乙一のレビュー一覧

  • 天帝妖狐

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    長めの短編2編。
    夏になると怪談とかホラー小説読みたい欲が高まる。そういう時に乙一さんの作品読むことが多い。

    ホラーとしての怖さもありつつ、全てが明らかにならない感じや、主人公の抜けた性格、悲しい結末で終わる、乙一さんのストーリーや設定が好きなので2編とも良かったです。

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    2025年06月14日
  • 失はれる物語

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    お久しぶりの乙一短編集
    8編それぞれ世界観を全く変えて

    乙一さんの小説だから、多少不思議設定があって
    懐かし哀しい系なのだけど、文章の落ち着きなのか、特殊設定にならないで日常のあわいに落とし込む
    タイトルになった「失はれる物語」が
    印象強く悲しみ深く
    その設定の厳しさ以上に夫婦の愛情の深さ
    相互を思いやる優しさに圧倒される
    おそらく珍しく忘れないストーリー

    ほかのも良かったです♪
    ⚪︎Calling You 時間のズレは30分
    ⚪︎傷 傷を請け負う少年
    ⚪︎手を握る泥棒の物語 どこで握ってるのかい
    ⚪︎しあわせは子猫のかたち 土瓶さんイチオシ
    ⚪︎ボクの賢いパンツ パンツの賢さよ!

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    2025年06月13日
  • ZOO 1

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    何か、全部続きが知りたいなと思わされた。やっぱSEVENROOMSが1番こわい。
    ちょっと猿夢を思い出してしまった。
    2も買ってみようかな。

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    2025年06月12日
  • 失はれる物語

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    ネタバレ

    面白かった!!
    失われる物語は素敵だと思うところもあったけど、悲しさが大きかった。
    傷は結構痛々しさが強かった。
    マリアの指は結構鬱な展開でなかなか読み進められなかった。
    僕の賢いパンツくんは不思議だった。
    Calling You、しあわせは子猫のかたちの2つは、時が経つに連れて前向きに元気になって、悲しいところもあったけど最後に ありがとう、頑張る みたいになってて好きだなあ。
    手を握る泥棒の物語も、この終わり方好きだなあと思った。
    ウソカノも良かった。

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    2025年06月01日
  • サマーゴースト

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    主人公の悩みは思春期特有の言葉にできない悩みを思い出された。
    もう今になれば「そんなことで」と思うが、当時の自分なら共感しながら読んでいたのかなぁ。

    大きな展開も刺激もなかったけど、読みやすかった。

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    2025年05月30日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    映画は観たけど原作を読んでなかったなぁとふと思い立って。
    アキヒロの不器用な優しさが沁みて、映画では描ききれなかった2人の心情を知れて、より好きな作品になった。

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    2025年05月30日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    とにかく読みやすくて好き
    読み手に希望を持たせる描写が多く、ある程度予測できるが、それ以上に主人公の成長が嬉しくて泣いてしまった。

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    2025年05月28日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    好きだった幼なじみが事故で亡くなってしまう。線香花火をつけると彼女が少しの時間現れ、やり残したことをやっていくが、線香花火の本数はかぎられ……。こんな純粋な初恋に主人公の今後にyell。最後は少し( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)読みやすく他も読んでみたくなった乙一さん❣️

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    2025年05月25日
  • 暗黒童話

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    たぶん3年くらい前に読んだ。
    「私」が「わたし」を尊んでくれたのが嬉しい。作者の初期作品なので確かに拙さも感じる。偶然にも並行して読んでいたのが「冷たい方程式」だった。

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    2025年05月23日
  • 失はれる物語

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    ネタバレ

    昔読んだ電話の作品が忘れられなくて、いろいろ探した末に見つけることのできた短編集。
    それなので、Calling youが目当だった。懐かしい気持ちとともに、改めて筋書きの面白さと完成度の高さに感動した。

    それ以外で、好きだったのは「しあわせは子猫のかたち」だった。
    全8つの短編はどれも暗さや寂しさが潜む作品が多い印象だったが、この作品は、寂しさもありつつ、温かさや前を向けるようなラストで、しんどい作品が多い中、ほっこりすることができた。

    この作者は、比較的切ないストーリーの場合は「白乙一」と呼ばれているらしく、今回の作品のような白乙一の方をもっと読みたいと思った。

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    2025年05月12日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    他の作品は不気味で残酷な印象があったけど今回は少し違い引き込まれる意味で余韻がのこるものだった。表紙のぼんやりした人の顔に不気味さを感じて即処分しようと思ったけど、物語と結びついていてやられた。

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    2025年05月09日
  • 死にぞこないの青

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    ネタバレ

    まじで羽田先生めっちゃむかついて、はよやってまえ!って思っちゃったけどマサオくんが犯罪者にならなくてよかった…。
    乙一は怖い話書くけど救いのある結末だから好き。

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    2025年05月03日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    ネタバレ

    初めての乙一さんだったので、どんな流れになっていくのか想像できないまま読み進めたんだけど、期待を超えて面白かった。
    殺人犯として追われる男が目が見えない女性の家に棲みつく話…なんだけど、孤独な二人が心を通わせていく描写がとても良かった。

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    2025年05月02日
  • GOTH 夜の章

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    最初はサイコパスでグロテスクな表現に読むのを辞めようかと思いました。読んでいくうちに登場人物の魅力や文章に引き込まれていきます読む手が止まりませんでした。短編集ということもあり1日で読み切ってしまいましたが後編も楽しみです。グロテスクなだけではないサスペンス要素が読み手の興味を持たせる要因かと思います。

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    2025年04月30日
  • ZOO 2

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    わたしは1の『SEVEN ROOMS』がすごく面白くかったせいか、2のお話はあまりハマりませんでした。
    解説にもありましたが、『SEVEN ROOMS』の印象が強すぎるんですよね…あれは仕方ない( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
    でも、2はどのお話も一癖も二癖もあって、決してつまらなかった訳ではありませんでした。

    血液を探せ!
    乙一さんがコメディを書くとこんな感じになるんだなぁ…と思ったら本格ミステリでした。これは分からんかった。

    冷たい森の白い家
    こっっっっっっわ((((;゚Д゚)))))))

    Closet
    もう家のクローゼットしばらく開けられん:(;゙゚'ω゚'):

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    2025年04月27日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    既読のものも未読のものもありましたがどれも良かったです。乙一さんは初期の作品が好きで、山白作品には山白作品の個性があるところが素晴らしい。

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    2025年04月26日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    ネタバレ

    犯人として追われ、逃げ込んだ先の目の見えない住人との不思議な共同生活。生活を共にするうちにアキヒロの優しさが垣間見えたり、ミチルのかわいらしさがあったりと話が進むにつれて二人を応援したくなる自分がいました。
    乙一さんの小説の中でも上位に入るくらい好きな作品。

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    2025年10月16日
  • さみしさの周波数

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    どのお話もおもしろかった
    失われた物語の妻への愛の形の強さと決意にとても胸が痛くなった
    もっと違う方法があるんじゃないかと思ったり、話し合うことの意味とか
    でもそんなのを全て超える決断だったのかな

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    2025年04月23日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    「階段」、「SEVEN ROOMS」は心拍数が上がるようなサスペンスホラー。
    個人的には「子どもを沈める」が不気味で好き。
    書き下ろし作品である「Wi-Fi幽霊」は、怪異作品にAIという現代の技術が絡んでいて、斬新かつしっかり恐怖もあり楽しめた。

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    2025年04月21日
  • GOTH 僕の章

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    乙一によるホラー小説。

    三篇全て傑作だと思う。

    インパクトもあるし、
    スリリングさと
    じわじわ感じる恐怖感を
    上手くミックスしている。

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    2025年04月14日