五番目の女 上

五番目の女 上

父親と二人のローマ旅行は、予想外に楽しいものになった。その素晴らしい一週間が終わり、イースタ警察署に戻ったヴァランダーを待ち受けていたのは、花屋の家宅侵入の通報だった。店主は旅行中で盗まれたものはない。その次には一人暮らしの老人が失踪した疑いがあるとの訴え。一見事件性のなさそうな二件のできごと。だが、老人が濠の中で串刺しの死体となって発見されるに至り、事態は恐るべき様相を見せはじめる……。ヴァランダーを、そしてイースタ署の面々の心胆を寒からしめた奇怪な事件。CWAゴールドダガー受賞作シリーズ。

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五番目の女 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 五番目の女 上
    1,222円 (税込)
    父親と二人のローマ旅行は、予想外に楽しいものになった。その素晴らしい一週間が終わり、イースタ警察署に戻ったヴァランダーを待ち受けていたのは、花屋の家宅侵入の通報だった。店主は旅行中で盗まれたものはない。その次には一人暮らしの老人が失踪した疑いがあるとの訴え。一見事件性のなさそうな二件のできごと。だが、老人が濠の中で串刺しの死体となって発見されるに至り、事態は恐るべき様相を見せはじめる……。ヴァランダーを、そしてイースタ署の面々の心胆を寒からしめた奇怪な事件。CWAゴールドダガー受賞作シリーズ。
  • 五番目の女 下
    1,222円 (税込)
    串刺しにされて殺された老人の金庫には、傭兵と思われる人物の日記が入っていた。この中に手がかりが隠されているのか? 捜査を進めるヴァランダーのもとに、父親急死の報がはいる。せっかく心を通わせることができた矢先だというのに……。だが哀しみにひたっているひまはなかった。行方がわからなくなっていた花屋の主人が、遺体で発見されたのだ。長いこと監禁されたうえで殺され、森の中で木に縛りつけられていた。これはまだ始まりにすぎないのだろうか。新しい連続殺人の幕開けか? 現代社会の問題をあざやかにあぶり出す、北欧ミステリの真髄。/解説=北上次郎

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五番目の女 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上下一括感想
    下巻にて

    読書が“保守的”になってるかもしれない。
    読み慣れたこのシリーズが心地良く感じる。
    内容は相変わらずですが。

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    前作と違って、犯行の意図は上巻ではまだ分からない。ヴァランダーと同じ視点で読める。早く次が読みたくなる。

    0
    2021年06月06日

    Posted by ブクログ

    ヴァランダーシリーズの6冊目。
    残酷な串刺し殺人事件と監禁の末、衰弱した後の殺人事件。この二つの事件のわずかな共通点から同一犯との推測を固めるヴァランダー。個々として謎がつながらなくなってゆく。
    これまで確執を深めていた父親の突然の死を迎えながらも事件解決のため文字通り東奔西走。
    娘リンダとの心が通

    0
    2014年11月29日

    Posted by ブクログ

    三年ぶりの新作。
    プロローグで明かされる“五番目の女”。なるほどそういう話なのかと了解するも、コトはそう単純ではないことを早々に思い知らされる。

    捜査に忙殺されるヴァランダー。父を亡くした喪失感、手掛かりゼロの焦燥感、その合間に将来のプランを空想しては、新たな被害者の出現に絶望を感じてひたすら沈

    0
    2011年07月07日

    Posted by ブクログ

    んんんんんーむはーッ

    何だこの書き出し

    お久しぶりです
    刑事ヴァランダーです
    意図したわけではありませんがだいぶ間が開いてしまいました
    でもそんなに連続して読むもんでもない気がするのです

    何しろ大リーグ養成ギプスのようなシリーズですからね

    んんんんんーむはーッです

    何ですか

    本の感想です

    0
    2023年12月23日

    Posted by ブクログ

    6作目。少年だった頃は仲が良かったのに警察官になると決意して以降、理由もわからぬままずっと折り合いが悪かった父親がアルツハイマー型認知症を患っているとの診断が下りたのが前作、解説によると時間の経過が現実と揃うペースで一年に一冊刊行されていたシリーズ、長編で込み入った話なのにすごい。今回は父親の念願だ

    0
    2022年05月06日

    Posted by ブクログ

    ヴァランダーシリーズ、6作め。
    この作品も、単なる刑事物ではない。物語の、残虐性だけでなく、そこには、弱者を、悼む必然性が、生む複雑で、混沌とした復讐が、あって哀しみがある。ヴァランダーや、周辺の人々の、関わりが楽しみのシリーズ

    0
    2021年04月23日

    Posted by ブクログ

    6作目。
    作品としてのまとまりがあり、登場人物たちになじみもあって入り込みやすい。
    シリーズ物はこーでなくちゃ。

    タイトルや承前が内容とどうからむのかなかなかわからなかったり、
    読者の心をつかむ術が巧み。
    犯罪内容と謎解きが古めかしいのは仕方ない。

    あとがきを読んで本シリーズは10作で終わってい

    0
    2018年11月14日

    Posted by ブクログ

    刑事ヴァランダー第6シリーズ。今回は父との楽しいイタリア旅行から帰ったところへ、事件が発生。花屋の失踪、槍で刺されるという残虐な殺人事件とは関係があるのか?という話です。

    0
    2013年08月04日

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの警察物。
    クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ、6作目。
    スウェーデン南端のイースタという町はそれほど大きくはないのだが、交通の要衝に当たっているために犯罪は少なくない。

    クルトは、父とローマ旅行に行って帰ってきた所。
    父は気むずかしく、痴呆が時折出てもいたのであまり上手くいってい

    0
    2011年07月10日

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