宮本輝のレビュー一覧

  • 三千枚の金貨(下)

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    斉木光生は文具メーカーの役員をしているが、5年前に入院していた病院で末期ガンを患っていた年配の男から、和歌山県の山の巨大な桜の木の根元に金貨を埋めた、と言う話を聞く。
    同僚の宇津木、川岸、そしてBARのママ・室井沙都と共に和歌山へと向かう。
    宮本輝の作品はどれも、風景描写に優れている。
    作品の中で描かれている風景が視覚的に、と言うよりは感覚的に伝わってきます。
    あーこんな場所なんだろうなー、と感じる事ができて、色々な感性が刺激されました。

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    2017年07月17日
  • 三千枚の金貨(上)

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    斉木光生は文具メーカーの役員をしているが、5年前に入院していた病院で末期ガンを患っていた年配の男から、和歌山県の山の巨大な桜の木の根元に金貨を埋めた、と言う話を聞く。
    同僚の宇津木、川岸、そしてBARのママ・室井沙都と共に和歌山へと向かう。
    宮本輝の作品はどれも、風景描写に優れている。
    作品の中で描かれている風景が視覚的に、と言うよりは感覚的に伝わってきます。
    あーこんな場所なんだろうなー、と感じる事ができて、色々な感性が刺激されました。

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    2017年07月17日
  • 胸の香り

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    9月の読書会課題本。買うときあまりに薄くてビックリした。「さざなみ」「しぐれ屋の歴史」「深海魚を釣る」がいいと思った。後書きにある30枚でちゃんとした短篇が書けない作家は所詮二流だという言葉を改めて考えさせられる作品だと思った。おちのある作品が好きな人、そうじゃない人どちらも楽しめる短篇集だと思う。

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    2017年07月16日
  • 森のなかの海(下)

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    ネタバレ

    上巻に比べるとぐっと読み進めるのが遅くなってしまい、何度も戻り読みをしてしまった。上下巻読み終えて大作と言わしめる意味もわかった気がするが、疑問として残る点もあった。毛利カナ江さんと実の娘の不仲原因は何だったのか。読者の想像に任せますということなのかな、とは思うのだが…上下巻の大作は久しぶりに読んだので細かいところがいちいち気になってしまった。

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    2017年06月04日
  • にぎやかな天地(上)

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    物語に出てくる題材が色々あり過ぎてあまりピンときませんでした。主人公や他の登場人物についても終盤になってもあまりハッキリとした結末には至っていなくて中途半端感が否めません。

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    2017年06月04日
  • 月光の東

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    よねかの思い出を探る旅は、そのままよねかに引き寄せられた男たちを振り返る旅であった。美しくかつ強い女性であったよねかはまた、人間の業を強烈に意識した女性であった。傍目からみるよねか像とは異なり、付き合った男たちは結局その心の美しさに思いを馳せ、卒業していくのだ。
    杉井と加古がそれぞれの立場で過去を振り返っている。それぞれ独り語りや日記の記述でその振り返りを綴るわけだが、国内は北海道から糸魚川、大町、岡山、海外ではヒマラヤ、パキスタン・カラチ、パリとそのスケールは非常に大きい。スケールの大きさと登場人物それぞれの、繊細に変化する心の動きが合わさりきわめて立体的、重層的な物語構成を感じた。
    しかし

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    2017年06月02日
  • 天の夜曲―流転の海 第四部―(新潮文庫)

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    人間はかくあるべしとやたら説教がましく道徳的。右翼の教科書にはもってこい。日教組だ共産党だとかは子供をダメにするとか・・・・熊吾の博識ぶりには恐れ入る。
    沖縄の密貿易の女王「ナツコ」とはウマが合うだろか?
    同じ時代を生きた男と女同士で。

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    2017年05月10日
  • 星々の悲しみ

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    短編7作品中の6作品を読んだ。宮本輝氏の本は3冊目。いずれも読み始めると続けて読みたくなる筆力を感じる。だが何れも暗く、どうにもならない不条理な人生を眼前に見せられて、これが現実だと知らされて苦しさを感じる。創価学会に心服する宮本氏はなぜそこから希望へ開ける道を明示してくれないのか。暗示されているのに私にはわからないのか。因果応報があるにしても、明るさ、光が欲しい。時間がたって氏の本を読めば、印象が変わるのかもしれないが。

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    2017年02月22日
  • 水のかたち 下

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    面白いけど…好きなセリフもたくさんあるんだけれど…いろいろ都合がよすぎやしないだろうか。主人公の人柄が呼び込む、人の輪とか幸運とか運命とか、そういうことなのかもしれないけれど。

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    2017年02月09日
  • 幻の光

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    短編集。
    どの作品も「喪失」というものが背景に感じられます。
    明るい話ではないけれど、読んだ後に、柔らかな余韻が残るような一冊。

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    2017年01月29日
  • 水のかたち 上

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    志乃子が湯木留美と言い合いするシーンの志乃子の心の動きが好きだなぁ
    勇気を出せ、白ナマズ。反対攻勢に打って出よ、リンゴ牛

    早速、キュウリを買い込んでキュウリサンドを作ろう!

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    2017年01月29日
  • 星々の悲しみ

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    有り触れた生活の一片なのに、どうしてこうも胸が苦しくなるのだろう。なかなかしんどい作品だけど、また必ず読むと思う。

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    2017年01月26日
  • ドナウの旅人(下)

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    ドナウの旅は長かった・・・。
    ストーリーが途中冗長になって、読み続けるのが苦しくなるところもあったが、東ヨーロッパを横断する大河ドナウが終わるところには何があるのか・・・それが気になって根気強くページをめくった。
    最後の最後で衝撃的な結末となったが、それ以降の登場人物たちがしっかりと自分の人生を歩んで行くさまが想像できるようだ。
    途中の町や村の描写は、単に紀行文としても楽しめる。
    2017/01

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    2017年01月09日
  • 青が散る(下)

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    上巻はしんどかったけど、下巻で跳ねた。
    青春とはなんとも非効率で、無駄が多く、雑で、活力に満ち満ちている。

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    2016年12月16日
  • 青が散る(下)

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    大阪に新設された大学でテニスに打ち込む大学生たちを題材にした青春小説。下巻ではテニスの試合の記述が多くなり、テニスのゲームの奥深さがわかる。登場人物の若さゆえの行動やその後の生き方が面白い。

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    2016年11月03日
  • 青が散る(上)

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    筆者の本を久々に読む。大阪に新設された大学でテニスに打ち込む大学生たちを題材にした1982年の作品。上巻では、個性的な登場人物の説明の部分が多い。楽しみにしていたテニスの話はあまりない。

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    2016年10月29日
  • 焚火の終わり 下

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    何とも微妙な題材を綺麗で上品に仕上げたなぁと言う印象。
    近親相姦と言う文字を見るといやらしいイメージしかわかないけれど、この作品はいやらしさが全くと言っていい程ない。

    出生の謎は最後まであやふやでわからずじまいだったけれど、そこに関してはこの作品だから、まぁアリだなと思う。

    解説に書いてあった通り、作中に出てくる食べ物が美味しそう。

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    2016年09月12日
  • 焚火の終わり 上

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    今月は読書よりも他のことに気が向いてしまって、余り本に触れない月でした。
    こんなに読まなかったのは四年ぶりくらい。

    大量にある積ん読の中から久々に宮本作品。
    どこがとは上手く言えないけれど、この人の作品はやっぱり好きだなぁ。
    出生の真実がはっきりしていない兄妹二人。
    上巻の最後のシーンは性的にと言う意味ではなく興奮しました。

    二日酔いのシーンが割と多く出てくるのですが、作者も二日酔いに苦しんだ事が数多くあるんだろうなぁと、酒飲みの私は確信しました。

    焚火って、大人になってからやった記憶がないな。
    やれる場所も余りないですしね。
    大きな火を見るのは私も大好き。
    下巻へ続きます。

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    2016年08月29日
  • 骸骨ビルの庭(下)

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    ネタバレ

    内容(「BOOK」データベースより)
    今も親代わりの茂木の話では、彼らが一緒に育てた桐田夏美から性的暴力を受けたと訴えられ、失意のうちに亡くなった阿部轍正の名誉が回復されればみな立ち去るという。孤児たちの暮らしをなぞるように庭を耕し始めた八木沢は、真実を求めて夏美の消息を追うが…。人間の魂の絆を描いた感動の力作長編。

    八木沢とかつての孤児(八木沢と同年代ですが」の交流によって阿部、茂木両名がいかに孤児たちを慈しみ育ててきたかを感じ、その崇高な人柄に感化され自分の人生も考え始めるのであった。
    意外と呑気な八木沢。はっきり言って楽しそうに大阪生活を満喫しています。

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    2016年08月25日
  • 私たちが好きだったこと

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    穏やかな文体とは裏腹に物語の展開が非常に早いのが印象的でした。この問題が解決したら次の問題がすぐに起きてという感じで、その中で与志くんを中心とした4人が成長していきます。一つ一つが軽いのが心地よい印象を与えてくれるのかもしれないですが、もう少し余韻に浸る時間もほしいかなと思いました。

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    2016年08月02日