宮本輝のレビュー一覧

  • 春の夢

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    2014/01/26
    釘にうたれてしまった蜥蜴と、借金で身動きが取れない主人公。
    それ以外にも、事あるごとに蜥蜴が象徴として出てくるのだけど、この発想はすごいよなぁ。
    そして爽やかなラストもとても良かった。

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    2014年01月29日
  • 優駿(下)

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    登場人物一人一人の人生がそれぞれに描かれていて、人の様々な思いが読み取れた。感動するほどではなかったが、後から余韻がじんわりとくる。

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    2014年01月22日
  • 道頓堀川

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    ひとりぼっちの大学生が、多くの人と関わりそして別れを経験すると同時にマスターにもまた息子を通して人生ドラマがある。人物設定や人間関係がまた先生らしさがでて和みます。ラストも良い。

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    2014年01月19日
  • 三十光年の星たち(上)

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    何のとりえもなく希望もないような若者が、金を借りた老人との出会いや多くの人との触れ合いの中で一人の大人として成長してゆく心温まるゆっとりとした宮本輝独特の世界観。
    金持ちの贅沢なゆとりのような雰囲気が若干気にかかる。

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    2014年01月15日
  • 骸骨ビルの庭(上)

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    大阪・十三にあるビルに戦後の混乱期に住み着いた孤児たちの立ち退きにまつわる話。
    そのなかに、料理の話あり、農業の話あり、本筋よりもそちらの方に興味が行ってしまった。京都のおいしい七味とごま油と醤油で食べるおうどんがなんとも
    美味しそう。

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    2014年01月15日
  • 焚火の終わり 下

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    エロいと聞いていたので、フランス書院的なのを想像していたが、
    全くそんなことがなくて(当たり前か)高尚な文学作品でございました。

    出生の謎を解くという前半の意気込みがグデグデになり
    なんだかよくわからないままに話は収束していって
    個人的には消化不良。

    読みやすいので、一気読みできるのがイチオシな点かな。

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    2014年01月09日
  • ドナウの旅人(下)

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    ドイツ滞在時、ミュンヘンからニュルンベルクへの旅の道すがら読んでいました。
    ドナウ川を目にしながら。

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    2014年01月05日
  • 三十光年の星たち(下)

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    終わり方は好き。尊敬した人に、見込んでもらえて、尽くそうって思えて、幸せなんだろうな、そんな人生。30年後を目指すのは容易くないだろうけど。

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    2014年01月04日
  • 月光の東

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    不遇の運命が迫ってくる。そんな星の下に生まれながら、月光の東にたどり着くまで自らの人生に挑み続ける。
    宮本輝の本を読むと、人生に真摯に立ち向かおうと思わされる。綺麗に生きたい、成功したいとかではなく、己の信じるもののために、この一瞬一瞬を必死にもがこうと強く思う。
    本作では米花によってそれが表されていた。

    結局、自殺の真実など曖昧なまま終わった部分もあり、すっきりと読み終えたい人が低評価なのもわかる。しかし登場人物の人間らしさは毎度のこと美しい文章で見事に描かれている。これも宮本輝の凄さだと思うし、僕はこの人のそういう部分が好きなので、気にならなかった。

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    2013年12月06日
  • 彗星物語

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    城田家の家族の物語ですね~。
    ちょいと昔のお話なんだなと、ボラ助の話を聞いていると思いました。

    私はおじいちゃんと、犬と思ってない犬が好きですね。笑

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    2013年12月01日
  • 私たちが好きだったこと

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    アラサーの男女4人が一緒に暮らすことになる、という設定はアメドラみたいで面白かった。でも、全員がみんなお人好し過ぎなところが、やっぱり日本的。いや、日本人でもなかなかここまでお人好しではいられないと思う。夢を叶えること、仲間の将来、浮気、考えさせられることは色々。私には、主人公たちのような決断はとてもじゃないけどできないと思いました。

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    2013年11月03日
  • 人間の幸福

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    2013.10.12
    主人公には尺然としないものは残るが、ダウン症の娘をもつ喫茶店のマスターの言葉には重みを感じ、また自分にとつての幸福とは何かを考えされる作品。

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    2013年10月12日
  • にぎやかな天地(上)

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    ネタバレ

    話が少しまどろこしいな。微生物の話は面白いけど。人生いろいろある話は、やっぱり疲れちゃう。宮本輝は、いろいろある話が多いけど、昔はもっと勢いがある話だったような気がするなあ・・・
    死ぬ前の何年間満たされたら、生まれてきてよかった、と思えるのか、という話と、アラビアンナイトの『不治の病とは何か』の話、は印象深い。

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    2013年10月13日
  • 三千枚の金貨(下)

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    2013/09/16
    わかりやすい話のようでいて、でも少し難しい話でもあった。
    光生が息子と語り合うシーンがとても印象的。
    芹沢が結局どういう人物だったのかわからないままだったけれど、大きな桜の木のイメージが、読後感をとても爽やかなものにしてくれた。

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    2013年09月18日
  • 道頓堀川

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    宮本輝、川三部作の最後の作品。「泥の河」「蛍川」に続いて、主人公の邦彦はどこへ向かうのか。そう感じさせるラストだった。

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    2013年09月02日
  • 五千回の生死

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    一話のページ数が短いので、読みやすいのですが、後味がいまいちでした。
    いくつか「これ長編で読みたいなぁ」というのもあります。

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    2013年08月26日
  • ドナウの旅人(下)

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    ネタバレ

    一言でいうと、長かったぁ・・・。
    物語の本筋以外の、旅の情景描写が作者本位というか、細かすぎてかえって想像しにくくてきちんと読み込もうとするタイプの私にはたびたび苦痛に思えてしまった。
    とても美しい表現なのだけど、それがじゃまでいまいち物語に入り込めないというか・・・。

    ストーリーの運びは、時々ミステリーの要素が入っていて、予想外にドキドキさせられたりして面白みがあったけど、このミステリーじたての部分の結末も、この物語自体の結末も、なんとも言い難い・・・これでよかったのかな?という感じ。

    小説全てに、主題があるとは思っていないけれど、こういう結末は好きではないなぁと思ったり。

    名作として

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    2013年08月24日
  • 新装版 命の器

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    ネタバレ

    宮本輝が28歳で会社勤めをやめ、「泥の河」で太宰治賞、「蛍川」で芥川賞を受賞するまでのサクセス・ストーリーが大変興味深かったです。神経症気味の青年が小説家を目指して会社を退職したということに周りの人々が驚いたことも肯けますが、かなり特異な例なのでしょうね。宮本を支えた資産家、淀競馬場に親子で凧揚げに行っていた際に出会った縁で祝電を打ってきてくれた会社時代の同僚、同じく祝電を打ってきた荒正人への欠礼の話が印象に残ります。宮本が桃山学院大卒業でながら素晴らしい文章を書いていることのギャップが不思議だったのですが、酒と小説にあけくれた若い日の自伝的文章を読むと謎が解けたように思いました。やはり破天荒

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    2013年08月24日
  • 優駿(上)

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    いつも競馬を楽しんでいるが、小説では競馬の世界がどのように描かれているか興味があって読んでみた。
    この本が出版されたのは1980年代で、その頃の競馬の世界というのはこんな感じだったのかなと思う。馬主と生産者、調教師、騎手それぞれにドラマがあって、競馬の世界の裏側がよく描かれてなかなか面白かった。競馬入門的な解説もあって、競馬をやらない人でも十分楽しめると思うけれど、競馬をギャンブルとして楽しむ人には、面白くないかもしれない。
    競馬で金儲けするためのノウハウは書かれていないですから。

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    2013年08月21日
  • 骸骨ビルの庭(上)

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    純文学と大衆文学の明確な違いもよく分からないし、そもそも分ける自体がナンセンスなのかも知れないが本作品は純文学よりな気がする。損得を超えた無償の愛、使命感、嫉妬、生への執念等 人間臭さが滲み出ておりジワジワくる。終わりもスッキリ、すっと入ってくる。もう少し人生の経験を積んでから再読したい。

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    2013年08月14日