柳沢由実子のレビュー一覧

  • ピラミッド

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    刑事ヴァランダーシリーズ番外編。
    ヴァランダーがまだ新米巡査だったころからシリーズ第一作「殺人者の顔」直前までの中短編五編。
    新米巡査なのに刑事の真似事をして、禁じられている単独行動の末に撃たれてるし、その後、念願の刑事になっても相変わらず単独行動を繰り返しては時に銃撃戦になったり揉み合いになったりで、ヴァランダーさんはずっとこんな感じだったんだなぁと改めて思う。
    ただヴァランダーの単独行動はスタンドプレーというよりは、自分の推理が独りよがりのものなのかの確認だったり、部下や同僚たちを巻き込んではいけないと考えてのことなので、厭な感じはない。またやっちゃったか、という感じ。

    モナとの関係は恋

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    2018年07月20日
  • ピラミッド

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    ヴァランダー警部シリーズ。

    シリーズ化された主人公の過去が描かれた作品集。
    読者から熱望されたと書かれていたが、
    そこまでファンでない自分でも、面白く読めた。

    忙しいのに父親を救いにエジプトに行く破目になった、
    「ピラミッド」が一番面白かったかな。
    手芸店の老姉妹の意外な裏の姿が驚きだったし。

    モナが作品により、恋人、妻、元妻となっていくのが、
    少し辛かった。

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    2018年07月07日
  • ピラミッド

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    安定の面白さ。仲間たちの姿も懐かしい。
    マルメからコペンハーゲンへ行く定期船に乗りたいなぁ。

    ヴァランダー・シリーズ、未訳があと2作あるということで、早く読みたいような、読んだらほんとに終わっちゃうのでとっておきたいような…

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    2018年05月30日
  • 刑事マルティン・ベック 消えた消防車

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    ネタバレ

    シリーズ第5弾。相変わらずの面白さ。捜査の過程は地味で淡々としているけれどそこに面白さがある。刑事たちの人間性がよく見える。同僚との会話、家庭でのひとコマ。普通の人の普通の生活がそこにはある。このシリーズがこの先の警察小説に与えた影響の大きさを感じることができるのが嬉しい。だからこそシリーズの途中でこの新訳が途絶えてしまうのがとても残念。

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    2018年05月11日
  • 緑衣の女

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    「緑衣の女」、ミステリというよりは文芸作品といった趣き
    トリックを明らかにしていくというよりは、人間の心のひだを探ってく感じでしょうか
    ひたひたと人間の深部に分け入っていく
    そうした社会や人間の暗さ・よどみを、淡々と語る怖さがあります

    衝撃的な出来事も(ミステリの事件としては地味ですが)、表面的な説明に終わらないのが、類書と画するところ
    第三者からしたらどうでもないことが、当事者にとっては、いびつに強烈に印象に残ったりする
    そんな感性的な描写もあって、惹きつけられました


    個人的に残念に感じたのは、モチーフとして「緑衣の女」の印象が薄かった点
    「緑衣」にも、何かしらの意味があるとよかったで

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    2018年03月02日
  • 声

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    ネタバレ

    ホテルのドアマンの殺人事件と並行して、児童虐待の疑いの父子の件と、エーレンデュルの家族の話が展開していく。
    親子関係の、というか親が子供に与える影響の大きさに慄然とした。
    エリンボルクのがかかえてる事件の方の真実も気になる。

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    2018年02月22日
  • 緑衣の女

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    なんだこの苦しさ…。前作同様の雰囲気。なのにページを捲ってしまう。本当にやるせない…なんでこんな人たちのせいで傷つく人が出来てしまうのか。幸せになれるはずの、とても優しくて強い人たちなのに。

    今この時代も同じ思いをしている人がいるだろう。そう思うととてもやるせない。

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    2018年01月25日
  • 緑衣の女

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    1月-3。4.0点。
    エーレンデュル警部第二弾。
    住宅街から、数十年前の人骨が。殺害されたと思われ、捜査。
    重苦しい展開、DVの描写もリアル。人骨の正体が終盤に何度も、捜査陣の予想を覆す。

    面白い。心を掴まれるような重さだが、一気読み。
    次作も期待。

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    2018年01月26日
  • 殺人者の顔

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    楽しめた。残念だったのは自分が馴染みのない土地のせいで主人公が移動する時の距離感が掴めなかったこと。ところで主人公はすぐにベッドに横になるがシャワーを浴びることはないのか。(笑)

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    2017年11月17日
  • 刑事マルティン・ベック バルコニーの男

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    本シリーズは、ストックホルムを中心とした1960年代の街の、そして人の急激な変化に関する描写がすばらしい。本作もその雰囲気を楽しめる。

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    2017年07月07日
  • 罪

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    読みやすかったです。
    謎解きをすすめていくなかで、主人公が自身を持ち、友情を築き・・という過程がよかったです。
    訳文も言い回しが簡潔ながらも幼稚なわけでもなく読み進めやすいものでした。

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    2017年06月03日
  • 五番目の女 下

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    ヘニング・マンケル『五番目の女 下』創元推理文庫。

    シリーズ第6作。

    なかなか重いストーリーだった。少しずつ描かれる犯人の動機と浮かび上がる犯人の輪郭…

    父親の死を乗り越えてひたすら地道な捜査を続けるヴァランダー。

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    2017年05月26日
  • 五番目の女 上

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    ヘニング・マンケル『五番目の女 上』創元推理文庫。

    ヴァランダー・シリーズの第6作。

    認知症の父親とのローマ旅行を楽しんだクルト・ヴァランダーだったが、帰国後に発生した残虐な連続殺人事件に関わることになる。しかし、解決の糸口はなかなか見えて来ない…

    スウェーデン版ハリー・ボッシュ・シリーズのようなハードな警察小説。

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    2017年05月26日
  • 五番目の女 下

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    スウェーデンのような国でそんなにDVが多いのか。蘭を愛し、花を育てるその手で、妻を殴る。鳥に思いを馳せながら、身近な人間には残酷。人間の抱える闇は深い。犯人が女性刑事を撃ったのは意外。ヴァランダーが新しい一歩を踏み出せそうなのはよかった。母親以外、、誰も愛さず、誰にも愛されなかったように見える犯人も哀れ。

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    2017年02月24日
  • 五番目の女 上

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    ネタバレ

    スウェーデン版怨み屋本舗の気配が…何かヴァランダーもののスウェーデンっていつも天気が悪いようなイメージがある。

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    2017年02月24日
  • 背後の足音 上

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    なんとシリーズだったのを知らず本作から読んでしまった。
    それでも人間味あふれるヴァランダー刑事のすっかりファンになってしまい他の作品も読んで見たい。
    とにかく体を休めて!眠って!と過酷な捜査につい思ってしまう。犯人まであと少し!と追い詰めるのだけどとことんツイていないヴァランダーに最後までハラハラ。面白かった。

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    2017年01月27日
  • 流砂

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    著者の自伝である。がんになって自分がどのような生活を送ってきて、どのように思っているかを振り返っている。

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    2017年01月04日
  • 霜の降りる前に 下

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    白鳥が燃やされ、子牛が焼き殺される。イースタの周辺では奇妙な事件が重なっていた。さらに女性が行方不明になったとの通報が入る。だが驚いたことに、リンダの消えた友人の日記に、行方不明の女性の名前が記されていたのだ。リンダの不安は増すばかり。一方娘の勝手な行動にクルトは怒りを爆発させる。人気の刑事クルト・ヴァランダーが父娘で難事件に挑む。

    途中で先が見通せてしまったのはやや残念。
    シリーズ第9作と版元は謳っているが、この作品はカウント外でもいいのでは。リンダはよい捜査官になると思います。

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    2016年12月18日
  • 霜の降りる前に 上

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    刑事ヴァランダー・シリーズの番外編。警察官となる娘リンダとヴァランダーの共演。

    リンダ・ヴァランダー、まもなく30歳。警察学校を修了して秋からイースタ署に赴任することが決まり、この夏は父クルトのアパートに同居している。久しぶりの故郷で、旧友との付き合いも復活。だが、その友人のひとりアンナがいきなり行方不明に。アンナになにが? 心配のあまり、まだ警察官になっていないからと諫める父の制止を無視して、勝手に調べ始めるリンダ。スウェーデンミステリの巨匠マンケルの人気シリーズ最新刊。

    下巻に続く。

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    2016年12月18日
  • ファイアーウォール 上

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    ヴァランダー警部シリーズ。ITを使った大規模なサイバーテロとスウェーデンの田舎町の刑事さんとの闘い。
    ヴァランダーさんのキャラクターがとっても良い。

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    2016年12月15日