乙一のレビュー一覧
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ネタバレ斬新な語り口というのがどういうものなのか疑問だったが、その疑問は直ぐにわかることになる。
しかし、この特殊な語り口は他の小説とは違い物珍しさというので、最初は面白かったが、特になぜその語り口なのかの理由が無いため、変に期待してしまったため、呆気なく終わったのが残念。ただ、その視点で見るかという新鮮且つ気持ちの悪さは大変良かった。「空中で、お気に入りのサンダルが片方脱げたのがとても悲しい。」この文を筆頭に、しっかりと「ある視点」からの淡々とした感情が描かれているのが、気持ち悪さと同時に哀愁を感じさせるもので、とても惹き込まれた。
あと緑さんのことをもう少し深堀って欲しいところではあった。
終盤の -
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ネタバレ『夏と花火と私の死体』以来の乙一さん。
少し長めの短編集から見開き1ページのとても短い短編集もあり、どれも乙一さんワールドだった。
幽霊的怖さが強めかと思いきや人間の怖さとも融合しており面白い。
特に、『家政婦』『悠川さんは写りたい』『犬が婚約者を追い返した話』が面白かった。
⭐︎『家政婦』→無職の主人公が家政婦として雇われた家はどうやらその街で亡くなった人が現れるというお屋敷。段々と仕事をこなして行くうちに幽霊の対処方法にも慣れていく主人公だが、この主人公が幽霊と隣り合わせの状況なのにお屋敷の住人やら近所の男性やらに恋心を抱いて楽しそうにしているところがなんとも変わっていて強靭なメンタルだ -
Posted by ブクログ
私が人生で一番初めに読んだミステリー。
遺体目線で話は語られて、遺体を隠蔽する事に翻弄される犯人側を静かに見つめているのですが…
もう死んでいるとわかっているのに手に汗握る。。
そして、死んだ主人公が一番可哀想なはずなのに、遺体を必死に隠そうとする犯人の姿に、誰の味方でいたらいいのか段々とわからなくなってきます…
その設定が斬新で驚いたのとともに、この作品を乙一さんが書かれたのが高校生ということに驚きを隠せませんでした…!
それまでほっこり小説ばかり読んでいて、時折切なさや大切な気持ちに出会うばかりだった学生の私は(良いことです)強烈な雷に撃たれたように、それを機に乙一さんの作品を片っ端から -
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哀しみの先には、
何があるのだろうーー。
恐ろしくて切ない物語。
祝!作家生活30周年!
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子どもの頃に母親が乙一さんの本を読んでて、
その影響で読み始めた作家さんです。
30周年!
もうそんなに時間が経つんですね。
本作は複数の短編集です。
ホラーは苦手な私でも読めました。
「そしてクマになる」では、
とある作品を思い出したのですが、
解説でも同様に挙げられていて、やっぱりみんなそう思うのか!と。
そうやって思い出す作品て、すごいなあと。
その他 -
Posted by ブクログ
全体的に期待していたより面白かった。
ただ表題作の『Wi-Fi幽霊(書き下ろし)』だけはイマイチだったかな…。こういうモキュメンタリー的なのは乙一さんには求めていないので、個人的には微妙。表紙もイマイチ。黒単色でシンプルにホラー傑作選のがいい気がする。
あとの作品は傑作選だけあって面白かった。
■乙一名義作品
『階段』
『SEVEN ROOMS』
『神の言葉』
『Wi-Fi幽霊』
■山白朝子名義作品
『鳥とファフロッキーズ現象について』
『〆』
『呵々の夜』
『首なし鶏、夜をゆく』
『子どもを沈める』
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山白朝子って誰?…と思ったけど、なるほど。
乙 -
Posted by ブクログ
ホラー、ミステリ評論家の千街晶之さんがセレクトした、乙一と山白朝子の傑作選!
階段
SEVEN ROOMS
神の言葉
鳥とファフロッキーズ現象について
〆
呵々の夜
首なし鶏、夜をゆく
子供を沈める
Wi-Fi幽霊
全9作
「階段」と「Wi-Fi幽霊」以外は読んだ事あったけど再読。
でもほぼ内容忘れちゃってるので 初読みみたくめっちゃ楽しめた!
そんななか、「SEVEN ROOMS」だけは めちゃくちゃ衝撃的で印象に残ってたけど、やっぱり今読んでも ひぇ〜〜っ!と強烈なインパクトでした。
1番好きなのは「鳥とファフロッキーズ現象について」 かな。
ゾッとするけど、優しくてせつなくてうる -
Posted by ブクログ
20年ぶりに再読して気付いたのだが、
最初から最後までアキヒロとミチルの外見・ビジュアル描写が一切ない。
「登場人物がどんな顔か、髪の長さはどれくらいか、背丈格好がどうか…」など、読者にイメージさせるために、それらは説明的に書かれることがあるが、本作では主要人物二人に対し、そのような描写はない。
最後までアキヒロとミチルがどんなビジュアルかわからない。
視覚的なものの意味が、この物語おいて"無意味"であることを指しているのだろうか。「そんなものはこの物語おいて、なんの意味もない」という。
※一方、殺された松永や若木は見た目の描写がある。眼鏡をかけてるとか、小柄である -
Posted by ブクログ
ネタバレずはレビューの数の多さに驚き。乙一という作家はネット上では超有名なのですね。
ストーリーテラーとしての実力は、この短編集で良く判る。
他も読んでみたい
以下 備忘録
Calling You: 電話が脳の中にかかってくる
失はれる物語: 触覚だけの植物人間になった男の話。妻がピアノの鍵盤に腕をみたてて弾いてくれる。感動!
傷:他人の傷を自分に取り込める能力を持つ友人を持つ男の子の話
手を握る泥棒の物語:泥棒に入った家で、誰かの手を握ってしまった・・・
しあわせは子猫のかたち:前の住人の幽霊と子猫と
ボクの賢いパンツくん:小さいころはパンツと会話できた
マリアの指:電車の轢死体の指が 殺人事件に関