乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ3人の死にたい高校生が夏にだけ現れる「サマーゴースト」に会いに行き、遺体を探す話。
登場人物の命や恋愛模様、線香花火や夏といったパーツにいたるまで、すべてがどこか儚い美しさを抽出して書かれています。
そうした儚く脆いものが生きていくための「つながり」につながっていくというところがキャラクターのあたたかみにも、作品の土台のようなものにもなっていると感じました。
ラストも見たいところがきちんと見られて、起こり得ない奇跡とあるかもしれない事象のバランスが絶妙で、夏や幽霊といった言葉を本当に大事にして書かれた物語でした。
短い作品であるため生や死について深く掘り下げられてはいませんが、だからこそ思春 -
Posted by ブクログ
ネタバレ数々のお宝を盗む怪盗ゴディバとそれを捕まえようと奔走する国民的ヒーローの名探偵ロイズの戦いはみんなが大注目。
そこにあるきっかけで深く関わることになった少年のリンツ。
その少年リンツとその周りの人々が織りなす真実への冒険。
最初は子どもが活躍する探偵小説だと思って気楽に読んでいたら、いつの間にドロドロに溶かされていた。
今まで何冊かどんでん返し的な作品は読んできたけど、今回の仕掛けが一番心に来たかもしれない。
それは、この作品が子ども向けということで書かれたこともあり、読みやすくリンツ君に感情移入しやすい点にあると思った。
乙一先生の作品は2作品目で今回も感情を動かされまくりました。