【感想・ネタバレ】リガの犬たちのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2018年10月31日

途中からソ連が崩壊する前後のラトヴィアを舞台にした物語に転換。旧共産圏社会が興味深いことと、ヴァランダーがラトヴィアに潜入した後のスリルある展開が面白い。翻訳が優れているためか読みやすかった。シリーズ1作目よりこちらの2作目のほうが個人的には好き。

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Posted by ブクログ 2010年07月03日

個人的にはシリーズで一番好き。ラトヴィアという国、自由のために戦う人々の姿が熱い筆致で描かれている。フィクションではあるが、ついこの前までこのような状態だったリガの街に、いつかは訪れてみたい、そう思える作品。

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Posted by ブクログ 2009年11月19日

ヴァランダー警部シリーズ2作目。
1作目よりも断然面白かった!ソ連の影響がまだまだ強いバルト三国のひとつ、ラトヴィアでの話。
共産主義国での緊張感がとてもよく伝わってきて、一気読みだった。
1作目は正直言って退屈だったけど、この2作目でこのシリーズのファンになった。
3作目も読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2014年03月25日

警察小生のシリーズの中では、少し異色のもの。殺人事件があり、死体もあるのだが、物語はその謎解きというよりも、それを捜査する人たちの国を超えたドラマになっていく。ベルリンの壁の崩壊前夜の物語。既にソ連ではベレストロイカが始まるあたりのことで、その時代背景も少し織り込まれている。

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Posted by ブクログ 2013年07月18日

のろのろした警察小説からスパイ小説もどきに進展する様は、
進展、などといった生易しいものではなく、
スーツをきた普通のサラリーマンが、
いきなり歩道で駆け出したかと思ったら、ジャンプして空中で体を二回転半ひねって着地したような違和感と唐突感だ。

しかも、そこに恋愛までからませるとは、
そのてんこ盛...続きを読むり加減が前作から続くこのシリーズの特徴なのかも。

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Posted by ブクログ 2012年06月21日

ヴァランダーシリーズ2作目。1作目はフロストみたいな感じだったが、2作目は全然違う。ミステリーというよりサスペンス物。今回のほうがテンポもあって面白かった。

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Posted by ブクログ 2011年10月30日

スウェーデンの警察ものミステリのシリーズ2作目。
田舎町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公。
妻に去られ、それなりに落ちついては来たが、警察の仕事に疲れて、転職を考えているのだったが…

今回は、ラトヴィアという異国が主な舞台に。
バルト三国の一つで、ソ連解体の時期に大揺れとなって、荒廃して...続きを読むいた。
スウェーデンはそう遠くはないのだが、体制が違うため行き来は滅多にない。
救命ボートで流れ着いた死体は二人が抱き合うように乗せられ、高級なスーツを着ていた。
何の印もないボートがじつはラトヴィアの物だったようなので、合同で捜査することになるのだったが…
たった一人で訪れた警官リエパ中佐は、言葉もなかなか通じない。ヴァランダーと下手な英語でやりとりする。
地味だが優秀なことを、互いにすぐ理解し合うのだった。
ところが…
逆にラトヴィアの首都リガを訪れたヴァランダーは、制約の厳しい街に違和感を覚える。
決められたホテルに泊まり、待遇は良いが、ホテルの往復にも見張りが付いている様子なのだ。
リエパ中佐の妻バイバが、こっそりホテルを訪れ、何かを告げようとする。
何が起こっているのか?
ヴァランダーはこれまで何も知らなかったと痛感することに。

スパイ物めいた異色作だが、ヴァランダーの人生に大きな変化が訪れるので、じつは見逃せない作品でした。

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Posted by ブクログ 2010年09月29日

瓦解する共産主義。バルト海東岸のラトヴィアで暗躍する冷たい権力闘争。不確実な自由のため戦い続ける市井の人々。
海岸に流れ着いたゴムボートの中に高級なスーツを身にまとった二人の男の射殺死体。調査を担当する田舎町イースタの刑事ヴァランダーは、思いもよらない形でスウェーデンからラトヴィアへ国境を越えた事件...続きを読むの主役を演じることに。諦観漂う警察小説の前半から想像もできない展開が待ち受けております。抑えきれない恋心。そのギリギリの踏ん張りに魅せられました。

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Posted by ブクログ 2011年09月30日

 スウェーデンの小さな田舎町の刑事ヴァランダーが、ラトヴィアに飛ぶ。国境を越え、思いも寄らぬ大きな事件に深入りしていくことになる。人気のスウェーデン警察小説、<刑事クルト・ヴァランダー>シリーズの第2弾。この作品の面白さのひとつに主人公ヴァランダーの設定がある。 ・太り気味。ストレス。警察を辞めたい...続きを読む。 ・オペラ好き。 ・味気なく思っている一人暮らし。 ・逃げられた妻にまだ未練がある。 ・娘のリンダとの意思疎通が上手くいかない。 ・年老いた父との確執。 ・ファストフード中心の食生活。 ・深酒しがち。 ・初めて出会った女性に惚れっぽい。さらに、この第2弾では同僚で親友だったリードベリを亡くしていた。仕事に対して真摯であるが、与えられた領分を逸脱するほどではなかった。ところが今回は、ラトヴィア警察から捜査協力を要請され国境を越えることになったのだから意外だった。スーパーヒーローでない、冴えない中年刑事が、一目ぼれの影響も大きく、命を懸けてまでの捜査に向かうのかと驚きつつ、興味を惹かれていた。主人公ヴァランダーの性格は、日本男性のかなり多くが共感を持つかもしれないと思った。

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Posted by ブクログ 2018年04月17日

キナ臭い世界(社会)情勢をテーマにしているもののそうした問題性を映した物語としては凡庸というか残念な作の印象。ルポ(報道)が伝えるところの圧政(暴政)の現状など易く知ることが出来るワケで、そこ(ラトヴィア)に招かれてほとんど旅行客然の主人公の暢気さに対しては、いくらなんでも・・の認識(思慮)の不足が...続きを読むうかがえるように思われた(言い過ぎか?)。しかしそれでも惚れっぽい主人公ヴァランダーの人間臭さの魅力はよくとらえられ、また物語展開の緊張感あるその最中にも巧くユーモアを織りこんだ筆致はよかった。終盤は緊迫感ある展開で惹きこまれはしたのだけれどやはりもう少し物語に厚みが欲しかった。

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Posted by ブクログ 2013年07月19日

先にドラマを見たので、ヴァランダーはもうケネス・ブラナーの声でしか話さない(笑)ダメっぷり全開。何故一番身近にいる女性に必ず惚れるのだヴァランダー。誇張はあるとはいえ、ラトヴィアという国とスウェーデンの対比を描いているのもとても興味深かった。スウェーデンといったって全く知らないことだらけだし、それで...続きを読むもラトヴィアは貧しくて、、、という。東欧の近代史を勉強すべきかもしれない。

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Posted by ブクログ 2013年05月27日

刑事ヴァランダーシリーズの第2弾。海岸に打ち上げられたゴムボードに、2人の男性の射殺死体が。調べてみると、かれらがラトヴィア人だということがわかり、ラトヴィアから捜査官がやってきた。。。
バルト三国の独立運動、ソヴィエト崩壊の時代背景を書いた時代小説と言えるかも。小難しい話が多かったが、相変わらずの...続きを読むヴァランダーのちょっと情けない中年ぶりが、小説の良い味わいになっている。

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Posted by ブクログ 2013年04月24日

北欧警察小説第二弾。海岸に流れ着いたゴムボート。中には二人の男の射殺死体。スウェーデンとラトヴィアで展開される国際的謀略。物語的には第一作の方が完成度高いものの、主役のヴァランダー刑事は前作以上に魅力的。惚れっぽくて愚痴ばかり、でも愚直に突き進むその姿。ラストのやれやれ感がたまりません。次作も楽しみ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年12月09日

たまたま流れ着いた死体を乗せた救命ボート。捜査に当たったスウェーデンの田舎町の警部が独立前夜のバルト三国を舞台に陰謀に挑むと言うストーリー。前半は静かにリガの暗い雰囲気の中ストーリーも淡々と進むが、後半以降は突然火薬の匂いたっぷりの潜入劇に早変わりする。惚れた弱味とは言え、その行動力は読んでいてもち...続きを読むょっと無理があるような感じがした。ただどこにでも見張りが付いている旧共産圏の重い空気はよく出て、ある意味貴重。

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Posted by ブクログ 2012年01月21日

スウェーデンの警察小説クルト・ヴァランダーシリーズの第2作目。

今回の主な舞台はラトヴィアの首都、リガ。
地味!地味!とさんざんレビューで書いた前作と違い、事件の規模やヴァランダーの行動がとても派手でした(笑)
恥ずかしながら政治的背景の知識に乏しく、深く理解しながら読んだとは思えないんですが、ス...続きを読むパイものというか、政治サスペンスというか…。
主人公は「やっぱりヴァランダー」なので、そういった部分のテイストは同じなんですが、不思議な感じでした。

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Posted by ブクログ 2011年10月22日

リビアの騒乱を見て、なんとなく読みたくなって再読。

ヴァランダーに似つかわしくない派手な展開の事件で、こんなに元気なときもあったんだっけとしみじみ。
緊迫した事件の最中なのに恋をしたり、生理的欲求に負けてみたりなところはやっぱりヴァランダーなんだよなあ。

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