神永学のレビュー一覧

  • 心霊探偵八雲2 完全版 魂をつなぐもの

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    ネタバレ

    前巻と違って1巻でひとつの話。
    間違った感情で間違った行動を起こしてしまった人の悲しいお話。でもその裏には、八雲の父が。
    これから、どういう風にかかわってくるのか。

    あと、八雲が、ぶっきらぼうにはしつつも、晴香を大事に思っている事がわかるところが多かった。
    晴香とお母さんも、やっと何年もかかったけれど、綾香の話ができてよかった。綾香の魂は、これからも晴香を守ってくれるんだろうな。
    初登場の石井も、はじめはめんどくさそうな人だなと思ったけれど、最後役目をやり通したのは成長を感じた。

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    2025年03月11日
  • 悪魔の審判

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    本作もまたけっこうグロい描写が多かったですね。
    それでもグイグイ引き込まれて一気読みしました。
    最後の大どんでん返しは『え、そんな展開になるような伏線とかあったっけ?』と思わせるものでしたが、それは読み込みが足りなかったせいかも知れません。
    いずれにせよ、えげつなさがちょっと胃にもたれるような作品でした。

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    2025年03月04日
  • 悪魔を殺した男

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    本作もなかなかにグロい描写が多かったですね。
    神永学さんの作品で読んだのはまだこれで2作目なので何とも言えませんが、このシリーズと言い、中山七里作品と言い、どうも最近グロい描写の多い作品によく当たっています。
    特にグロ系が好み、というわけでもないんですけどね。
    ストーリー的にも意外な人物が犯人だったりしてちょっと予想の斜め上を言っている辺りはなかなか面白かったです。
    このシリーズはまだ続編があったのでまた読みたいと思います。

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    2025年02月18日
  • 心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている

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    完全版がでたという事で購入。
    はじめの話は、多分犯人はこの人どろうなと思いながら読んだ。
    けれど、その他の話は想像つかない展開もあり、楽しく読み進められた。
    次巻も購入しようと思う。

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    2025年02月14日
  • 心霊探偵八雲3 完全版 闇の先にある光

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    いろいろな本を読んで、神永さんの本を読むと、やっぱり神永さんの本が好きなんだなって思う。とにかく読みやすいし、物語の世界に没頭してしまう。

    今回の八雲くんシリーズは相変わらず幽霊がらみの事件に巻き込まれる八雲くん。
    あるマンションで幽霊が繰り返し屋上から飛び降りている。その幽霊は屋上から飛び降り自殺をした女性だが、死んで幽霊になってなお飛び降り続けている。その女性は自殺前にある事件に巻き込まれていた。

    一方で、ジャーナリストの真琴は友人から幽霊の相談を受ける。自宅に幽霊が出るのだと言う。その友人から呪われると電話画が掛かってきて急いで向かうと、友人はいなくなっていた。マンションに着いた時に

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    2025年02月10日
  • 月下の黒龍 浮雲心霊奇譚

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    時は幕末、倒幕の機運高まる江戸末期!物語はそんな背景踏まえて主人公を取り巻く怪異や、謎の組織、暗殺集団、京都を目指す旅で新たな登場人物「遼太郎」と出会い思わね方向に向かっていく。物語の上では京都がゴールの様な想いでいたが、この「遼太郎」の存在が歳三や宗次郎、近藤勇と繋がらないはずが無いと個人的にワクワクする。今回は特に旅ならではの地元のエピソードや風習、妙に新鮮に感じた。この人間臭く、どこか奇妙で少し怪異を感じる冒険活劇どこまで続くか、「期待して 待とう!」

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    2025年02月02日
  • 心霊探偵八雲2 完全版 魂をつなぐもの

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    ネタバレ

    石井さんに真琴さん、そして赤目の彼など、今後レギュラーになるキャラも登場して「八雲」シリーズが本格的に始まったなあと改めて感じた2巻。
    そしてここでも名前だけは出てくる御子柴先生よ。
    今後本編に絡む改変はあるのだろうか。

    幽霊に憑依された真琴さんを救う話と連続少女殺人事件が絡み合う話。
    1巻に出てきた彼がまさかこんなことになろうとは。
    事件自体が二段構え、いや三段構えか、最後まで気の抜けない構造で(不謹慎かもしれないが)面白かった。
    晴香ちゃんがピンチに陥るのは初期からデフォルトだなあとしみじみ思いながら。

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    2025年01月21日
  • 心霊探偵八雲7 魂の行方

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    今回は晴香のお父さんも登場!やはりシリーズものは、主人公に近いところで、今まで出ていなかった人物が出るといいですね。でも登場場面が少なくて残念でした。今作では、八雲の素性も明らかになりましたが、結局、まだ七瀬美雪との関わりもこの先も続きそうですが、そろそろ別の展開になってほしいかなと思いました。

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    2025年01月18日
  • 心霊探偵八雲2 完全版 魂をつなぐもの

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    ネタバレ

    完全版第二弾。
    今回は一つの事件かと思いきや、また別にあって…という展開。
    晴香ちゃんは今回ほんと大変な思いをしている。怖いなぁ…。
    死んだものの魂とか色々考えてしまう。

    八雲の父が現れたり、まだまだ謎が深まる…

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    2025年01月12日
  • 心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている

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    赤い瞳を持って生まれた八雲と大学生の晴香が、心霊に纏わる事件を解決していくミステリシリーズの第1作。
    元々出版されていた文庫版は、15年くらい前に学校の図書室で読んだことがあったが、ストーリーはすっかり忘れていたため、新鮮な気持ちで読めた。図書室で読んでいたあの頃よりも、今の方が情景がすっと入ってくるのは大人になった証拠だろうか。
    心霊を扱うので少々現実離れしている部分もあるが、エンターテインメント性があるミステリとして質が高い。完全版ということで大幅に編集が加えられたこともあってか、色褪せぬ面白さがある。
    続編の完全版も次々と出版されていくようなので、読んでいきたい。

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    2025年01月07日
  • 心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)

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    今作は一つの大きな転機となる作巻。登場人物それぞれが少しずつ成長した姿を見せていて、それが心地よかったです。特に後藤と敦子、奈緒の出てくるシーンがお気に入りです。次作以降が、ますます楽しみになりました!

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    2025年01月04日
  • 心霊探偵八雲6 失意の果てに(上)

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    今作は最初から不穏な展開で、辛い巻でしたが、先が気になって一気に読みました。いつもと同じようで一味違う後藤の姿やその妻の敦子のサバサバした姿、少し成長した石井の姿が見れて、そこがまた面白かったです!そして今回の謎は、刑務所に収監中の者が、一心を殺害しようとするというもの。どうやって行うことができるのかという謎も面白いです。

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    2025年01月03日
  • 心霊探偵八雲3 完全版 闇の先にある光

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    かなり重い内容で後味の悪い事件だけれど後藤刑事の行動にスカッとする。八雲と晴香のやりとりも好きだし少しではあるけれど御子柴先生が登場するのも嬉しい。以前読んでいるのに変わりなく一気読み。大好きなシリーズ。

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    2024年12月31日
  • 心霊探偵八雲3 完全版 闇の先にある光

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    面白かったです

    完全版なだけあって、時代に合わせた内容と、御子柴先生の登場も嬉しい。
    内容的にはヘビーな話だけど、前の時に読み終わったのがかなり前だったので面白く読めた。
    この後の続きが楽しみです

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    2024年12月23日
  • 心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆

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    今作は中学生時代の八雲を、後藤と一心が回想する形で、話が進んでいく、閑話休題的なエピソード。これまでのエピソードを含めても、今作のストーリーは良かったです。これまでの巻を読んできて、この作品を読むといろんなことがつながってきて、またさらに次が読みたくなりました!

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    2024年12月22日
  • ラザロの迷宮

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    ネタバレ

    永門が実在しないのは読んでいてなんとなく分かったが、まさか月島も実在しない人物と言うのは気付かなかったし、イベントの参加者の被害者以外の人物達も実在しないと言う事に驚かされた
    最後の結末に辿り着く読者は殆どいないんじゃないか?と思う

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    2024年12月04日
  • 青の呪い 心霊探偵八雲

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    心霊探偵八雲シリーズ、番外編。
    八雲が高校生の頃の話。と言っても八雲は主役ではなく、同級生男子で人の声に色がついて見える「サウンドカラー共感覚」の持ち主・琢海が主役。

    ・憎しみに捕われるより、過去の楽しい思い出を抱えて今を大事に生きる方がずっといい
    ・一部分だけを見て他人の感情を決めつけるのではなく、ちゃんと向き合って、見て・聞いて・話し合って判断する

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    2024年11月29日
  • マガツキ

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    ネタバレ

    都市伝説ホラーなのかしらん、と読み始めたらSFホラーで読み終わった。話とともに時間まで高速に進んでいくのが面白かった。

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    2024年11月21日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    テーマに惹かれたのと、澤村作品目当てと、ホラー作家を発掘したくて手に取った。

    イマイチなものもあったが、いくつか好きな話が読めたのでトータルでは良かった。
    芦花公園先生の「終の棲家」がとても良かった。この人の作品は他にも読んでみようと思った。

    ①氷室
    家のつくりはワクワクしたが、主人公の罪は余計だった気がする。地域活性化おばちゃん大暴走のサスペンス仕立てで最後に元住人に殺されるの方が良かった。途中からカラクリが見えてしまったし、おじいちゃんが普通に話し始めた時点でちょっと冷めちゃった(笑)

    ②倒福
    軽い読み物としてはギリギリ許せるけど、詮の文字を小さくしてほしかった。読むのに邪魔過ぎた。

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    2024年11月21日
  • 新 心霊探偵八雲 赤眼の呪縛

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    角川文庫の『心霊探偵八雲』『確率捜査官  御子柴岳人』シリーズの大ファンです。

    『心霊探偵八雲1~12』の後日譚、『新 心霊探偵八雲』は、発売日に購入したもの何ヶ月も読めませんでした。

    「今までの八雲シリーズの世界感が壊れてしまったらどうしよう」そんな不安がありました。

    でも、読み出したら、「あっ」という間に読み終えてしまいました。面白かったし、少し怖いし、八雲くんも御子柴先生も同じ印象のままで成長していた!!

    懐かしい仲間に久しぶりに会えた気持ちです。読んで、良かった!続きを読みたい!!

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    2024年11月08日