乙一のレビュー一覧

  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    夏の文庫フェアで購入。 
    タイトルは以前から知っていたのと、「やはり夏には夏の本が読みたい!」ということで選書しました。

    乙一さんの作品は久しぶりに読みましたが、どんでん返しが大変効いていて、一気読みは免れないです。
    「夏と花火と私の死体」では、主人公である五月が序盤に死体となってしまいますが…その後も視点が変わることなく、五月(の死体)目線で物語が語られるのが大変新鮮でした。
    初めは犯人である弥生ちゃんの行動に驚きましたが、健くんと縁さんの狂気っぷりにさらに驚愕。
    犯人ではありますが罪悪感を抱え、死体が見つかりそうになる度に怯える弥生ちゃんが実は一番人間じみているのでは?という結論に至りま

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    2026年08月01日
  • 夏と花火と私の死体

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    死体視点で語られる兄妹の死体隠しの冒険。
    夏の田舎のノスタルジーさと、罪の意識が消えただ死体を隠すことに必死な兄妹のコントラストが不気味で最高!
    これが著者のデビュー作でさらには、まだ10代だったとは驚愕!

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    2026年07月30日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    必要最低限の登場人物の、一片の過不足もない物語で、「なんでそうなる!?」な場面でやきもきしたことも含めて、主人公に(著者さんにも)感情移入しやすく、読んで幸せな気持ちになりました!

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    2026年07月25日
  • 銃とチョコレート

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    ネタバレ

    とある人物のレビュー
    『登場人物誰も好きじゃない』
    登場人物を好きにならない小説なんてあるか?と思い読んだ。好みというよりは道徳的に、法的にという意味なんじゃないかなと思う。
    どの人物も悪事を働いたのは間違いないからって意味かと。

    オチや推理は普通ですね。革新的な要素はない。
    ただ、舞台が西洋風。しかも貧富の差がすごい世界線。規模がデカくて面白い。
    やっぱりチョコレートってタイトルがつくと工場が過ぎるんかな?ついでにチャーリーという名の子供。
    あとキャラの立場が二転三転するから『オマエぇ!』ってなるシーンがめっちゃ出てくる。
    はたしてドゥバイヨルとロイズはどんな運命を歩むのやら。

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    2026年07月23日
  • GOTH 僕の章

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    ネタバレ




    『GOTH 僕の章』


    第三回 本格ミステリー大賞


    びっくりしました( ಠдಠ) 乙一さん
    『GOTH 夜の章』に続いての…僕の章♪



    ハイ その通り! 今回も 騙されました♪
    Σ(◉౪◉ )えぇッ!って思いながら…
    ある箇所で2度読み 、3度読み…(>_<)



    まんまと やられてしまいました‪(  ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ



    「人の少なくなった放課後の教室で僕が帰り支度をしていると、背後にだれかの立つ気配がした。振り返って見ると、森野だっ

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    2026年07月22日
  • ZOO 1

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    zoo1 乙一 2025 2月17日
    「死」に纏わる5つの短編。どれも短編とは思えないほどしっとりしてて読み終える事に浸りたくなるので読むのに時間がかかった。
    私たちは不条理と死といつでも隣合わせの世界に生きていて、愛しい人を失っても生きていかなければいけないし死を受け入れることで新しい1歩を踏み出せる。日常の暖かさを噛み締めて生きていきたい。
    特に心に残ったのは『Seven room』。ひしひしと迫り来る死の足音と息が詰まるような閉塞感を悪臭と濁った汚水の描写が嫌なほどに引き立てていて良い。オチは想像つくものが多かったがこの本の美しさはオチではなく過程に詰まっていると思った。

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    2026年07月17日
  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    前半の「夏と花火と私の死体」よりも後半の「優子」の方が面白かった。

    「優子」では、住込みで働いていた清音が鳥越家に植えられていた毒性を持つベラドンナの黒い実を食べてしまったことが原因で正常な判断ができなくなり、優子を人形だと勘違いしてしまった。
    中盤では清音より前に働いていた静枝と赤いナツグミの実を食べながら、最近食べた際に酷い味がして、その日の夜には体調を崩したと話しているので、この時に毒性のあるベラドンナを食べてしまったのだとわかる。
    そして最後の方では一番最初にあった何代も前に鳥越家にやって来た子供の手に握られていた花がベラドンナだったという説明があった。

    全体を通してしっかりと伏線

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    2026年07月05日
  • 銃とチョコレート

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    中学生の時に読んだかな。チョコに目が無いので、タイトルに惹かれて読み始めた記憶。美しすぎる展開が好きで読み終わったあとも何回も読んで味わってた。

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    2026年07月01日
  • 夏と花火と私の死体

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    倫理観とかそういうのが欠けている話。
    完全に加害者目線で読んでしまったので、隠した死体がバレそうな瞬間はハラハラして冷や汗滲みます笑
    バレるのか?隠し通せるのか?気になって読む手が止まりません。
    ちなみに、もうひとつ話が収録されていますがもう片方の「優子」も面白かったのでおすすめです。

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    2026年06月22日
  • GOTH 僕の章

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    この本は、結局のところ、
    ・きっとみんな騙される
    ・薄くて読みやすい叙述トリック入門編
    ・夜の章を読んでからの方がきっといい。

    のめり込み度☆☆☆☆☆
    読みやすい度☆☆☆☆☆
    オチが良い度☆☆☆☆☆
    最後は、少しホッとしている☆☆☆☆☆

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    2026年06月22日
  • サマーゴースト

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    ただ綺麗事で、「自殺は悪いこと、命を大切に」と説教するのではなく、
    「生きたいと思える、生きる理由を探すきっかけを作ってくれる」そんな素敵な作品

    今がどんなに苦しくても、死ぬまでずっと続くことはない
    周りの人を変えることは難しいけれど、変わろうと思えば良くも悪くも自分自身を変えることができる

    佐藤絢音さんには、そんなことを教えてもらった

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    2026年06月19日
  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    五月ちゃん以外やばい人たち。終わったあとも何かしら薄暗い危険なストーリーが続きそうに感じられるのもいい。(中途半端に終わってるとかではなく)

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    2026年06月09日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    ネタバレ

    表紙があんまりにも怖いから怖い話かと思ったら全然怖い話ではなく、むしろハートフルでした。
    人が死んでいるのにハートフルはないか…。

    後天的に失明し、父とも死別し一人きりで生きるミチル。
    会社の意地悪な先輩と関係が悪く、ある日駅で先輩と鉢合わせたその日から先輩の轢死の殺人犯として逃走し、ミチルの家に逃げ込むアキヒロ。
    同じ家の中、不思議な距離感でふたりは少しずつ交流していくことになる。
    交互に語られる二人の視点から、真実が明らかになっていく。

    ミチルは、後天的に目が見えなくなり家族も亡くしたゆえの外の世界への拒絶がある。
    アキヒロは、家族関係は悪くないのに外ではいつもうまくいかない。
    ふたり

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    2026年06月03日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    今まで読んだことのある乙一さんの作品とは一味違って、これもまた良かった…!
    人ってちょっとしたことで絶望したり、救われたりするのよねぇ、忙しいねぇ。
    誰かの支えになるのは簡単じゃないけど、少なくとも人の心を不用意に追い詰めるようなことはしたくないなぁ…

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    2026年05月21日
  • 夏と花火と私の死体

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    この本が私が小説にハマったきっかけです。
    とにかく伏線回収と読後の余韻が好きだった。
    死体の目線という新しい視点という面白い小説、一番最初に読んだのがこの本で良かった!!

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    2026年05月17日
  • さよならに反する現象

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    あらすじには切ない、怖い、優しい、帯には哀しみ、恐ろしいって書いてあったけど、どれでもないような?言い表しがたい読後感。
    ミステリー成分多めの「家政婦」、シンプルに嫌「新聞」が面白かった。

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    2026年05月01日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    特異な事をきっかけとして結びつく、個人的に大大大好物な関係性の二人でした。

    登場人物の心の機微が繊細に表現されていて、彼らの人となりと行動に矛盾を感じないところが良い。柔らかく、おいそれと他人に曝け出せなかった心を不意に共有してしまう事になる男女の話。良いですね。
    あと何故表紙はこれなんでしょう?内容と表紙が脳内でなかなか一致してくれません。タイトルとこの表紙だとホラー過ぎやしませんか?

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    2026年03月24日
  • さよならに反する現象

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    久しぶりに乙一さんの作品を読みたいと思い手に取った1冊。

    短編集だからこその読みやすさとしっかりと心に残るお話の数々だなと感じました。

    乙一ワールドに浸ることができ満足です。

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    2026年03月22日
  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

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    どの作品も寂しく、切ない。だけどささやかな優しさと温かさのある短編集。不思議で透明感のある世界観が印象的。初めて「calling you」を読んだとき、ぼろぼろ泣いたことを思い出しました。今でも読み返すたびに胸が締め付けられます。他人の傷を移す能力を持つ少年の話「傷」も切ない。だけど、最後は幸福なもので良かった。華歌も、独特の美しさがある作品でした。

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    2026年03月19日
  • ZOO 1

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    昔読んでとても面白かったのでもう一度読み直しました。カザリとヨーコ、seven roomsは何度読んでも面白い。
    昔読んだ時にはそこまで印象に残らなかったSO-far、陽だまりの詩がとてもいい作品だと気づけたのがよかった。タイトルがすごく素敵だと思う。
    表題作のzooはほかの作品と比べるとやや薄味だが、他があまりにも濃すぎるので全体で見ればちょうどいいのかもしれません。
    欲を言えば暗い作品が多いので最後の作品は明るく終わるものが良かったと個人的に思ったが、作者の作風を考えればこれでいいとも思いました。

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    2026年03月15日