯人にたどり着くことができませんでした。伏線はいろいろあったのになあ。私もいろんなものが見えていなかった……!
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