司馬遼太郎のレビュー一覧
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ネタバレ作者が乃木希典を題材にここまでの長編を書くからには興味をそそる要素があったからであって、それはやはり明治天皇の後追い自死があったからであり、しかも妻も含めてとなるとその人間性を詳しく探求したくなったのでしょう。
第一部は「坂の上の雲」でも詳細に描かれた旅順攻略を中心とした、司令官として害をなすほどの極まる無能さで、作者も憤りを隠さず描いており、読み手にもその悪手に憤りを感じる。犠牲になった当時の兵員達のことを思うと悲痛です。
第二部は割腹自殺にいたる動機を作者の想像を交えて描かれる。昭和初期の人物、山鹿素行を崇拝し、その図書「中朝事実」を将来の昭和天皇に強要するほどの熱の入れよう、それはやはり -
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「内助の功」ってコウなのか?
10年ほど前に大河ドラマで放送されていたのを初めて知った。やはりNHKは豪華キャストで、顔ぶれをしみじみ見てしまった。
安土城に行ったこともあってこの本を読んでみることにした。
ぼろを着てやせ馬に乗った一豊のところに千代という美しい嫁が来た。
父が討ち死にしたので叔母の元で育ったが、可愛がられて、叔父が持参金として大金の10両をくれた。
これも千代の人徳か。
鏡の裏に隠していたのは有名な話。
千代は純朴な一豊に功名を立て、出世して一国一条の主になることを約束させた。目端の利く千代はそれとなく信長に仕官することを勧め、そこで秀吉に目をかけられるようになる。
合 -
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10日ほど前、インフルエンザに罹患。もともと、4歳の娘がインフルでした。一方こっちは風邪が酷かった。保育所に復帰する為の治癒証明を貰いに行った小児科で、「一応自分も」と、検査したところ、陽性。(ちなみにその小児科は、人に薦められて行きつけにしているのですが、大変に優秀で親切です。堪らず大人も行きつけにしてしまっているくらい。東横線横浜よりゾーンの方は是非お薦め)
早期発見のおかげか、あまり高熱が出ず、暢気な療養でした。インフル休暇のお陰で、「しばらくは仕事が慌ただしくないのでゆっくり読書もできるな」、と色々考え「カラマーゾフの兄弟」の再読を年末年始の楽しみにすることに。長らく買ったまま手を触 -
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ネタバレ一応言っておきましょう。
本編はないといっても過言ではありません。
もう一度言いましょう、本編はほぼほぼありません。
その代わり、ロシアに関してのこれでもかという解説が
でてきます。
要するに、北の地は漁業資源としても
稀有だったわけでして、そこで二国間が考えの相違により
拿捕合戦になったのは必然だったのだと思います。
しかしながら利潤ばかり追求すると本当に
ロクなことがないものです。
同乗者に一人いたみたいですよ。
ただし…途中で亡くなったようですが。
そのあとの拿捕事件に関しても
なんか名前だけは聞いたことがありますね。
なんか考えさせられるものがありますね。
言語が違う、文化が違う