柳沢由実子のレビュー一覧

  • リガの犬たち

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    ヴァランダーシリーズ2作目。1作目はフロストみたいな感じだったが、2作目は全然違う。ミステリーというよりサスペンス物。今回のほうがテンポもあって面白かった。

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    2012年06月21日
  • 背後の足音 上

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    始めの方はなかなか話しの本筋に入らないので進まなかったが、同僚の警官の殺人事件あたりから引き込まれた。

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    2012年04月05日
  • 恥辱

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    ネタバレ

    カーリン・アルヴテーゲンは、1965年スウェーデン生まれ。
    二作目の『喪失』で、北欧推理小説賞を受賞。サイコサスペンスの女王ともいえる存在の作家らしいです。

    邦訳は四冊あり、本書は邦訳で一番新しい書物です。

    私は本書以前の三冊、『罪』『喪失』『裏切り』は読んでおらず、はじめてのカーリン・アルヴテーゲンです。

    主人公といえるのは、ふたりの女性。

    ひとりは、38歳の女医。仕事で成功し何不自由ない生活を送っているように思えるが、兄の死がいつまでも心から離れずトラウマになっている。
    もうひとりは、異常に太りすぎ部屋から出ることもできない犬と暮らす50代の女性。彼女を手助けしようとしてくれる人た

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    2012年03月17日
  • 白い雌ライオン

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    スウェーデンのミステリ。
    警部クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ3作目。
    ここから分厚くなってます。

    イースタはスウェーデン南端の田舎町だが、交通の要衝にあるため、国際的な事件も起きうる。
    思いも寄らぬ南アフリカの陰謀に巻き込まれる。
    南アフリカでの人種問題をさかのぼるプロローグから、重厚に書き込まれています。
    国際的なベストセラーになった理由がわかる気がしました。

    ヴァランダー個人は妻に出て行かれたのはもう諦めたが、次の一歩は踏み出せず、落ち着かない精神状態。
    ストックホルムに住む娘のリンダが心配でいつも会いたがっているのだが、なかなか上手くいかない。
    捜査のためにストックホルムに出

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    2012年03月19日
  • リガの犬たち

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    スウェーデンの警察ものミステリのシリーズ2作目。
    田舎町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公。
    妻に去られ、それなりに落ちついては来たが、警察の仕事に疲れて、転職を考えているのだったが…

    今回は、ラトヴィアという異国が主な舞台に。
    バルト三国の一つで、ソ連解体の時期に大揺れとなって、荒廃していた。
    スウェーデンはそう遠くはないのだが、体制が違うため行き来は滅多にない。
    救命ボートで流れ着いた死体は二人が抱き合うように乗せられ、高級なスーツを着ていた。
    何の印もないボートがじつはラトヴィアの物だったようなので、合同で捜査することになるのだったが…
    たった一人で訪れた警官リエパ中佐は、言葉

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    2011年10月30日
  • 喪失

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    シビラは、道端にいるわけではないが、ホームレス同様の暮らし。
    18歳で家を飛び出して以来、ずっと身元を隠し、ストックホルムの無料で入れる所や似たり寄ったりの知り合いの住処を点々としていた。
    時には古着のブランド物を着て、ホテルのバーで裕福な男を引っかけ、財布を落としたと騒いだりして夕食をおごらせていた。
    街全体に影響力を持つ会社を経営しているフォーセンストルム家の社長令嬢だったのだが。
    高慢で横暴な母親と無関心な父親に、ひどい生活を強いられていたのだ。

    ある時、食事をおごらせただけで別れた男性が同じホテルの別室で惨殺される。
    翌朝、警察の声にとっさに逃げたシビラは、犯人にされてしまう。
    しか

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    2012年11月05日
  • 背後の足音 下

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    ネタバレ

    基本的な感想は上巻で書いたとおり。
    最後の解決段階でやたらと主人公がスーパーヒーローじみるのが、マイナス点。

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    2011年08月27日
  • 背後の足音 下

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    50歳目前にして糖尿病になったりと、老いを感じさせる描写がちらほら。本シリーズは単独として読んでももちろん面白いが、登場人物たちの成長や変化は、シリーズを通してじっくりゆっくり描かれる。そんな捜査チームのひとりが悲劇に見舞われるというのが事件の発端。

    寝る間なし手掛かりなしというスタイルは今回も同じだが、被害者とヴァランダーとの距離感が根底にあるため、心理的な苦しさや葛藤がやや前面に出ている気がする。仲間を失った自分、老いていく自分、事件を解決できない自分──内面にくすぶる苦悩と対峙できないまま、混乱の中で必死に手掛かりを追うヴァランダーに、不思議なくらい感情移入してしまう。

    国内情勢を反

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    2011年08月27日
  • 背後の足音 上

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    文庫で、1200円とはビックリだが、その値段を越える面白さ!若くなく糖尿病で肥り、強くもなくいつも疲れている主人公の刑事、ただ犯罪に立ち向かう姿はいい。

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    2011年08月22日
  • 背後の足音 上

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    夏至前夜、三人の若者が行方不明になる。そしてその捜索を依頼されたイースタ署の刑事のひとりと連絡がとれなくなり……。
    という事件の幕開き。
    スウェーデンのクルト・ヴァランダー刑事シリーズの新刊。

    相変わらず低調な男です、ヴァランダー刑事。これまでのシリーズも離婚した妻へ未練たっぷりで、年頃の娘のことは心配で、恋人との不仲に悩み、父親との確執にも悩み……、事件の捜査と愚痴に支配されている彼でしたが、ここにきてやっと諸問題に決着がついたかとおもいきや、今回は体調不良に悩まされることになったらしい。(それはメタボですよ、メタボ)
    残酷で予測のつかない事件が展開しているのに、飽きもせず、くよくよと考え

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    2012年02月09日
  • 目くらましの道 下

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     スウェーデンの小さな町の警察官、クルト・ヴァランダーのシリーズ5作目。
     事件の事で思い悩んでいた1秒後には、季節の移り変わりの美しさに目を奪われ、遠距離恋愛中の女性に思いを馳せ、病気が発覚した父親と向かい合おうと考え、ふらっとやってきた愛娘に癒され…とにかく人間くさいおじさんが魅力的。こういうジャンルだと、いつのまにか超人的になっちゃう主人公が多い中、何度も何度も同じ悩みにはまったり、鬱からなかなか抜け出せなかったり。ヨーロッパの片隅の小さな町で、変化していく世界への不安を抱えながら、それでも日常生活のなかに光を見出そうともがいている主人公が、とにかく情けなくてかっこいい。

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    2015年08月20日
  • 五番目の女 下

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    殺された老人エリクソンの金庫には、傭兵と思われる人物の手記が入っていた。
    そして、遺言には、かけ離れた土地の教会への高額の寄付が。
    なぜそんな所に?
    ヴァランダーは27年前に行方不明になった女性がいたことを調べ始める。
    一方、花屋の主人は遺体で発見される。
    森の中で…監禁された後に殺されていたのだ。
    謎めいた手口の理由とは?

    治安の悪化を憂えて市民自警団を作る動きが活発化し、それも警察には頭の痛い問題となる。
    マーティンソン刑事の娘が学校でいじめに遭い、父親が刑事だからという理由だったために、真面目なマーティンソンは辞職を考える。
    引き留められるのはあなただけと言われるヴァランダー。
    ヴァラ

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    2011年07月10日
  • 五番目の女 上

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    ネタバレ

    ヴァランダー・シリーズです。今回は、アフリカで過去に起きた事件と、スウェーデンでの連続殺人事件との関連を探るという内容になっています。いつもながら、ドキドキさせられる展開で面白かったです。

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    2011年07月04日
  • 五番目の女 上

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    スウェーデンの警察物。
    クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ、6作目。
    スウェーデン南端のイースタという町はそれほど大きくはないのだが、交通の要衝に当たっているために犯罪は少なくない。

    クルトは、父とローマ旅行に行って帰ってきた所。
    父は気むずかしく、痴呆が時折出てもいたのであまり上手くいっていなかったが、旅行先では楽しく過ごすことが出来た。
    父は長年ほとんど同じ絵を描き続けてきた画家で、イタリアに行くのは生涯の夢だったらしい。
    その旅行に同行できた幸せを感じる。

    帰国後、妙な事件が相次ぐ。
    元自動車販売会社経営の老人エリクソンが行方不明になり、様子を見に行ったヴァランダーは、敷地内の壕

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    2011年07月10日
  • 五番目の女 上

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    上巻後半から、最後まで一気読み。怒涛の展開。
    スウェーデン語の地名に戸惑う。
    わざとかもしれないが、日本語訳が硬くて、違和感を感じる。
    特に会話文。
    主人公ヴァランダーのキャラクターが、自分のなかではいまいち浮かび上がってきていない。

    困るのは、前作を読んでいないのに、犯人について語ること。一言二言なんだけど、読む前にわかっちゃうじゃん!!順番に読まなきゃだめなのかー。

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    2011年06月28日
  • 五番目の女 上

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    北欧の小さな町が舞台のお話。登場人物の名前が「ホルゲ」とか「ニーベリ」とかで異国感満点。センテンスが短く(警察官らしい感じ)読みやすい。店主が旅行中の花屋への不法侵入。鳥の詩を書く元自動車販売業者は残忍な方法で殺される。一見無関係の事件が繋がっていく・・・。これから読む下巻が楽しみ。

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    2011年01月10日
  • リガの犬たち

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    瓦解する共産主義。バルト海東岸のラトヴィアで暗躍する冷たい権力闘争。不確実な自由のため戦い続ける市井の人々。
    海岸に流れ着いたゴムボートの中に高級なスーツを身にまとった二人の男の射殺死体。調査を担当する田舎町イースタの刑事ヴァランダーは、思いもよらない形でスウェーデンからラトヴィアへ国境を越えた事件の主役を演じることに。諦観漂う警察小説の前半から想像もできない展開が待ち受けております。抑えきれない恋心。そのギリギリの踏ん張りに魅せられました。

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    2010年09月29日
  • 五番目の女 上

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    クルト・ヴァランダーを主人公にした警察小説シリーズ6作目に
    あたる本書の事件の幕開けも牧歌的なイメージ色濃い
    スウェーデンには到底似つかわしくない残忍な犯行現場。
    父とのローマ2人旅の余韻にゆっくり浸る間もないまま
    連続殺人事件解決に挑んでゆく。
    このシリーズは主人公のキャラクターの魅力に惹かれ、読後事件の
    内容は忘れても、家族との会話、同僚や上司、友人刑事たちとの
    エピソードが不思議と記憶に残る。
    今回も事件解決に忙しい最中、わざわざ遠距離恋愛中の恋人
    バイパに電話してもめたり、そうかと思うと2人で暮らすための
    新居や飼犬を探してまわるマメでカワイイ中年男の一面も
    垣間見れる。またしても次作

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    2013年02月03日
  • 五番目の女 下

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    父親の死を乗り越えて、捜査に邁進するヴァランダーらイースター署の刑事たち。しかし、一向に犯人像は浮かび上がってこない。猟奇的な犯行に対抗して市民による自警団が活動を始める。そして・・・。物語の三分の二を過ぎて、ようやく解決に向けて大きく進展が見られます。そこまではひたすら地道な捜査が続きます。その一方で、懸案の愛する女性との同居を考え、葛藤するヴァランダー。人間くさい刑事たちの活躍を楽しみました。それにしても文庫上下巻で2400円を越える価格。ちょっとびっくり。でも続きを読みたいので、東京創元社さん、あとシリーズ4作、何とか出し続けてください!

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    2011年09月10日
  • 五番目の女 上

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    スウェーデンの警察小説といえば、これ。ヘニング・マンケルのクルト・ヴァランダー刑事シリーズ、3年ぶりに第六作が登場です。父とのローマ旅行を終え、仕事に戻ったヴァランダーを待っていたのは、無人だった花屋の侵入事件と一人暮らしの老人の失踪事件。やがて老人は惨殺されていたことが分かる。さらに、旅行中ということだった花屋の主人も・・・。二つの事件に接点はあるのか。ヴァランダーたちの捜査は思うように進まない。続きは下巻で。

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    2011年09月10日