乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ昔読んだ電話の作品が忘れられなくて、いろいろ探した末に見つけることのできた短編集。
それなので、Calling youが目当だった。懐かしい気持ちとともに、改めて筋書きの面白さと完成度の高さに感動した。
それ以外で、好きだったのは「しあわせは子猫のかたち」だった。
全8つの短編はどれも暗さや寂しさが潜む作品が多い印象だったが、この作品は、寂しさもありつつ、温かさや前を向けるようなラストで、しんどい作品が多い中、ほっこりすることができた。
この作者は、比較的切ないストーリーの場合は「白乙一」と呼ばれているらしく、今回の作品のような白乙一の方をもっと読みたいと思った。 -
Posted by ブクログ
わたしは1の『SEVEN ROOMS』がすごく面白くかったせいか、2のお話はあまりハマりませんでした。
解説にもありましたが、『SEVEN ROOMS』の印象が強すぎるんですよね…あれは仕方ない( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
でも、2はどのお話も一癖も二癖もあって、決してつまらなかった訳ではありませんでした。
血液を探せ!
乙一さんがコメディを書くとこんな感じになるんだなぁ…と思ったら本格ミステリでした。これは分からんかった。
冷たい森の白い家
こっっっっっっわ((((;゚Д゚)))))))
Closet
もう家のクローゼットしばらく開けられん:(;゙゚'ω゚'):
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Posted by ブクログ
次々と襲いかかる不条理に次ぐ不条理からなる恐怖。
超自然的な力で齎される恐怖。
その振り幅の広い物語が詰め込まれていて、
最初から最後まで飽きることなく楽しめる。
乙一名義と山白朝子名義で作風に僅かな違いを持たせる書き方は非常に面白いな、と。
特に表題作「Wi-Fiの幽霊」は、WiFiの電波に幽霊が乗っかるっていう現代的な設定と、解決の糸口となるのがまさかのAI。ホラーの題材としてはかなり斬新だなぁ、という印象。
ティーンエイジャー特有の複雑な心情や、抱える問題。そういう部分にも焦点を当てる事が恐怖を増幅させる要素になっている気がする。