神永学のレビュー一覧
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死者の霊が見え、話すことができる八雲が主人公のシリーズ。
青木ヶ原樹海で見つかった焼死体。
八雲が「見える」ことに気付いていた高校時代の同級生との再会。
その同級生の妹が遭遇した強盗事件。
アパートで見つかった自殺?の遺体。
八雲、晴香、後藤(刑事を辞めて心霊専門の探偵に!)、
石井刑事、記者の真琴はそれぞれ巻き込まれるのだが
すべてがひとつに繋がっていき・・・といったのが今回のお話。
それにしても、八雲は変わったよなー、もちろん良い方向に。
同時に脇を固める人物たちもそれぞれ強く頼もしくなってきた。
シリーズの読者としては本当に嬉しい限り。
さてさて、今回はいつにもまして八雲が大ピ -
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読書録「心霊探偵八雲7」5
著者 神永学
出版 角川文庫
p284より引用
“だが、世の中には、自分たちとは、全く
違う常識の中で生きている人間は、間違いな
くいる。”
目次より抜粋引用
“神籬
鬼女
解放
その後”
幽霊を見ることができる能力を持った大学
生を主人公とした、心霊ミステリー小説。
小学生の大森真人は遠足に来ていた、湿地
にそびえる杉の大木の根本にある、しめ縄が
巻かれた大きな石に、友人が登って遊んだと
ころ…。
上記の引用は、ここまでの巻で何度も登場
した人物について書かれた一文。
自分とあまりにも考え方の違う人とは、距離
に気を付けて接したほうがいいのか -
Posted by ブクログ
ANOTHER FILES第2巻を読破。
本編では八雲の出生や因縁がメインで、こちらではサブキャラたちの過去がメインになっています。
前回は石井さんの高校生時代のトラウマ話だったけれど、今回は熊こと後藤刑事の過去が。
中学生八雲と再会する前に起きた事件と、今回の幽霊騒ぎ事件が交差して。
犬猿の仲だったかつての相棒との再会。
そこで起こる殺人事件。
うーん、最初はその人が怪しいなあ……と思っていたのになあ。
神永さん作品では刑事さんが怪しいというのがだいたいだったんで。
苦笑
思いきり当てが外れてしまいました(;^-^)
今回はだいたいすべて予想が外れまくりました。
なので -
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心霊探偵八雲6巻(下)
6巻(上)との対比はまさに陰陽
著者が思い入れのある作品としているのもうなづける。大きな転換となる巻となった。
いままでは、なんだかんだ言ってよい方向に進んでいたのだけども、今回は悲劇がそのまま新たな飛躍になっている。
「でも、どうせハッピーエンドでしょ」なんていう展開ではなくて、意外だった。
敢えて難を言えば、医療現場ではあり得ない設定(往々にして物語では、こういったデタラメがあるんだけど)、脳死の定義の曖昧さとか、カルテ開示とか、気になってしまった。
ダメ押しは、ドクタが一人で心臓移植をしようとする場面とか・・・そういったディテールが残念なところもあるんだけ -
Posted by ブクログ
赤い片目で心霊を見ることができる、八雲。
ちょくちょく読み進めてきたけども、6巻は上下巻にわかれている。
拘置所の中から殺害予告をする七瀬美雪に振り回される上巻
・・・で、下巻はどうなることやら。
(七瀬美雪のイメージは、『踊る大走査線THE MOVIE』で小泉今日子が役った日向真奈美)
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【内容(「BOOK」データベースより)】
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる―私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す…。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女 -
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舞台版「心霊探偵八雲 いつわりの樹」の文庫を読破。
これは何年も前から作品名だけは知っていて。
でも舞台の演目なので観劇しに行くことも叶わず。
どんなお話なのかとても気になっていました。
巻末見たら連載掲載新聞に地元の新聞が乗っていました。
あー、このことだったのか……。
残念ながら、私が取っていたタイプの地元紙には掲載されてませんでした(>_<)
うぬう。
さて、このANOTHER FILESは八雲を取り巻く人物たちに焦点を当てた作りになっています。
今回はドジっ子メガネ属性の石井さんがキーパーソンとなっていて。
これが女の子ならば萌えキャラになるんだろうなwww
なん