神永学のレビュー一覧

  • 革命のリベリオン―第I部 いつわりの世界―(新潮文庫nex)

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    DNAレベルにより国民をランク付けすることで、未曾有の大震災から
    迅速な復興を果たした、科学技術が高度に進歩した日本。
    それによりもたらされたのは、絶望的なまでの格差社会だった。

    最低ランクの主人公コウはテロの片棒を担がされた際、
    圧倒的な力を持つロボットを操るイヴとその仲間に窮地を救われ、
    さらには彼らのリーダーであるイザナギの元へと導かれる。

    彼らとの出逢いによりコウが現状の格差社会の欺瞞に気づく時、
    (格差社会そのものの悪ではなく、あくまでもそこにある欺瞞に、
    というのがちょっとしたポイントかな)
    コウたちによる革命の物語が展開し始める。


    SFの設定としてはありきたりかな。あらす

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    2014年09月12日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    番外編という位置づけながら、本編同様の謎とスリルが味わえるシリーズ。
    今回は後藤に関わる事件ということで、彼の魅力が再発見できたような気もしました。元相棒・桐野との確執がなんとも切ないのだけれど。だからこそ今の後藤があるんだよなあ。
    ミステリ的には完全にミスリードに引っかかった……最後まで気の抜けない展開に脱帽です。やりきれない事件だけれど、その分「ただ歌うだけの幽霊」の優しさがほっこりとした読後感として残りました。

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    2014年08月18日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    讃美歌を少しは知っているがこの曲は知らなかった。YouTubeで聞いたら泣けてきた。主よ という祈りに、愛と許しが込められている気がして。

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    2014年07月13日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    今回は、後藤さんの過去の同僚が絡んでいる話でした☆
    歌っているだけの幽霊でしたが、八雲の頭脳で無事解決・・
    後藤さんと桐野さんの確執も解消(桐野さんの死後だけど)されたようで、後藤さんも少しは成長してますね~ハハッ

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    2014年07月05日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    赤い左目で死者の霊が見え、話すことができる八雲が主人公の
    シリーズなんだけど、これは外伝。
    とは言え、主役も八雲のままだし、物語の展開の仕方も同じ。
    単行本では9作目、文庫では8作目まで本編は進んでいるが、
    時系列としては、6作目以前のどこか。
    後藤もまだ刑事をやめていない頃のお話。
    本編で描ききれなかった部分を掬っていくシリーズになるようです。

    前作では石井刑事にスポットを当てた内容でしたが、
    今作は後藤刑事。彼が過去にかかわり、出逢った当初の八雲を
    放っておけないと思わせるきっかけとなった事件、
    そして当時の相棒との確執。

    物語自体は大学生3人がとある泉で幽霊に出くわし、
    そのうちのひ

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    2014年07月02日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    これまでの八雲シリーズは、八雲の周りにいる人たちの目線から描かれていたが、今回は、八雲の目線から物語が展開している。ある日、洞窟で目を覚ますと、僧侶の死体が❗️さらに、そこに警官が来て、八雲にとって最悪の状況に。指名手配されながらも、真実を突き止めようとする八雲と、腐れ縁の後藤刑事。彼らが最後にみたものとは⁉︎そして、あの悪女も登場し、晴香がピンチに。手に汗握る展開はハラハラドキドキの連続。

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    2014年06月22日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    もーーーさっさとくっつこうよーーーー。じれったい!!で、美幸しつこーーーい!!死なないと終わらないね!!きっと!!

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    2014年06月13日
  • 確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム

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    御子柴が八雲以上にお茶目で可愛かったです(^^*)
    はじめはキャラが掴めなくて、変な人だと思ったけど、読み進めていくうちに、だんだん分かってきて楽しかった!

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    2014年04月23日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    ネタバレ

    舞台化をきっかけに読み始めました。このシリーズは、さらさら読めるテンポ感と、キャラが際立っているところが魅力だと思ってきましたが、舞台脚本が元のこの外伝でもそれは変わらず。読みやすいです。
    一つ気になったのは、晴香ちゃんのお友達さん。ただ憑かれただけで、特にメインの事件とも関係なかったのが、なんだかなぁ…という感じでした。

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    2014年03月16日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    八雲が容疑者になってしまう巻。そして今までの物語と書かれ方が違って八雲の想いがよりよく分かる。クライマックスへ近づいている感じがすごく伝わる。

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    2014年03月09日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    あとがきにも書かれている通り、八雲の視点で描かれている点がマンネリ感に刺激となっている。そろそろラストが近いかな。

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    2014年02月23日
  • タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾―

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    読書録「タイム・ラッシュ」4

    著者 神永学
    出版 新潮社

    P113より引用
    “商社や、大型販売店ならともかく、専門的に輸入や卸をやって
    いる会社の名前など、その業界に携わっていなければ、耳にする
    ことはない。”

     いまいちついてない青年と予知夢を見る少女を主人公とした、
    長編ミステリー小説。
     母親と買い物に出かけ、交通事故にあった少女・中西志乃。
    母親は事故で亡くなり、その日から志乃は夢を見るようになった
    …。

     上記の引用は、主人公の一人・志乃の父親の会社についての一
    文。世の中には知られることなく、重要な位置を占める会社や人
    物は星の数ほどいるのでしょうね。本当に大切なことは目に

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    2014年02月22日
  • フラッシュ・ポイント―天命探偵 真田省吾4―

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    回をおうごとにスケールが大きくなってきているような…

    真田の無鉄砲ぶりやあり得ない設定は相変わらずだけど、それがかえって非現実世界を楽しめて良い。
    でも少しは現実世界である問題を映しているから怖い…

    今回はメンバー同士の絆がより見えた気がして良かった。メンバーと言うより家族としての絆。

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    2017年06月16日
  • スナイパーズ・アイ―天命探偵 真田省吾2―

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    一般人を巻き込むテロ事件を阻止するために・・・銃爪を引くべきか?
    分かりやすくも、簡単には答えを出せないテーマでもあり、
    せっかくここまで書いたのなら是非問わずで抑止力についても触れてあれば…とも思ったりしました。

    前作よりもキャラが自然に動いて、正義感溢れる新キャラも悲しくも突き抜けた感じが良かったです。

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    2013年12月16日
  • 心霊探偵八雲7 魂の行方

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    霊の見える赤い左目を持つ八雲。
    霊に関る捜査を行うのと同時に、八雲の宿敵の父の出生をさらに掘りさげた物語になっている。

    性善説/性悪説について考えさせられる本巻。
    作者はあとがきで、物語のクライマックスを示唆しているのだけども、どうなるんだろ?

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    【内容(「BOOK」データベースより)】
    友だちが、神隠しにあった―晴香のもとに、助けを求める電話をかけてきたのは、晴香が以前、教育実習の際に担当となったクラスの児童・大森真人だった。それを聞いた八雲は調査のため一路長野へ向かう。一方、石井のもとには、護送車が事故を起こしたとの緊急連絡が入った。その車は、あの七瀬美

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    2013年12月12日
  • 心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆

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    霊を見ることのできる赤い左目を持つことから、警察の捜査にも協力する大学生、八雲。
    本作では、幾つかの事件を解決に導いている八雲の過去、中学生時代の事件2つが、叔父一心と刑事後藤によって語られる。

    5巻の次に出されたようだけども、僕は6巻<上><下>を読んだ後になってしまた(勘違いから)。

    この過去があるから、現在の物語がより深みを増している・・・そんな内容。
    主人公八雲を含め、お決まりのキャラクタの変化ぶりと変化しなさぶりが読み取れておもしろい。

    善くも悪くも、心理描写と行動様式がワンパターンで、それが「心霊探偵八雲」の落ち着く所でもあるんだけど。

    6巻(既読)は大転換だったので、7巻

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    2013年12月08日
  • コンダクター

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    人って怖いな、の一声に尽きる本。
    保身、欲望、嫉妬、盲目、どれも感覚を鈍らせるなー。

    好みの話で楽しく読めたけど
    コンダクターの意図とかパートナーとの関係性がいまいち掴めなかった。
    続編あるなら読みたいなー。

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    2013年12月05日
  • 心霊探偵八雲4 守るべき想い

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    このシリーズはサクサクと読めるので気軽に何か読みたい時にとても最適。
    心霊現象の影が薄くなってきてる気がしないでもないけど、ミステリー仕立てで先が気になって一気に読めてしまった。

    迷惑そうな顔をしつつも面倒ごとを持ってくる晴香ちゃんに付き合う八雲くん。
    二人の微妙な距離感が好き。
    今回の事件はきちんと解決したものの、なにやら不穏な気配を残しつつ終了。

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    2013年11月30日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    数時間で完読出来るのが、作者の筆の力。
    内容は現実感がないけど、それが八雲ですから。
    そして後藤さんには、刑事であって欲しいと、改めて思いました。

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    2013年11月10日
  • タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾―

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    テンポがよく、さくさく読める。フジテレビでやっていたドラマ、ラッ〇ー7のような印象。
    かたい小説というよりはライトノベルのような軽さ、登場人物のキャラ感がいい。シリーズもののようなので、見つけたら読もうかな

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    2013年11月09日