神永学のレビュー一覧
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石倉毅と新垣の捜査陣、音楽家の朽木奈緒美、真矢秋穂、玉木和夫.コンダクターとして登場する結城康文、演出家・柏井武雄.ミュージカルプロデューサー・相場陽一郎、雑誌記者の野島啓祐、メンタルヘルスカウンセラー・松崎.登場人物の把握がまず大変.椅子に座った頭部のない白骨死体発見がストーリーの発端だが、各人物の動きが小間切れに出てくるので前後関係を確認しながら読んでいくのに苦労した.被害者が雨宮礼司と判明し、恩田匠が登場して事件の真相が次第に明らかになっていく過程が楽しめた.最も意外だったのは石倉の動向だ.ネタバレになるのでここまでにするが、このような奇想天外なストーリーを創造した著者の力量は凄いと感じた.
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心霊探偵八雲シリーズは、ナンバリングされているもの・SECRET FILES・ANOTHER FILESがあり、リアルタイムで追っているのではない私からすると、読む順番が非常に分かりにくいなぁと思っていた(刊行順だとナンバリングの間にSECRET FILESやANOTHER FILESが色々挟まっているので)。
こちらのあとがきを読むに、ナンバリングのものは八雲とその父親をメインとして進行するシリーズ、SECRET FILESは八雲が晴香と出会う前を描いた作品、ANOTHER FILESは八雲が晴香と出会った後の時間軸で本編では描かれなかった物語、とのこと。
この「いつわりの樹」は元々舞台用に作られたもので、その後新聞連載を経て加筆修正したものだそう。事件を通して、今まで他では出てこなかった石井の意外な学生時代が明らかになる。
「人間の記憶は主観的で、都合のいい部分だけ切り貼りしている。時間が経過するとその記憶は想いとともにさらに捻じ曲げられ記憶の改竄が行われる」「憎しみを抱いても、誰も幸せにならない」といった八雲の言葉が印象に残った。 -
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【あらすじ】
川崎の宿場町で。妖怪・火車が人を焼き殺すという怪異が発生。
京の都に向かう途中だった憑きもの落としの浮雲と薬の行商・土方歳三は成り行き上、その怪異を調べることになる———。
【感想】
新刊のお知らせを新聞の広告欄で見かけて、購入。
シリーズものと知らずに読み始めてしまいましたが、シリーズの7冊目でした。
途中に過去の経緯などが書いてあるので、抵抗なく読み進めることは出来ましたが、やはり登場人物の背景をちゃんと理解するのには、1冊目から読まないとダメそうですね。
赤い眼で霊を見ることが出来るという部分や、主人公の名前が浮雲であったりと、きっと八雲シリーズに繋がって行くのかな?という印象です。
時代小説も八雲シリーズも好きなので、どっぷりとのめり込んでもおかしくない設定なのですが、今は最初から読む時間が取れなさそうなので、またの機会に挑戦しようと思います。 -
Posted by ブクログ
天命探偵シリーズ完結編
前作を読んでから数年が経っていたから、忘れていた人物や人間関係があったものの、アクション満載のノンストップエンターテイメント感は変わらずで一気に読めた
探偵としての4作と警察組織でのネクストギア3作いずれも抗えない運命に翻弄され、凄まじい過去を持ち、命の選別を強いられる苦しさがありつつ、スピーディで現実離れした圧倒的なスケールでの展開ら読んでて面白い
でも、よく読むと決して他人事ではない自分の身近な問題が潜んでいて、実は考えさせられる話なのだなと気付く
本当は自身に周りに問いかけなければならない事が入っているのだ
あとは、個人的に気に入っている真田のセリフ「ターゲットロスト、バイク大破、俺ズタボロ」が登場しなかったのは残念…