乙一のレビュー一覧

  • 夏と花火と私の死体

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    短くていいが、知恵のある子供は怖い。
    オチもいいが、終始胸糞悪かった。

    優子という短編も収録。
    これもいい。短くて、無駄がないからいい。4.0

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    2026年04月25日
  • 小説 シライサン

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    「次はお前の番だ」
    ほんの偶然から、聞いたら呪われるという「大きな目の女」の話を聞いてしまった人たちの間で呪いが伝染していく話。

    正直、ネタは陳腐。
    だけどちゃんと怖い。ネットで披露されている自作怪談とは違う。他人がフィクションの中で感じている恐怖なのはずなのに、なんだか身に覚えのある怖さを思い起こさせる。
    被害者?たちの亡くなり方とかはとんでもなく突飛なのに、変に現実味があるというか。

    そして、この話のアイコンになっている「女」の成り立ちやこの怪談ができるまでのストーリーにも説得力があった。ただ怖がらせようというだけでなく「だから怖いことが起こるのだよ」と理由をつけることで逃げ道をなくさ

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    2026年04月25日
  • 箱庭図書館

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    乙一の、ミステリー、ホラー、青春、ファンタジー、恋愛‥6つのストーリーで構成された短編集。それぞれが違った色を持っていて、いろんな感情になった。詰め合わせのようでおもしろい。
    普段はサスペンスが好きだけど、これはサスペンスっぽいもの以外のお話にグッときた。

    「青春絶縁体」では先輩と後輩の悪口(軽口)の掛け合いが秀逸で面白かった。
    「ホワイト・ステップ」は平行世界をテーマにした、ありえない、けどありえてもいいんじゃない?と思うお話。

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    2026年04月24日
  • 天帝妖狐

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    『A MASKED BALL』と『天帝妖狐』の2つの作品が収録されており、どちらも読み始めてすぐ乙一さんならではの独特な世界に引き込まれる物語でした。

    1作目の『A MASKED BALL』を読み終わった時点では評価を☆5にしたいと思ったのですが、2作目の『天帝妖狐』のとあるシーンが怖すぎて、かつどうしてそういう衝動が湧き起こってしまったのかがわたしには今ひとつピンと来なかったため、☆4にしました。

    ちなみに『A MASKED BALL』の舞台の高校は掃除当番がなくて、専門の業者が掃除してくださるそうで、珍しいなと思いました。
    わたしはずっと公立の学校で、今でいうスクールカースト上位の子た

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    2026年04月16日
  • 箱庭図書館

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    様々なジャンルを一度に楽しみたい!って方にはかなりオススメです!
    【物語を紡ぐ町】文善寺町で起こる6つの話。
    様々なジャンルのストーリーが同じ町で起こり、読み進めるごとに次の物語に紡がれていき、気づいたら文善寺の住人になってる。そんな感覚になりました。
    私は6つの話の中で、青春絶縁体とホワイト・ステップが大好きで、青春絶縁体のようなコミカルなテンポでThe青春ぽさが愛おしく感じました。
    その点、ホワイト・ステップは最初は青春絶縁体のようなストーリーになるのかなと思いましたが、悲しみの中に希望が芽生えるような、温かい気持ちになる作品でした。

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    2026年04月12日
  • 夏と花火と私の死体

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    兄妹と死体のジュブナイルストーリー

    表題作だけ言及します。

    もしあなたが子供で、自分の友人の死体に出会ってしまったら、どういう気持ちになるでしょう。
    恐怖や悲しみ、ショックを感じるでしょうか。あるいは、自分が殺したことへの罪悪感を感じるかもしれません。

    ところが、本作の主役となるきょうだいは、どこかおかしい。どうも倫理観が狂っており、読んでいて頭が痛くなります。
    妹の弥生は自身による殺人がバレてしまうことばかりを恐れ、兄の健は死体の隠蔽工作をゲームのように楽しんでいます。
    二人とも、友人の死に対する恐怖や悲しみを感じていません。とにかく隠蔽工作に力を費やします。

    この死体を巡る攻防には

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    2026年04月11日
  • さよならに反する現象

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    少し不気味でちょっと切ない短編集なら右に出る者はいないのではないか。マイルドになった気もするけど、「家政婦」「フィルム」「再接続」がお気に入り。家政婦いい性格してるよね。

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    2026年04月10日
  • さよならに反する現象

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    乙一を感じさせられる作品だった。とりあえず読めば分かる。しかし細身な文庫に足して文章が少なく、物足りなさを感じた。が、何度も読み直せるし通勤に持ってこいなのでまぁいいか。30周年おめでとうございます。

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    2026年04月08日
  • 夏と花火と私の死体

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    あの子たちは腐りゆく私と遊びのように無邪気に過ごす。
    無垢な笑い声が遠ざかるたび、湿った土の冷たさと残酷な静寂さを実感する。
    終わらない夏の暗がりに、私はただ静かに溶けていく。

    二十歳くらいのじめじめした夏に、不謹慎ながらワクワクしながらゾワゾワしてた思い出。

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    2026年04月08日
  • さよならに反する現象

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    久しぶりの乙一作品
    中田永一のほっこりWarm感も好きだけど
    やはり乙一のヒンヤリCool感も大好きだわ
    中田永一VS乙一 私は勝敗つけられず
    だって真逆の空気感漂わせながらも読後はどちらも心地よいなんて凄い!もの
    いつか同じタイトルで中田永一VS乙一で書いてみて欲しいなと思うのは私だけ?
    空気感の違いを堪能してみたい

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    2026年04月02日
  • さよならに反する現象

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    短編集。

    『悠川さんは写りたい』がお気に入り。
    過去に読んで大好きになった『しあわせは子猫のかたち』を彷彿とさせる柔らかい空気感やあたたかさが好きです。

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    2026年04月01日
  • 夏と花火と私の死体

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    乙一さんのホラー小説が好きで、5年ほど前に同じように乙一さんが好きな友達からおすすめされて読んだ本。
    まずタイトル、設定がいいですよね

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    2026年03月26日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    「小説家のつくり方」「コンビニ日和!」「青春絶縁体」「ワンダーランド」「王国の旗」「ホワイト・ステップ」6作収録の短編集。

    懐かしいぃぃぃ!
    「青春絶縁体」も「王国の旗」も「ホワイト・ステップ」も、どれも乙一らしい。厨二病にニヒルに、かと思えばじんわりと良い話…相変わらずよくできた乙一ブランドである。心が柔らかい時代に読んできたからか、乙一の世界は、久しぶりに読んでも私の心によく馴染む。ちょっと実家感があるんだよな。「ただいま」って感じ。

    「ホワイト・ステップ」が抜群に良い。
    これだけで言えば星5級。雪面の靴跡に導かれた不思議な巡り合いを描いた作品なのだが、これがもう綺麗で切なくて文句無し

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    2026年03月23日
  • GOTH 夜の章

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    死が持つ”暗い魅力”に惹かれる主人公

    主人公の身の回りで起きる
    猟奇的な事件を集めた短編集

    どの事件も一癖も二癖もあり、
    二転三転する展開は短編といえど侮れません。

    暗い小説を読みたい時に是非、、、

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    2026年03月22日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    上司が貸してくださった本
    物語の人物とは真逆の生き方をしてきて、でもふと物語の生き方の方が楽だよなと思ったりしたこともあった。でも、この物語を読んで、そういう生き方は人間できないのだと知れた。よかった。関わりを意識して生きていけそう。

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    2026年03月21日
  • GOTH 夜の章

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    好き嫌いが分かれる本ですが私は好きです。
    暗いものに惹かれる人はいつの時代もいると思います。ある人は一定の時期に、ある人は何かきっかけがあり、ある人は生来惹かれるのかもしれません。
    私はハッピーになれる小説も、ホラー小説もどちらも好きです。
    この本は、読んでいて何だかとても静かに沈んでいく心地がしました。主人公の人間性云々ではなく、描写、出来事、それらが自分を引き摺り込むような心地です。
    仕事の合間に読むのはオススメしません。疲れた時に、夜にゆっくりと読み、そのまま沈むように眠りにつくのがいい、そんな本でした。
    この本を読んで寝た夜、不可思議で、でもとても怖い夢を見ました。好き嫌いは個人による

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    2026年03月20日
  • GOTH 夜の章

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    面白い。
    ライトノベルの定義は読者の数あるが、個人的にはラノベではないと思う。
    本格ミステリ大賞を受賞しているだけあって、ちゃんとミステリー。乙一さんのミステリーはデビュー作「夏と花火と私の死体」のイメージが強いが、各章(本作品は連続短編集)各々がそれに匹敵する作品。
    タイトルからわかるように、ゴスの色味が強いので、グロテスクな殺人事件、犬の虐待など、人によって読書どころではない描写もあるので、そこら辺は各自心とご相談を。
    まだ上巻しか読めていないが、下巻が楽しみ。

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    2026年03月15日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    「警察に追われている男が、目の見えない女性の家にだまって勝手に隠れ潜んでしまう」という内容(あとがきより)
    寂しい二人が自分を受け入れてくれる相手の存在に気づき、少しずつ心の氷を溶かしながら前に進んでいく様が美しかった。
    初めて乙一さんの作品を読んだけど、文章がうまくて読みやすくて良かった。他の作品も読んでみたいな。

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    2026年03月14日
  • 平面いぬ。

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    【2026年42冊目】
    目が合うと石にされてしまう「石ノ目」、空想の中のリアルな友人「はじめ」、意思を持った動くぬいぐるみの一生「BLUE」、刺青の犬が肌の上を縦横無尽に駆け回る「平面いぬ。」――ホラーとファンタジーが混ざりあった四作の短編集。

    いやぁ、面白かった!乙一さんの作品は「夏と花火と私の死体」以来でしたが、いい意味でこんな作風だったかなと思いました。四つ共にレベルが高いですね。

    石ノ目――いわゆるメデューサ的な話ですが、そんなオチとは!と驚きました。鏡のところとかもね、「まあそうするよね」みたいに思ってましたが、いい意味の裏切り。この作品が一作目に来たことでぐんと、この短編集への

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    2026年03月08日
  • さよならに反する現象

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    怖かったり切なかったり、まさかのクスッと笑えたり。怖くない、と思ったらやっぱり怖い話だったり。すごい。

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    2026年03月08日