【感想・ネタバレ】コンダクターのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2017年10月12日

フルート演奏者の、朽木奈緒美は、新しい仕事で
かつての仲間たちと再会した。
指揮者の結城、ピアニストの玉木、バイオリニストの真矢。
それぞれが秘密の過去を持つ中で、何か起きるのか?

そんな中、アパートて、白骨化した死体が発見される。首なし死体が持っていた古びた写真には
朽木達5人の音大生達の写真が...続きを読む

そこから奇妙なことか起こり始める...

オーケストラを舞台に、恐怖に彩られたミステリーが幕を開ける。
果たして、本当の真実とは、誰が真実を語るのか。

ぜひ、シリーズ化を期待します。




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Posted by ブクログ 2018年02月26日

最後になるにつれ話が楽しくなる。
クライマックスは音楽のようにもりあがって終わる。
題名の意味もわかります

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Posted by ブクログ 2012年10月04日

思い切って購入。八雲シリーズ読み終えてないけど購入。表紙とタイトルに誘惑されて購入。

10/7/15********

大分前に読み終わった。
読んでいる途中、ゾクゾクした。
面白かった。
読みが浅かった。奇麗にひっくり返された。久しぶりにいい裏切られ方をしたと感じた。
文字だからこそのトリックと...続きを読むいうか、映像化しないで欲しい作品のひとつ。

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Posted by ブクログ 2024年04月15日

石倉毅と新垣の捜査陣、音楽家の朽木奈緒美、真矢秋穂、玉木和夫.コンダクターとして登場する結城康文、演出家・柏井武雄.ミュージカルプロデューサー・相場陽一郎、雑誌記者の野島啓祐、メンタルヘルスカウンセラー・松崎.登場人物の把握がまず大変.椅子に座った頭部のない白骨死体発見がストーリーの発端だが、各人物...続きを読むの動きが小間切れに出てくるので前後関係を確認しながら読んでいくのに苦労した.被害者が雨宮礼司と判明し、恩田匠が登場して事件の真相が次第に明らかになっていく過程が楽しめた.最も意外だったのは石倉の動向だ.ネタバレになるのでここまでにするが、このような奇想天外なストーリーを創造した著者の力量は凄いと感じた.

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Posted by ブクログ 2021年04月22日

非常に面白かった。ぐるぐる回る視点はスピード感があって入りやすく、展開も分かりやすくてとても良かった。
御子柴岳人よりずっと好みだったなぁ。
次があったr嬉しい!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月24日

何度も何度も繰り返し読んでいます。
面白くて友人にも薦めました。

同一人物だったと、そして自ら手を下さずとも起こる犯行に まさにコンダクターでした。

全てが繋がった後の爽快感。スッキリしました。

その先も物語がありそうな予感にワクワクしました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年08月21日

【あらすじ】
フルート奏者の朽木奈緒美は、これから始まる音大時代の仲間との新しい仕事に心を躍らせていた。そんな中、とある場所で謎の変死体が発見されてから、彼女の周辺で奇妙なことが起こり始める。毎夜の悪夢、首なしの白骨、壊れ始める友情、そして怪事件を狂信的に追う刑事…音楽を奏でる若者たちの日常が、一見...続きを読むつながりのない出来事により崩壊の道へ。これは、単なる偶然か!?今、陰謀に操られる、恐怖の舞台劇が幕を開ける。

【感想】

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Posted by ブクログ 2016年10月19日

まぁまぁ面白かった。
才能をねたむ事から
全てが歪みはじめる話。
芸術の世界で天才は一握りで
残りの多くは努力の人。
しかし、1番じゃ無ければ認められない。

嫌な記憶を封じ込めれちゃったり
?と思う部分も有ったが
全体的に読みやすかった。

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Posted by ブクログ 2016年01月14日

出来上がり間近のパズルをがしゃーんとひっくり返されてぱたぱたぱたっと勢いよく作り直された絵が想像していたのと違った、みたいなわくわく感とびっくりがありました。面白かった。
神永さんの他のお話も!読みます!

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Posted by ブクログ 2015年07月16日

大学時代から付き合いのある気心知れた三人の演奏家
今回の仕事はミュージカルのオーケストラだ
本番が近づくある日、突然に演出家とコンダクターの変更が告げられた
新しくコンダクターとして加わることになった人物は海外留学をしていたはずのあの男であった
そして、起こる事件
白骨化した頭部を切断された変死体は...続きを読む彼らの大学時代の写真を抱いていた
失われた記憶が甦る時
真実は暴かれる!!!
てなお話

おっ
結構、おもしろい

読み始めはもっと
ファンタジー的な?
超能力的な?
感じがしたんだけど
いやいや
ミステリーとして楽しかったですね~

この作品の胆は事件の真相を暴く人物です
フルート演奏者の心の病に寄り添う心理カウンセラー
首なしの白骨死体から事件を追う刑事
コンダクターの裏の顔を探るジャーナリスト
そして、事件を裏で操る謎の人物

彼らは何を探り、何を求めているのか

事件の全容が暴かれたときに現れる彼には驚愕!!!!!!!!!

『決して証拠を残さない殺し屋がいる』

びっくりしたなー かっこよすぎるぜ (*^_^*)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年04月06日

疲れました!
最後までどうなるのか気になって一気に読みました

若い音楽家達の自分勝手な殺人事件です

でもね、最期はちょっとやり過ぎかな

被害者で、主人公になるのかしら?朽木奈緒美さんはなんだか天然で、子供みたいです
同期の結城くん、玉木くん、真矢さんは最初から意味ありげ…

心理描写かお上手で...続きを読む引き込まれます

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Posted by ブクログ 2013年12月05日

人って怖いな、の一声に尽きる本。
保身、欲望、嫉妬、盲目、どれも感覚を鈍らせるなー。

好みの話で楽しく読めたけど
コンダクターの意図とかパートナーとの関係性がいまいち掴めなかった。
続編あるなら読みたいなー。

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

八雲シリーズ読後、神永学の作品を続けて手に取ってみました。
コンダクターのタイトルから、内容の方向は分かっていたつもりでしたが、最後の最後で、この人かぁと思わされました。
赤いリンゴのマーク、また続くのかな?

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Posted by ブクログ 2013年04月11日

この作者の作品はさくさく読める。
すべてが偶然のようで実は仕組まれている。

八雲シリーズにも言えることだが主犯は自ら手を汚さない。
次もあるのかな?と思わせる余韻のあるエンディング。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月20日

読んでる間じゅうずっとぞわぞわしてなんだか変な気分がつきまとった。最後に謎が解決してもオールハッピーエンドとはいえず少し暗い気持ちにもなった。
よく練られてはいたが、その分濁すような文が多くてじれったいのと、徐々に分かって来るにつれて伏線がわからなくなってページを行ったり来たりしたのが残念。その点は...続きを読む正直いらっとしたところも。
ただいつものように専門知識はとてもあり、読みながら場面にふさわしいクラシックの名曲が頭の中に流れてくるのはよかったし、そういった書き方はとても好き。
個人的には奈緒美と秋穂という名前、それにフルート奏者とヴァイオリン奏者というところも感情移入出来てにやっとした(笑)
石倉は刑事というだけで後藤さんのイメージだったので策略的なところや暴力的なところを見ると嫌な感じというか、変な感じがしたので…最後は正直やってしまえ感があったかな…。
あと、コンダクターというタイトルを見たときはうっすら感じたはずなのに、読み始めるにつれて普通に指揮者の意味だけに思いこんでいた、劇場型犯罪者という意味でのコンダクターの話だという感覚を後半になって感じ、ぞわっとするほどの納得と感動を覚えた。
ああでもやっぱり八雲が好きだなあ…()

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Posted by ブクログ 2012年12月05日

神永さんの作品で初めて読んだ作品でした。黒い表紙と絵。書き出しで読もうと思った作品で、こんな選び方は初めてでした。
主人公の悲しみや深い心の傷がどんどん明らかになり、ハラハラしながら一気に読んだのを覚えています。
面白かった

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Posted by ブクログ 2012年10月03日

人間の醜いところが鮮明に書かれていてすごく怖かった。気持ち悪いとも言えるかもしれない。
あそこまで登場人物のほとんどを気持ち悪く書ける作家も少ないと思う。
ただ醜さの方が際立ってしまい、主人公の位置にいるはずの朽木奈緒子のキャラが弱い気がしました。
最後まで犯人が分からないような書き方や、複数の人間...続きを読むによる犯行はアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせましたが、最後の種明かしで「あ、やっぱ違うか」と投げられたような。もやっとしたものが。
勘違いした私が悪いのですが、そういうオチもありかもと考えて読み進めていただけに何故か残念に感じてしまいました。

最後の松崎と新垣の会話はシリーズ化を匂わせますが、それはあり得るのでしょうか。人気作を抱える作家さんなのでやっぱりないかな? シリーズ化して欲しいですね。二人の活躍を今後も読んでみたいです。

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Posted by ブクログ 2012年09月29日

「コンダクター」
フルート奏者の朽木奈緒美はこれから始まる音大時代の仲間との新しい仕事に心を躍らせていた。そんな中とある場所で謎の変死体が発見されてから彼女の周辺で奇妙なことが起こり始める。毎夜の悪夢、首なしの白骨、壊れ始める友情、そして怪事件を狂信的に追う刑事・・・、音楽を奏でる若者たちの日常が、...続きを読む一見つながりのない出来事により崩壊の道へ。


初めて八雲シリーズ以外の神永学氏の作品を読みました。内容は八雲とは全く違う本格的な推理物でした。彼女の周りで起こり始める奇妙な出来事は一見どれも関連性のないように思えるけど、それが実はしっかり繋がっていた、それを絶妙な書き方で書かれていた所がとても良かったです。また、読み終えるまで表題のコンダクターの意味がはっきり分かりませんでした(普通の意味の方かと思っていました)。


個人的には、犯人がまさかああいう形で事件に関わっていたことには最後まで気づきませんでしたし、もうひとりの犯人に並ぶ重要人物はなんとも出来る奴でした。しかし、犯人がしていることは果たしてどういう意味があるのか?と感じました。敵をうったようにも見えなくはないけど、彼女を決して助けようとして今回の事件を起こしたわけでは無さそうだし・・・。


また、主人公核の朽木は壮絶な過去を抱えていました。最後は彼女にとって唯一の救いの形で終わっていて、そのおかげで彼女がこれから明るい未来を歩むことが出来るだろうと想像出来ます。


それでも少し悲しすぎる。

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Posted by ブクログ 2024年04月21日

何度も見る悪魔。失った記憶。頭部のない白骨死体。あの日あの時、誰に何が起きたのか。華やかなオーケストラの妬みと欲望。真のコンダクターは誰なのか。スラスラ読めるけど、最後まで先が見えない。隠された事実があまりにもおぞましくて嫌になる。殺人ってこんなに簡単に隠せるものなのかしらと不思議に思ったけど。神永...続きを読むさんの作品は読みやすいけど、今回は後味が悪かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月03日

恋愛系がストーリーの中心として進んだので、ちょっと好きな系統ではなかった。
でも全体的にとても読みやすかった。
誰もがみんなも操ろう?自分の思い通りにしようとして行動して結局綻びが生じる。誰もがコンダクターなのだなと感じた。
結局最後、殺し屋は何者なのか、相葉は何者なのかかが分からなくてモヤモヤした...続きを読む

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Posted by ブクログ 2020年02月16日

読書録「コンダクター」3

著者 神永学
出版 角川文庫

p407より引用
“ 芸能人などはいい例だ。麻薬密売に始ま
り、恐喝や窃盗と罪を犯した人間が、数年後
に素知らぬ顔でテレビに出ているなんてこと
は当たり前だ。
 つい先日も、覚醒剤で逮捕されたミュージ
シャンが、復帰のコンサートを終えたばか...続きを読む
だ。”

 音楽家たちの周囲で起こった事件とそこか
ら始まる出来事を描いた、長編ミステリ小説。
同社刊行作加筆・修正文庫版。
 いつから見始めたかもわからない悪夢につ
いて、カウンセリングを受けるフルート奏者・
朽木奈緒美。心理カウンセラーの診察を受け
るが、夢の登場人物を思い出すことは出来ず…。

 上記の引用は、登場人物の一人を詐欺にか
けた人物について書かれた部分の一節。
2020年2月15日時点だと、非常にタイムリーな
話なので、思わず苦笑いしてしまいました。
国によっては即死刑となるらしい違法薬物犯
罪ですが、日本は随分とゆるいようです。せ
めて再犯者には、人の目につかないところに
いてほしいものです。
 著者の作品らしく、スピード感がありなが
ら、複雑な人間の感情と絡み合いが味わえま
す。しかし、出てくる人間の多くが糞みたい
なやつで、読んでいて少々気分が悪く感じま
す。しっかりとした解決はなされるのですが、
読後感はすっきりとしたものではなく思われ
ました。ドロドロした人間関係が好きな方向
け。

ーーーーー

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Posted by ブクログ 2015年09月24日

フルート奏者の朽木奈緒美は、これから始まる音大時代の仲間との新しい仕事に心を躍らせていた。そんな中、とある場所で謎の変死体が発見されてから、彼女の周辺で奇妙なことが起こり始める。毎夜の悪夢、首なしの白骨、壊れ始める友情、そして怪事件を狂信的に追う刑事…音楽を奏でる若者たちの日常が、一見つながりのない...続きを読む出来事により崩壊の道へ。これは、単なる偶然か!?今、陰謀に操られる、恐怖の舞台劇が幕を開ける。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年05月07日

出だしはあるオーケストラ奏者の悪夢から始まる。序盤は冗長だが、中盤から一気に話が流れる。オーケストラ奏者3人に警察2名、プロデューサーに代理店社員、精神科医、このうち1人が何人も演じている。それぞれの点が最後に一つの点になるところは読んでいてすがすがしくもあった。

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Posted by ブクログ 2013年09月06日

読み進めれば進れるほど謎が深まる展開と、数々の伏線を綺麗に収束させるさま、意外な真相など良く出来ていると思います。想像していたよりも本格テイストで好印象でした。
ただ、文章が似たような表記の繰り返しでくどかったのと、この事件をコンダクターに依頼した人物の経緯が説明不足だったのが、個人的に不満でした。

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Posted by ブクログ 2013年07月02日

心霊探偵八雲シリーズから派生して読んだ作品。

期待していただけに正直がっかり。
八雲シリーズとは違って登場人物に品がない。
この登場人物は、という思い入れの人物もいない。

内容も、伏線を張りすぎて収拾がつかなくなっている感じがした。
事件の全容が明らかになった後の男同士の会話が少し気になるけど…...続きを読む
続きがあるなら読んでみたいとは思う。
でも再読はしないと思った作品だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月22日

最後の最後で「コンダクター」は結城じゃくって、そっちかぁって感じだった。
なんか、新垣の立ち位置も不明なままな気も...。

そういうテーマで書かれているんだろうけど、みんな腹に一物を抱えてて、誰も良い人(一般的な探偵や刑事)が一人も出てこなかったな。

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Posted by ブクログ 2013年04月07日

頭部のない白骨死体。複数の謎。封印された記憶。
全ての謎が解き明かされるのはラスト。
謎がつながりすっきりするはずが・・・
謎を残したまま物語が終わる。
少し消化不良気味。

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Posted by ブクログ 2013年02月23日

久々の神永ワールド!
八雲とはまた違った雰囲気で読むのに少し抵抗があった
けど読み進めて行くうちにまさか?!と感じる展開がラストに向かうに連れ広がり、最後にはまた一つ謎が残る思いになった。
急展開になったことでページをめくる手が止まらなかった

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Posted by ブクログ 2012年04月03日

謎の首なし死体の発見に伴い主人公奈緒美は悪夢を見始める。

とあるミュージカルに集められた奈緒美を含む音大時代の仲間達。
かつての恋愛関係等複雑な人間関係を抱える中、
首なし死体との関係が徐々に明かになっていく・・・
真犯人は?そして、真実は?

内容は読むやすいものの、500P弱のボリュームはやや...続きを読む多い。
スッキリするようなしないような終わり方も頂けない。
シリーズ化をにおわせているけど、どうなんだろう・・・

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

八雲シリーズから入った作者。
山猫があまりに捻りが無かったのに比べると,こちらは先が気になって一気に読めた。
この作者さんの作品の世界はいつも闇の中。

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