乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「あなたから見て誘拐された菅原ナオさんは、どんな子でしたか?」
「ドラえもんのジャイアンみたいな…」
乙一作品は初読だった…もしかして選択間違った?(;´∀`)
てっきり、ホラーな作家だと思ってたのに、このギャグなノリは一体なんなんだろう。
こっそり発信機を取り付けていた父親に「娘に変なもの取り付けるな!」と殴りかかり、 オーストラリアの土産と称して【コアラのマーチ】を身内に配る、
そんなナオちゃんが大好きです。
通勤中にはお奨めできませんが。
もうひとつの収録作の【しあわせは子猫のかたち】が対照的かなあ。
加納朋子の【ささらさや】に通じるような、暖かい幽霊の存在が泣け -
Posted by ブクログ
小説版はだいぶ前に読んだことがあったのですが、
漫画版が出ていたので買ってみました。
表紙見て少女漫画チックな絵柄だったので
不安はあったのですが、けっこうマッチしてますね。
笑いあり、ちょっぴり切なくなれる場面あり、
乙一の世界をよく表現できてると思います。
漫画化の常として省略されてる箇所が
多々あるのは仕方ないとしても、
原作を知らない人が読んだとしても
十分内容は理解できるレベルですので
安心して読めるかと思います。
漫画化にはあまりいいイメージがないので
正直それほど期待はしていなかったのですが
いい意味で裏切られました。
オススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレすごい。この作品は一切無駄がない。
「私」は無邪気な殺人者によって、あっけなく殺されてしまいました。さあ、その死体をどこへ隠しましょうか。
本作は死体を隠蔽しようとする兄妹の、悪夢のような四日間を語る作品です。しかし、その語り手は死体となった「私」。客観的に語られているはずなのに、兄妹の危機感と切迫感がビリビリと伝わってくる。歪で不気味でゾッとしてしまうのに、死体を隠すさんと右往左往する兄妹をつい応援したくなってしまう、不思議な読書体験でした。
暑い夏の夜、ぜひ手に取ってみて欲しい一冊です。
★こんな人におすすめ
ホラー小説に挑戦してみたい人
伏線回収が好きな人 -
Posted by ブクログ
岸部露伴シリーズが世に出てドラマ化された辺りの頃に、JOJOのスピンオフで他に読んでみたい、見てみたい話って何だろな?って考えたことあります。
その時にイギーの話を思いつきました。スピードワゴン財団に取っ捕まる前の自由気ままに暮らしていた頃の話で、舞台はニューヨーク。
話の内容はシートン動物記のノリで、イギーが都会に現れる、野生動物やスタンド使いの動物と相まみえる・・みたいな話です。
・・・・・・・私のイメージというか、アイデアそのまんまじゃん!!っていうのが本作(後半の鰐の話ね)読んで、真っ先に出た感想でした。
前半のイギーとアブドゥルの出会いの話も「まあ、こんなもんかな」と想定内の話でした -
Posted by ブクログ
本格ミステリ大賞を受賞した時はライトノベル雑誌『ザ•スニーカー』に掲載された作品で下記の順に掲載されていた。単行本は同じだが、文庫本は順番も変えて2冊に分かれている。
夜:暗黒系
僕:リストカット事件
夜:犬
夜:記憶
僕:土
僕:声
今回は何も知らずに手に取ったのが文庫本だったので夜から読んだが、当初の順番で読んだ方が良かったと後悔。作品自体は単体でも読めるが、僕と森野夜の関係を感じるには、単行本を勧める。
人の死や殺人に異常なまでの興味を持ち、事件の現場に足を運び、死体や犯人をコレクションのように鑑賞することを好む:僕と、残酷な事件や猟奇殺人者に惹きつけられる面と犯罪者を引き -