司馬遼太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
松本良順と伊之助を中心に物語が展開。
本巻では、幕末期、勝海舟と共にしたともに海軍伝習所時代、ポンペに従事し日本初の”病院”(養成所)を設立するまでを描く。
本巻の中で、井伊直弼、徳川家定の人柄、エピソードも取り上げられている。
井伊は開国を主導したものの保守的な人物であったことが良く分かるし、当時の大奥の影響にも触れられている。
松本は、海軍伝習所時代に咸臨丸で勝海舟、オランダ人カッティンディーケ等で薩摩に渡り、島津斉彬に接見するのだが、斉彬の開明振りを垣間見ることができる。
伊之助は、語学の「天才」なのだが、誰しも「天才」の振る舞い、性格などに興味を抱く。司馬遼太郎は、それを見事に描