乙一のレビュー一覧

  • さよならに反する現象

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    作家30周年に惹かれて購入した1冊。

    久しぶりに乙一さんの作品を読んで、乙一さんの切ない世界観を堪能できました。

    特に印象に残ってるのは、「家政婦」です。ある町で亡くなった人のこの世とあの世をつなぐ出入り口に建つ家で家政婦になった主人公。未練のある人達の事を考える切ない話かと思いきや、推理要素があり、人間の恐ろしさがあり、ラストはゾッとしました。

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    2026年07月26日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    久しぶりの乙一作品。
    乙一名義の作品の方が好みだったが、山白朝子名義の作品も独特な世界観がありおもしかった。

    「階段」は、舞台はすごく狭いが身近な題材で、良くないことになるとはわかっていだが、どうなるのか気になりながら読み進められた。

    「Wi-Fi幽霊」は、表紙のかわいらしい感じとは違い、1番怖く感じた。AIに相談するくだりは今時な感じ。キャンプ場でよく分からないWi-Fiに接続してしまってから、色んな怪現象に見舞われていく。撮った覚えがない画像が保存されているのが、現実に起きたら地味に1番気持ちが悪い。

    風景や状況描写がうまいのか、その場の空気感や風景が容易に想像ができ、するする読めた。

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    2026年07月26日
  • GOTH 夜の章

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    短編小説嫌いを克服するぞ!
    第一弾!!

    ともちんとお約束したこの本!
    見つけましたぜっ♪
    GOTH まずは夜の章。

    私がここまで薄い本を読むのは、高校の時の読書感想文でカミュの異邦人を読んだ時以来ではなかろうか(笑)
    普段は圧倒的に厚い本を好みます*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*


    3遍の短編小説で構成されています。
    この薄さをさらに3で割るのかぁ。結構キツいぞぉ。。。


    まずは『暗黒系 Goth』

    夏休みの出校日、
    クラスメイトの森野夜(よる)が僕にとある手帳を見せてきた。
    その手帳は、今世間を騒がしている連続殺人犯でなければ分からないであろう書き込みがあった。テレビでニュースになっていること以上のことが書かれていたのだ。


    なるほどぉ。こう来ましたかっ!
    まずはこの子たちの人となりをやんわり教えてくれる章でしょうか。
    なかなか僕の推理力はええじゃないですか。
    がっ、お前ら、まず警察に通報しろよっ!って普通の感覚はとりあえず置いておくことにして、次の章に行きます。


    『犬 Dog』

    ペットが誘拐される事件が起きていた。
    私はユカに命じられ、犬を誘拐し、橋の下の丸く草の生えていない場所で、、、
    全てユカのためだった。
    ママが男を連れて帰るようになってから日常が変わってしまった。


    この3遍の中では一番好きでしたd(^_^o)
    うっわぁ、そっち!?
    何処かでトリックあるよなぁって思ってましたが、まんまとやられちゃいました(笑)


    『記憶 Twins』

    僕は森野の買い物に付き合うことに。
    森野夜は不眠症になると、首に紐を巻きつけて絞殺された想像をするらしい。

    森野には過去自殺した双子の妹が居た。
    過去の話を僕にする夜。


    これは騙されませんでしたぜっ♪
    そうだろうなぁと読めましたd(^_^o)
    でもなかなか面白かったです♪


    悪くはない。全然悪くはないっ!
    でもやっぱり短編は物足りない(^◇^;)
    まだもう一冊あるので、これ全部読んだら、登場人物は重なっているでしょうから、満足感得られるかな!?

    私の短編克服の旅はまだまだ続きます♪

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    2026年07月26日
  • 小説 ドラマ恐怖新聞

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    フリマアプリで、角川ホラー文庫探しながら、見てたら「恐怖新聞」やと!
    ハイ!ポチッ!!

    漫画の方やなくて、テレビかなんかでやったヤツの小説みたい。

    読めば「1日につき100日寿命が縮む」
    漫画では、鬼形礼が主人公やったけど、ドラマ版は、違う。もう配達人になってるんかな?
    確か、漫画の最後は、恐怖新聞配ってたような…(遠い目)

    舞台も漫画は、架空の場所とはいえ、東京を想定。ドラマ版は、京都。
    私からしたら、京都の方が土地勘あるから良いけど。

    恐怖新聞に署名したら、そこから、配達されるんやけど、宅急便のふりして、サインお願いします!みたいな形でもOK!
    今回の主人公 詩弦ちゃんも引っ越し屋さんの人にハメられた…
    恐怖新聞には、未来の事件が描かれてて、誰かが殺された!とか、事故にあったとか。
    詩弦ちゃんもお父ちゃんは、死ぬし、幼馴染も…
    しかし、お父ちゃんの死ぬ前の言葉とか最悪!そんなんやったら、生まれて来なければ良かった!って思ってしまうわ!

    いやいや、これ、バッドエンドもええとこやん!配られる毎に、100日寿命吸い取られたら、あっという間におばちゃんなるし。
    配られる毎に、100日若くなる新聞やったら人気沸騰やけど、こらキツい!

    最後の最後は、閻魔さんと仲良しになるんか…
    落ちるとこまで落ちて、終了〜!_| ̄|○
    これからは、恐怖新聞に悩まされんで良いのか?
    多分、どっかで配られるわ!
    怖っ!

    しかし、新聞も読まんようになった。こんなに読む人少ななったら、困ってるかな?恐怖新聞さんは…
     知らんけど…(−_−;)

    次も角川ホラー文庫で!(^_^)v

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    2026年07月15日
  • GOTH 僕の章

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    ネタバレ

    文庫の上巻というべき「森の章」を受けて、それまでをフリにした最後の「声」での仕掛け。まさに圧巻。これが叙述トリック。
    再読なので最後のオチは分かっていたが、初読の時の感動を思い出した。
    主人公の森野夜はアダムスファミリーのウェンズデーアダムスを感じるところがあるが最後の最後で人間味を出してくるのも憎いと思った。
    ダークな空気感で、細かいことを言えば現実感が無い所もあるが、そんなのどうでも良いくらいの内容。令和読んでも面白かった。
    「声」でカセットテープが出てくるのには時代を感じた

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    2026年07月02日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    ネタバレ

    殺人事件の容疑者として指名手配されている大石が、盲目である主人公ミチルの家にこっそり忍び込み、バレないよう生活する。
    壁をひとつも隔てないすぐ近くに犯罪者がいる。
    ミチルの身に危険が及ぶのではとひやひやしながら読んでいたが、次第に大石の過去や心情が明らかになるにつれ、社会から断絶されたような感覚を持つ二人を応援したくなった。
    表紙から想像した内容とは大きく異なってホラー要素が全くなかったのも意外で、深く印象に残る作品だった。

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    2026年07月01日
  • GOTH 夜の章

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    本棚から出しての久々の再読。
    叙述トリック、ホラー、グロ、ゴス系の要素が入った短編ミステリーで面白い。
    淡々した2人の主人公の雰囲気が良い。

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    2026年06月27日
  • 失はれる物語

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    短編集っていうのかな?
    色んなアニメのダイジェスト版を見てる感じで楽しかった!けど、自分はやっぱ1つのデカい物語を読む方が好きなのかもって気づいた。

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    2026年06月26日
  • 野良犬イギー【新装版】

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    岸部露伴シリーズが世に出てドラマ化された辺りの頃に、JOJOのスピンオフで他に読んでみたい、見てみたい話って何だろな?って考えたことあります。
    その時にイギーの話を思いつきました。スピードワゴン財団に取っ捕まる前の自由気ままに暮らしていた頃の話で、舞台はニューヨーク。
    話の内容はシートン動物記のノリで、イギーが都会に現れる、野生動物やスタンド使いの動物と相まみえる・・みたいな話です。
    ・・・・・・・私のイメージというか、アイデアそのまんまじゃん!!っていうのが本作(後半の鰐の話ね)読んで、真っ先に出た感想でした。
    前半のイギーとアブドゥルの出会いの話も「まあ、こんなもんかな」と想定内の話でした。
    ただ、イギーからしたら、アブドゥル(スピードワゴン財団)に捕らえられてなければ、気ままに生きていけたのかも・・と思うと、なんとも言えない気持ちになりました。
    まあ、本作中のアブドゥルのセリフの様に、強制的にDIOの仲間になっていたかもしれませんが。

    あ、あと、イギーってボストンテリアだったんですね。本作読むまでフレンチブルドッグと思ってました。
    画像検索掛けて、ボストンテリアとフレンチブルドック見比べてみましたが・・・・・
    うん。イギーはフレンチブルドッグだ。

    イメージ通りなので読んでて楽しかったです。岸部露伴みたいに第二弾が読めることを期待!!(どんな動物と戦わせるか考えるの大変かもしれませんが)。

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    2026年06月24日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    おもしろさが加速度的に上がっていく感覚でした。
    待ち合わせってあたたかい言葉だったんだなあと思いました。

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    2026年06月21日
  • さよならに反する現象

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    乙一さん短編集。
    微ホラーかなという感じだけど、あまり怖くないので読みやすく、クスッと笑ってしまうブラックジョーク的な話もあって良かった。
    特に好きなのは家政婦と悠川さんは写りたいが良かったかな。

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    2026年06月21日
  • GOTH 夜の章

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    日常のすぐそこにある気持ち悪さ、理不尽さを描いた乙一の短編集。読み終わるとなぜ”夜の章”と題されたか分かるのです。

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    2026年06月19日
  • GOTH 僕の章

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    本格ミステリ大賞を受賞した時はライトノベル雑誌『ザ•スニーカー』に掲載された作品で下記の順に掲載されていた。単行本は同じだが、文庫本は順番も変えて2冊に分かれている。
    夜:暗黒系
    僕:リストカット事件
    夜:犬
    夜:記憶
    僕:土
    僕:声
    今回は何も知らずに手に取ったのが文庫本だったので夜から読んだが、当初の順番で読んだ方が良かったと後悔。作品自体は単体でも読めるが、僕と森野夜の関係を感じるには、単行本を勧める。

    人の死や殺人に異常なまでの興味を持ち、事件の現場に足を運び、死体や犯人をコレクションのように鑑賞することを好む:僕と、残酷な事件や猟奇殺人者に惹きつけられる面と犯罪者を引きつけてしまう面を合わせ持つ美少女:森野夜。2人の周りで起こる事件の犯人や被害者が毎回ミスリードされてしまうのが、凄い。

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    2026年06月18日
  • 迷 まよう

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    ネタバレ

    「惑」より好きな話が多かったかなぁ。
    松村比呂美、篠田真由美、新津きよみ、柴田よしき、大沢在昌どれもよかった。
    「人間標本」を読みかけてるので、特に柴田よしきさんの話が好きだったかな。ちょっと怖いけど。笑
    大沢在昌さんの話は、うまく言葉に出来ないけどじんわり温かくなる気持ち。
    前半3人のお話も面白かったけど、なんかもうちょいほしい感じ。
    近藤史恵さんは、旅のお話の印象強くてなんか余計にうーん?って思っちゃったかも。あと単純に身近にあったら怖すぎて震えちゃったのかも。

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    2026年06月17日
  • さよならに反する現象

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    ネタバレ

    悠川さんは写りたいと家政婦が特に好きです。
    静謐感があって文章の綴り方がとても好きでした。表紙に合ってる。どんでん返し系なのかなと思ったらしんみり系で幽霊として出てくる人物の寄り添う感じが好き。乙一さんの作品は初めまして。他のも手に取ろうと思います。私も幽霊になったら話したいなあ

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    2026年06月17日
  • ZOO 1

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    『ZOO 1』



    面白くって読みやすいよ♥
    乙一さん ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾




    『夏と花火と私の死体』を読んでからというもの…
    乙一さんが気になっております|ω・)チラッ



    次は何を読もうかな…?
    土瓶センセーが教えてくれた中から 今回はコレに
    しまーす⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
    表紙の裏の あらすじ が気になって気になって…
    (-^艸^-)ヘヘヘ



    収録内容は ⤵⤵⤵こんな感じです


     カザリとヨーコ
     SEVEN ROOMS
     SO-far そ・ふぁー
     陽だまりの詩
     ZOO


    ♛ 文庫版特別付録 ♛
    対談 古屋兎丸 × 乙一
    「天才は深夜ラジオでつくられる。」




    5つの短編からなる今作ですが…なかなか どの作品も良いんです。2つ 選べって言われたら
    「カザリとヨーコ」「陽だまりの詩」になるのですが…うーーーん 選べないんだよなぁ( ・᷄ὢ・᷅ )
    だってね…違うんですもんテイストが…



    古屋兎丸さんとの特別対談もよかった♥
    古屋さんの漫画が頭の中を行ったり来たりしちゃう
    古屋さんの絵も素敵だから…
    そっか…乙一さんの『陽だまりの詩』の脚本や絵コンテだったりキャラクターデザインを古屋さんが担当してたのか……想像しただけでいい⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
    ゾクゾクしちゃう



    「カザリとヨーコ」は双子の姉妹の物語。
    母親が姉のヨーコばかりを虐待する話なんですが、ヨーコが強いの。読んでいるうちに…頑張れヨーコって応援しちゃっている自分がいるし



    「陽だまりの詩」は 切ないし( ᵒ̴̶̷᷄ д ᵒ̴̶̷᷅ )



    どっかで…
    乙一さんってだけで怖いストーリーを勝手に想像してしまっている自分がいます。でもね、怖いだけじゃないんだよなぁ…怖いのもあるのだけど…それだけじゃないのがいいの( ᵒ̴̶̷᷄ д ᵒ̴̶̷᷅ )




    「ZOO」にはもう一冊 あるから楽しみ♪
    ワクワクしてきちゃう




    『ZOO 2』 は どんな作品が入っているのだろう?
    どんなのが入っていたとて…楽しめそうです。
    想像以上に乙一さんの 文体が読みやすくて……
    嵌っとります(-^艸^-)ヘヘヘ

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    2026年06月12日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    読み始めたときは乙一氏は長編の方が面白いな、失敗だったかなとか思っていた。最後のホワイト・ステップを読むまで(笑)。
    読み渋りしていたところ、皆さんの感想を先読みしてホワイト・ステップは良かったという一文を発見し、どうかな〜とか思いながら読んでいたが本当だった。
    ホワイト・ステップは話がきれいに終わっているのもあるが、それと同時に各話の主人公が文善寺町に住んでいるんだなとしみじみ感じられ、まさしく「紡ぐ町」であるという仕掛けは面白いなと思った。
    あとがきで、各話は読者のボツ原稿からのリメイクであると知り、なんか変だなと感じていたのはそういうことかと納得。

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    2026年06月11日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    ネタバレ

    今回は番外編ということですが、本編同様に吸い込まれる作品でした。
    読んでいる最中に違和感を感じてネットで調べたら、写真集も販売していたのに気付き、やってしまったと思いました。
    著書を読んでから写真集を見るのか、写真集を見てから著書を読むのか、どちらがいいのかなと思いましたが、結果どちらでも「アリ」だと思います。
    内容も番外編とは思えないくらいしっかり作り上げていて、キャラクターの異常さを普通のように思わせてしまう文章は、巧みの技だなと思いました。

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    2026年06月11日
  • GOTH 夜の章

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    暗黒系:猟奇殺人の犯行内容が詳しく書かれた手帳を拾った森野夜は、それを「僕」と2人で共有し、まだ発見されていない第3の被害遺体を探しにいく。今までにない切り口に驚かされた。が、禍々しい殺人の描写にも関わらず、スラスラと読み進めてしまえるのは何故だろう...
    犬:犬の一人称が私。ずっと違和感が拭えなかったが、まさかの結末にやられた。
    記憶:イジメられていた妹の自殺?だがイジメた方の姉に後悔の色は見えず...なるほど、こちらもしてやられた。

    こちらを読み終わってから気付いたが、本格ミステリ大賞を受賞したのは、夜の章と僕の章が一冊になった単行本で、作品の順番も異なっているとのこと。そちらを読めば良かったと後悔。

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    2026年06月07日
  • さよならに反する現象

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    単行本の文庫化ですが、掌編3つと読み切りが追加されています。
    単行本でも読みましたが、この最後にどんでん返しが来るのとか、切なさ全開の話しはいつ読んでも気持ちが暖かくなります。
    読み切りの作品もホラーかなと思いきゃ事態が急展開してなんとも切ない雰囲気で終わります。
    この人の作品はやはり素晴らしいですね。

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    2026年06月04日