神永学のレビュー一覧

  • 心霊探偵八雲3 闇の先にある光

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    八雲シリーズのいいところは、霊は物理的に何もできないところ。読んでも夜こわくならない。(結局いちばん怖いのは生きてる人間)

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    2017年05月29日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い

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    短編で読みやすかったです☆
    当たり前のように、心霊事件を解決しているメンバーの日常が、刑事ドラマのような感じもしますが・・
    本編に戻る前の平和な一時でしょうか?

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    2017年05月13日
  • 怪盗探偵山猫 鼠たちの宴

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    ショートストーリーが4つの形式ながら、相も変わらず山猫が胡散臭さをすばらしいほどに醸し出しているな、と感じました。これこそ山猫シリーズ。調子はずれの歌が何か分かった時に内心ガッツポーズをしているのは、私だけじゃないと思っています

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    2017年05月12日
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理

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    文庫化を待ちに待ていた新シリーズ。
    浮雲は本当に八雲に似ている(笑)

    各章の罪人たち、全く共感できず。。
    ただ、大きな流れは期待大です。
    狩野遊山との因縁というか、八雲シリーズとどう繋がっていくのか楽しみ。
    八十八の絵師としての成長がどう絡んでいくのかも注目。

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    2017年05月11日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い

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    なんだか本編全然進みませんが、
    いつもの、ちょいちょいお助け八雲さんが心地よいです
    そろそろ、ディープでオドロオドロしい本筋の方も進めてもらえると緩急ついてなおいいんですけどねぇ~

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    2017年05月03日
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理

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    幕末の憑きもの落とし。赤い布で隠した瞳は赤く、死者の魂が見える。八雲君と同じだ!!
    不思議な事件を解く、推理によって少しは霊によって。
    この時代によく合っている感じがする

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    2017年04月29日
  • 怪盗探偵山猫 鼠たちの宴

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    怪盗探偵山猫シリーズ3作目。短編集。
    息のあったバディもどきになった山猫と勝村の二人がいい。
    仲間とは言えないけれど、何故か信頼関係が築かれている。
    それは、山猫がけっして弱い者からは盗もうとしないからだろう。
    見過ごせない「悪」に対して、引くことなくクールに立ち向かっていく山猫にはスカッとさせられる。
    「袋の鼠」にはちょっとドキッとさせられた。
    山猫の正体が明かされてしまうのかと、「まだ早いよ!」と思いながら読み進んだ。
    まだまだ山猫には正体不明のままで活躍してほしい。
    初の短編集だったけれど、どの物語も山猫らしさが満載で面白い。
    起承転結もはっきりとしていて、最後には山猫の狙いがわかりやす

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    2017年04月11日
  • 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

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    怪盗探偵山猫シリーズ2作目。
    暴力団や外国人マフィアを狙い、叩きのめしていく正義の集団「ウロボロス」。
    彼らの行為は、一見すると正義の行いのようにも見えた。
    けれど、本当の目的は別にあった。
    とにかく展開が面白い。
    二重三重に考えつくされた山猫の作戦と、真の黒幕を引きずり出す手法は、いかにも今のネット社会が反映されている。
    前作で顔見知りになった勝村と山猫の、住む世界は違っているはずなのに、どこか通じあっているバディぶりが楽しい。
    神永さんの別の物語と少しだけリンクしている遊び心も、気づいたときにはちょっと嬉しかった。
    真生が決断した自分への責任の取り方もいい。
    けっして逃げることなく、自分な

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    2017年04月11日
  • 怪盗探偵山猫

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    「怪盗探偵山猫」シリーズの第一作目。
    雑誌記者・勝村に記者として取材の方法も、記事の書き方も、すべてを教えてくれた今井が殺害された。
    今井の事件を追ううちに、次々と事件と関わっていそうな人間と知り合う勝村。
    その中には、都市伝説化した「山猫」もいた。
    「金の前では、信念なんてロウソクの炎より頼りない」。
    そう考えている山猫だから、余計に自分自身の信念は強く固いものなのだろう。
    まるで時代劇に登場する正統派の盗人のように、「犯さず、殺さず、貧しきからは奪わず」を実践している山猫。
    犯罪を犯しているという自覚がある彼だからこそ、余計に自分に課したルールは絶対なのだと思う。
    彼を取り舞くチーム山猫と

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    2017年04月11日
  • 怪盗探偵山猫 黒羊の挽歌

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    第一夜「羊の血統」、第二夜「羊の叛逆」、第三夜「黒羊の挽歌」。第一夜に登場する黒崎みのりが魅力的。ベネチアンマスクで変装して、また登場してほしい。第三夜で、犬井が元相棒の牧野と再開するシーンも印象的。犬井が山猫との間に信頼のようなものを一瞬感じてしまうところは皮肉だが、どこか憎めない山猫と同様に、自分勝手で凶暴な犬井のキャラクターにも親しみを感じてしまう。

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    2017年04月08日
  • 殺生伝〈二〉蒼天の闘い

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    一吾のまっすぐさ、朔弥の健気さが美しい。
    一吾なら、あんなモノに負けないに決まっている。
    無名の目的が悲しくてならない。
    紫苑との関係はどうなっていくのだろう。
    矢吉と無名のあれは、一吾くん、にぶい(笑)

    さて、次あたり彼らの旅もクライマックスかな。
    早く読みたい

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    2017年03月20日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い

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    相変わらずのみんなの姿が嬉しい。
    お約束のやりとりの安定感にほっとするというか。
    事件は、切なくも温かい真相だったり、ヒトの身勝手さが際立つものだったりと、様々。
    短編集ということもあってか、全体にあっさりした展開ではあるけど、こめられた思いは浅くはない。
    1作目の「劇場の亡霊」の羽美が好き。

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    2017年03月10日
  • ファントム・ペイン―天命探偵 真田省吾3―

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    誰かとの出会いが人生を破滅させることもある。
    誰かとの出会いが人生をやり直すチャンスをくれることもある。
    山縣と公香の出会い、真田と志乃との出会い。
    再び歩き出すチャンスを生かせるかどうか、それは自分自身にかかっている。
    それでも、そっと背中を押してくれる存在は大切だ。
    くじけそうなとき、共に立ち向かってくれる人がいるだけで人は強くなれる。
    どんな人間にも過去があって今がある。
    その過去がどれほど悲惨なものであったとしても、本当に大事なのは今をどう生きているか・・・ということだと思う。
    前に踏み出す勇気、今を大切に思う気持ち、そして守りたい誰かのために人は強くなる。

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    2017年02月21日
  • スナイパーズ・アイ―天命探偵 真田省吾2―

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    撃つことが出来ないのに銃器を携帯する警察官。
    発砲許可が下りることはほとんどないのに、日々訓練に明け暮れるSATのメンバー。
    凶器を手に犯人が向かってきたとき、実質的には丸腰の警察官はどう対応すればいいのか。
    どこにいても絶対的に安全な場所などない。
    省吾たちの取った行動は、法に照らし合わせれば許されない。
    けれど、人として守れる命を守った点においては許されない社会がおかしい。

    スピード感にあふれる展開にワクワクする。
    警察という組織に釈然としないものを感じながら、必死に事件を追う柴崎の姿がとくにいい。
    孤独に娘を守るために命をかけた鳥居もいい。
    キャラクターそれぞれの個性が際立っていて、好

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    2017年02月21日
  • タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾―

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    展開が早くスピード感にあふれている。
    それぞれの登場人物の過去エピソードも、ストーリーの流れの中で自然に語られているのもいい。
    主人公・真田に勢いがあって、最後まで走り抜けていった印象。
    ライトミステリーといった感じだろうか。
    神永さんの作品が好きな人にはもちろん、読んだことがない人もきっと面白いと思う。
    厳しい過去を背負いながらも、不器用に、けれどあたたかさを忘れない省吾がいい。
    耳障りのいい言葉はなかなか言えないけれど、周囲の人たちへの信頼や、弱者への思いやりを常に忘れない。
    たとえ自分が危険な目にあおうとも、大切なものを守るためには躊躇わない。
    省吾の人間性が好きだった。

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    2017年02月21日
  • 殺生伝〈二〉蒼天の闘い

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    其々が、其々の乗り越えなければならないことに、ひたむきに向かう姿が良かった。逃げ腰の私は、矢吉の変わっていく心に、移入出来た。

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    2017年02月04日
  • 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

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    ネタバレ

    ドラマ化を機に、前作を読んだが続きの作品を手に取ることができ、久しぶりに山猫シリーズの世界を味わうことができた。今回は、魔王、そしてウロボロスの登場。魔王の正体が、ドラマの配役とは特徴が違っていて驚いた。自分の目的遂行のために勝村や罪のない人たちに対して手段を選ばない犬井の行動が理解できない。新たな登場人物として細田さんも、あとドラマでは出なかった山縣という人物も気になる。優しいがどじな勝村が山猫に振り回されるお決まりの展開、勝村とさくらの関係の行方、そしてこれからの山猫の華麗な犯罪から目が離せない。

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    2017年01月11日
  • 心霊探偵八雲9 救いの魂

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    神永先生は筆が早い割に安定した作品が多い印象。話の緩急が上手く、読みやすい。(個人の感覚だが)本作も中々。
    シリーズ初めに比べ、八雲の周囲の人間への描写が多く、登場人物の成長が感じられた。
    やや残念なのは、シリーズ全体でのキー役が少々ぞんざいに扱われている点。続編ではもうちょっと絡めて欲しいなあ。

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    2017年01月02日
  • 心霊探偵八雲 1巻

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    2009年〜2016年まで月刊Asukaにて連載されていた神永学の小説シリーズを原作とする漫画化作品。

    女子大学生・小沢晴香の友人が不可解な現象に遭う。彼女は今も病院で苦しんでいるなか、同級生の紹介である男子大学生が心霊現象などに詳しいことを聞く。
    その同年代の男子大学生・斉藤八雲。
    彼は「死んだ人間の魂が見える」と言う。
    半信半疑だった晴香だったが、彼女の過去の秘密を暴き、彼女の心の後悔を知る。
    そして、晴香自身も八雲の重大な秘密を知る。
    それは彼の左眼は紅いことだった。その紅い左眼には死んだ人間の魂が見えることを知り、晴香はその眼を「綺麗…」と言うが…
    この出会いをきっかけに八雲と晴香は

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    2016年12月27日
  • 怪盗探偵山猫

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    ドラマと少し異なっていたり、役の性格が逆だったりしてそこらへんも踏まえて面白かった。
    ドラマオリジナルのキャラなのか、出てこなかった人たちがいたり絡みが少なかったりして少し寂しく感じてしまった。同時に続編も買ったので、そちらも読みたい。

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    2016年11月26日