乙一のレビュー一覧

  • さよならに反する現象

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    短編集。

    『悠川さんは写りたい』がお気に入り。
    過去に読んで大好きになった『しあわせは子猫のかたち』を彷彿とさせる柔らかい空気感やあたたかさが好きです。

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    2026年04月01日
  • 夏と花火と私の死体

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    乙一さんのホラー小説が好きで、5年ほど前に同じように乙一さんが好きな友達からおすすめされて読んだ本。
    まずタイトル、設定がいいですよね

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    2026年03月26日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    「小説家のつくり方」「コンビニ日和!」「青春絶縁体」「ワンダーランド」「王国の旗」「ホワイト・ステップ」6作収録の短編集。

    懐かしいぃぃぃ!
    「青春絶縁体」も「王国の旗」も「ホワイト・ステップ」も、どれも乙一らしい。厨二病にニヒルに、かと思えばじんわりと良い話…相変わらずよくできた乙一ブランドである。心が柔らかい時代に読んできたからか、乙一の世界は、久しぶりに読んでも私の心によく馴染む。ちょっと実家感があるんだよな。「ただいま」って感じ。

    「ホワイト・ステップ」が抜群に良い。
    これだけで言えば星5級。雪面の靴跡に導かれた不思議な巡り合いを描いた作品なのだが、これがもう綺麗で切なくて文句無し

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    2026年03月23日
  • GOTH 夜の章

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    死が持つ”暗い魅力”に惹かれる主人公

    主人公の身の回りで起きる
    猟奇的な事件を集めた短編集

    どの事件も一癖も二癖もあり、
    二転三転する展開は短編といえど侮れません。

    暗い小説を読みたい時に是非、、、

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    2026年03月22日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    上司が貸してくださった本
    物語の人物とは真逆の生き方をしてきて、でもふと物語の生き方の方が楽だよなと思ったりしたこともあった。でも、この物語を読んで、そういう生き方は人間できないのだと知れた。よかった。関わりを意識して生きていけそう。

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    2026年03月21日
  • GOTH 夜の章

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    好き嫌いが分かれる本ですが私は好きです。
    暗いものに惹かれる人はいつの時代もいると思います。ある人は一定の時期に、ある人は何かきっかけがあり、ある人は生来惹かれるのかもしれません。
    私はハッピーになれる小説も、ホラー小説もどちらも好きです。
    この本は、読んでいて何だかとても静かに沈んでいく心地がしました。主人公の人間性云々ではなく、描写、出来事、それらが自分を引き摺り込むような心地です。
    仕事の合間に読むのはオススメしません。疲れた時に、夜にゆっくりと読み、そのまま沈むように眠りにつくのがいい、そんな本でした。
    この本を読んで寝た夜、不可思議で、でもとても怖い夢を見ました。好き嫌いは個人による

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    2026年03月20日
  • GOTH 夜の章

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    面白い。
    ライトノベルの定義は読者の数あるが、個人的にはラノベではないと思う。
    本格ミステリ大賞を受賞しているだけあって、ちゃんとミステリー。乙一さんのミステリーはデビュー作「夏と花火と私の死体」のイメージが強いが、各章(本作品は連続短編集)各々がそれに匹敵する作品。
    タイトルからわかるように、ゴスの色味が強いので、グロテスクな殺人事件、犬の虐待など、人によって読書どころではない描写もあるので、そこら辺は各自心とご相談を。
    まだ上巻しか読めていないが、下巻が楽しみ。

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    2026年03月15日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    「警察に追われている男が、目の見えない女性の家にだまって勝手に隠れ潜んでしまう」という内容(あとがきより)
    寂しい二人が自分を受け入れてくれる相手の存在に気づき、少しずつ心の氷を溶かしながら前に進んでいく様が美しかった。
    初めて乙一さんの作品を読んだけど、文章がうまくて読みやすくて良かった。他の作品も読んでみたいな。

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    2026年03月14日
  • 平面いぬ。

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    【2026年42冊目】
    目が合うと石にされてしまう「石ノ目」、空想の中のリアルな友人「はじめ」、意思を持った動くぬいぐるみの一生「BLUE」、刺青の犬が肌の上を縦横無尽に駆け回る「平面いぬ。」――ホラーとファンタジーが混ざりあった四作の短編集。

    いやぁ、面白かった!乙一さんの作品は「夏と花火と私の死体」以来でしたが、いい意味でこんな作風だったかなと思いました。四つ共にレベルが高いですね。

    石ノ目――いわゆるメデューサ的な話ですが、そんなオチとは!と驚きました。鏡のところとかもね、「まあそうするよね」みたいに思ってましたが、いい意味の裏切り。この作品が一作目に来たことでぐんと、この短編集への

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    2026年03月08日
  • さよならに反する現象

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    怖かったり切なかったり、まさかのクスッと笑えたり。怖くない、と思ったらやっぱり怖い話だったり。すごい。

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    2026年03月08日
  • 夏と花火と私の死体

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    二編とも結構面白かった。
    『夏と花火と私の死体』で印象的なのは、「わたし」こと五月の、殺されたあとの喜怒哀楽のない視点がなんとも不気味だったことだ。五月を殺した弥生に対する怒りなどの描写がなく、それでいて重要でない部分に喜びや恥じらいを見出すところが強かった。そして気持ちの良いどんでん返しかあって最高だった。

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    2026年03月08日
  • 夏と花火と私の死体

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    これが乙一さん初めての作品。
    才能が過ぎるって!!

    殺された主人公視点で話が進められていく新しい感覚!
    主人公は殺されてるけども悲しそうではなく、淡々としてて終わり方も上手だなと感じた。
    この話の内容で短編に仕上げたのがすごいなぁ。
    え、もう終わり?続き読みたい!となるような本でした。

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    2026年03月04日
  • さよならに反する現象

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    乙一作家生活30周年を記念する短編集。

    おそ松さんが登場したり、
    星野源の歌の歌詞がそのまま掲載されていたりと
    バリエーションも豊富。

    1ページで完結する
    ホントのホントの短編も収録。

    幽霊使いと通信使いが
    相変わらず最高な乙一さんでした。

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    2026年02月28日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    「SEVEN ROOMS」と「神の言葉」だけは読んだことがあって、乙一さん作品の中でもかなり印象に残っていました。もともと乙一さんの主人公達の内面やストーリーの描き方がとても好きで…だから、不条理で残酷なことがあっても、ただ嫌な気持ちになるだけではなくて作品に魅力を感じるんだろうなと思います。
    全体的にそんな感じがしましたが、「Wi-Fi幽霊」「呵々の夜」はいわゆる怖い話…のような印象でした。
    山白朝子さんは"1人アンソロジー"でしか読んだことがなかったんですが、それ以外の本も読んでみたくなりました。

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    2026年02月24日
  • 夏と花火と私の死体

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    「殺された少女」の視点で綴られる物語。その斬新な設定に引き込まれ、一日で読破しました。
    死体を隠し通そうとする子供たちの冷徹なまでの思考と大胆な工作。大人の目を巧妙にはぐらかす様子には、読んでいるこちらまで共犯者になったかのようなスリルを覚えます。
    幼い頃、親の目を盗んで隠し事をした時のひりつくような感覚を思い出させてくれる、不思議なリアリティを持った一冊でした。

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    2026年02月24日
  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    斬新な語り口というのがどういうものなのか疑問だったが、その疑問は直ぐにわかることになる。
    しかし、この特殊な語り口は他の小説とは違い物珍しさというので、最初は面白かったが、特になぜその語り口なのかの理由が無いため、変に期待してしまったため、呆気なく終わったのが残念。ただ、その視点で見るかという新鮮且つ気持ちの悪さは大変良かった。「空中で、お気に入りのサンダルが片方脱げたのがとても悲しい。」この文を筆頭に、しっかりと「ある視点」からの淡々とした感情が描かれているのが、気持ち悪さと同時に哀愁を感じさせるもので、とても惹き込まれた。
    あと緑さんのことをもう少し深堀って欲しいところではあった。
    終盤の

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    2026年02月24日
  • 箱庭図書館

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    乙一は昔よく読んでたけど、その当時を思い出す雰囲気でじんわりと温かくなるファンタジー。
    短編一つ一つの起伏は大きくないけれど、どこかで誰かがつながっている全体構成になっていて、色々な視点で見られるのがよかった。
    最後の話のためにそこまでの流れが作られていると言っても過言ではないくらい、最後の「ホワイト・ステップ」が好きだったな。
    「ワンダーランド」も乙一って感じが強くてすごく好きだった。

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    2026年02月22日
  • さよならに反する現象

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    ネタバレ

    『夏と花火と私の死体』以来の乙一さん。
    少し長めの短編集から見開き1ページのとても短い短編集もあり、どれも乙一さんワールドだった。
    幽霊的怖さが強めかと思いきや人間の怖さとも融合しており面白い。
    特に、『家政婦』『悠川さんは写りたい』『犬が婚約者を追い返した話』が面白かった。

    ⭐︎『家政婦』→無職の主人公が家政婦として雇われた家はどうやらその街で亡くなった人が現れるというお屋敷。段々と仕事をこなして行くうちに幽霊の対処方法にも慣れていく主人公だが、この主人公が幽霊と隣り合わせの状況なのにお屋敷の住人やら近所の男性やらに恋心を抱いて楽しそうにしているところがなんとも変わっていて強靭なメンタルだ

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    2026年02月14日
  • 夏と花火と私の死体

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    私が人生で一番初めに読んだミステリー。
    遺体目線で話は語られて、遺体を隠蔽する事に翻弄される犯人側を静かに見つめているのですが…
    もう死んでいるとわかっているのに手に汗握る。。
    そして、死んだ主人公が一番可哀想なはずなのに、遺体を必死に隠そうとする犯人の姿に、誰の味方でいたらいいのか段々とわからなくなってきます…

    その設定が斬新で驚いたのとともに、この作品を乙一さんが書かれたのが高校生ということに驚きを隠せませんでした…!
    それまでほっこり小説ばかり読んでいて、時折切なさや大切な気持ちに出会うばかりだった学生の私は(良いことです)強烈な雷に撃たれたように、それを機に乙一さんの作品を片っ端から

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    2026年02月14日
  • さよならに反する現象

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    哀しみの先には、
    何があるのだろうーー。
    恐ろしくて切ない物語。

    祝!作家生活30周年!
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    子どもの頃に母親が乙一さんの本を読んでて、
    その影響で読み始めた作家さんです。

    30周年!
    もうそんなに時間が経つんですね。

    本作は複数の短編集です。
    ホラーは苦手な私でも読めました。

    「そしてクマになる」では、
    とある作品を思い出したのですが、
    解説でも同様に挙げられていて、やっぱりみんなそう思うのか!と。
    そうやって思い出す作品て、すごいなあと。

    その他

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    2026年02月10日