神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相変わらず八雲が私を魅了し続ける。
面白いしもう、八雲がカッコいい。。。どうしてそう思うのかわからんが、カッコいいんだ、これが。笑笑なんでだろう。そして、キャラ設定もいいんだけど、シリーズ5に至ってもしっかりミステリーと、謎解きで楽しませてくれるところが、この著者の筆力というかなんというか。
毎回物語が飽きない、新しい、それでもって薄っすら大きな謎が解き明かされつつある全体のストーリーもあって二重にも三重にも楽しめます!!!
そうくるか。そうきたか。
今回で八雲も母親の謎が解けた。
次はなんの謎が解けるのか。今後のシリーズも相当楽しみ!読ませてくれちゃうシリーズです!!!! -
Posted by ブクログ
2018年最初に読む本として選んだのがこれ。
理由は「重すぎず、きっと楽しめるから」
年始めは縁起物だからね(笑)
今回もはらはらドキドキしながら「衝撃のアクションエンターテイメント」を楽しませていただきました。
敵はどんどん大きくなっていき秘密結社「愛国者」とか出てきて、メタルギアソリッドかと思った(笑)
更に「アレス」というタイトルなのにこの「アレス」については今回解決されていない。次回持ち越し?
まだまだいろんな謎が出てきそうで期待しちゃいます。
なので本作はたぶんもっと大きな敵・結末に向けて「起承転結」の「承」なのかな?って感じです。
なのでちょっと説明的な箇所が多かったり、登場 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「人は死に向かって生きている」
生きたい、もっと生きたかった、死にたくなかった。
生き返って欲しい、死なせたくない、、、望みはただそれだけ、、。
生への純粋な欲望が新たな死を生み、愛情はいつしか憎しみに変わる。
歪んだ欲望と愛情に蝕まれた八雲の心はどうなってしまうのか…。
今回、私にとっての一番の見所は、後藤夫妻でした。
耳の不自由な幼い子供・奈緒を通して二人の絡まっていた愛情が
ほどけていく瞬間が見えた気がしました。
石井刑事を思う真琴も何気にいいです。
八雲と奈緒の強い心に勇気づけられ、
一心の愛情の深さに心が温かくなった第6弾。
でも寂しい。すごく寂しい -
Posted by ブクログ
元敏腕刑事の山縣、養護施設で育ち、山縣に拾われた真田省吾、薬物中毒の過去を持ち、省吾と同じく山縣に救われた公香。
この3人が「ファミリー調査事務所」のメンバーだ。
省吾は、ある男の浮気調査を進める中で、一人の美少女、志乃と出会う。彼女は、夢の中で人の死を予知する能力を持っていた。
志乃の苦しみ、悲しみを知った省吾は志乃とともに、予知された死を防ごうと走り回る。
読み進めるうちに、省吾に昔起こった事件やその真相が見えてくる。なかなかハードな過去を持ちながら、無鉄砲だが、まっすぐで、ひたむきな省吾がとても魅力的だ。
魅力的なのは山縣も負けない。省吾に手を焼きながら、見守る懐の深さがたまら