【感想・ネタバレ】心霊探偵八雲3 完全版 闇の先にある光のレビュー

あらすじ

「彼女の悲しい声が
聞こえるんだ」

落下し続ける自殺霊による消失事件。
八雲と晴香の前に現れたのは自称・霊媒師だった。

累計750万部ミステリーをすべて書き直した完全版。
物語の深淵に踏み込むシリーズ第三弾。

☆☆☆
屋上から落下し続ける地縛霊に取り憑かれた。

そう語る大学生から依頼を受けた八雲と晴香は、
霊媒師を自称する男と出会う。
霊が陰惨な事件の被害者だと知った八雲は、
彼女の魂を救おうとするが――。

室内から忽然と消失した大学生、見え隠れする警察の暗部。
濃くなる闇の先に、八雲は魂の救済を導けるか。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと手をつけることができた。
読みながら、おおよその関係性などについて大体予測はついていたが、真実は予想以上に悲痛なものだった。同じ女性としてとても胸が痛くなる場面も多く、自殺の本当の要因を八雲に指摘された神山さんはどれほど苦しい思いだったのだろうか。最後は彼女が繰り返す苦しみから解放されることができて安心した。それでも、決してよかったとはいえないが、きっと当人たちにとってはこれが大きな救いであったのだろう。
願わくば、苦しみから解放された先の場所で2人穏やかに過ごせますように。

0
2025年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

悲しい事件。まず元々の事件の犯人が最低だし、警察もセカンドレイプで最悪。
そりゃ復讐も考えてしまう…。

神山さんの最後は何とも言えないけど、ちゃんと2人が一緒にいれたならせめてもの救い。

しかしお父さんは謎すぎる…

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

御子柴先生登場。
毎回そうですが、今回も悲哀で満ちていてとても重い内容でしたが、情景が浮かんできて、読みやすさもあり、とても面白かったです。

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

いろいろな本を読んで、神永さんの本を読むと、やっぱり神永さんの本が好きなんだなって思う。とにかく読みやすいし、物語の世界に没頭してしまう。

今回の八雲くんシリーズは相変わらず幽霊がらみの事件に巻き込まれる八雲くん。
あるマンションで幽霊が繰り返し屋上から飛び降りている。その幽霊は屋上から飛び降り自殺をした女性だが、死んで幽霊になってなお飛び降り続けている。その女性は自殺前にある事件に巻き込まれていた。

一方で、ジャーナリストの真琴は友人から幽霊の相談を受ける。自宅に幽霊が出るのだと言う。その友人から呪われると電話画が掛かってきて急いで向かうと、友人はいなくなっていた。マンションに着いた時には彼女はベランダにいたというのに、部屋に着いた時には部屋はもちろんベランダにもいなかった。残されたのは彼女の携帯電話のみ。

飛び降り続ける幽霊と友人が遭遇したという幽霊。2つの違う事件がうまく絡み、まぁちょっと予想はできたけどなるほどな展開。
次作も楽しみです。

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

かなり重い内容で後味の悪い事件だけれど後藤刑事の行動にスカッとする。八雲と晴香のやりとりも好きだし少しではあるけれど御子柴先生が登場するのも嬉しい。以前読んでいるのに変わりなく一気読み。大好きなシリーズ。

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

面白かったです

完全版なだけあって、時代に合わせた内容と、御子柴先生の登場も嬉しい。
内容的にはヘビーな話だけど、前の時に読み終わったのがかなり前だったので面白く読めた。
この後の続きが楽しみです

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2024年12月23日

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