乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ZOOを読んで「この作家さん好きかも」と思ったが、やはり期待を裏切らない!どの作品も到底考えつかないような設定で、驚かされた。
『Calling You』最後あたり泣きすぎて読めない。
『しあわせは子猫のかたち』も感動してうるっときてしまった。すごく好き。
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目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見立て、日日の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが…。表題作のほか、「Calling You」 -
Posted by ブクログ
主人公の年齢や精神状態によって語り口が全く違うのが素晴らしいと思った。
どの話も後半でわかったような気になるが、最後に想像と違ったところへいくのがとても面白かった。
忘れた頃にまた読みたい。
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何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録 -
Posted by ブクログ
「未来予報 あした、晴れればいい。」
「手を握る泥棒の物語」
「フィルムの中の少女」
「失はれた物語」
以上4つの短編が収録されている。
すべて毛色の違う物語であるが、共通項として「切なさ」が感じられる。
「さみしさの周波数」というタイトルは、うまく表現したものだ。
そして、ふつう短編集を読むと好きな作品とそうではない作品が出て来るものだが、この本はすべてに何らかの魅力を感じる短編集だった。
たった一冊の本で、やるせない気持ちになり、心が和み、ハラハラし、号泣した。
それでもあえて一つ挙げるなら、「未来予報 あした、晴れればいい。」を選ぶ。
私は「縁」という考え方を大切だと感じていて、人と -
購入済み
目をそらせない
学校という狭い世界、必ず存在するカースト最下位の弱者。人気者の担任。
子どもを掌の上でじょうずに転がしているような教師も、また人間なのだと思わされる1冊だった。 -
購入済み
凄い
作者の作品が期間限定で値下げされており試し読みで気になり一気に色々購入。
その中でこの作品が一番気になっていた
読み終え今思うのはこんな素晴らしい作品に出会えて良かった
ジャンルはSFミステリーと言ったところか
起承転結が纏まっており蟠りを1つも残さずに綺麗に終わらす
最近の漫画によくある無駄な描写、無駄な話、無駄な展開、それらが無く全てに意味がある
これでこそ"作品"だと思えた
絵も上手くて読みやすかった
ありがとうございました。