乙一のレビュー一覧

  • 暗黒童話

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    乙一ワールド全開です。

    途中でわかった気になって読み進めていた自分が恥ずかしいくらい意外な結末でした。
    上手くミスリードにはめられてしまいました。

    乙一は短編のイメージでしたが、長編も面白いです。

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    2023年09月20日
  • ZOO 2

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     分冊化その2です。映画化されなかった5編+単行本未収録の超短編(4p)1編が収められています。

     『ZOO1』のレビューで、共通テーマはないと書いてしまいましたが、強いて挙げると「生と死」でしょうか‥。ただ、本作もそれぞれテイストが違うというか、タイプが異なる作品が並んでいます。
     乙一さんの個性豊かな作品群と言うべきか、ひょっとしたら実験的な取り組みをしているのか、とさえ思ってしまいます。
     『ZOO1』以上に、ホラーとギャグ、ドタバタの共存? ブラックコメディ? の気も加わっているのが新鮮です。そのジャンルの域を超越した多種多様な作風は、デパ地下の美味しいものを摘み食いする感覚です。

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    2023年09月16日
  • 失はれる物語

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    ★3.8
    たとえば、恋人が植物状態。唯一残された感覚は、皮膚だけ。そんな、儚くて残酷な設定が貫かれる乙一の短編集。


    本書にはゴシックホラーのような、どこか神秘的な、切ないストーリーが溢れている。
    幻想や死、孤独や嘘。どの短編も、何かが“失われて”いく。しかし読後に残るのは痛みではない。喪失を通してしか見えなかった、誰かの輪郭や想いがある柔らかな余韻だった。
    静かで残酷で、そして優しい物語が詰まっていた。

    「見えない」ものや「なくなった」ものが、
    こんなにも物語を語れるのかと、少し驚いてしまった。

    失われたものたちが、確かにそこに在るような気がした。
    ページを閉じたあとも、なお。

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    2025年06月02日
  • 暗いところで待ち合わせ

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    中学生の時に、乙一さんにはまって読み漁っていましたが、この度ひさしぶりに再読しました。

    表紙を見て、もっとホラー要素だったり
    乙一さんだからグロもあるのかなと怖々読み
    だけど... あれ?なんか暖かい気持ちになるぞ?
    あれ?となる良作です。おすすめ本。

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    2025年05月30日
  • 死にぞこないの青

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    前半100ページが鬱々と暗く辛かったです。
    ストーリーは実にわかりやすいしありがちだとは思うけどその為に100ページ費やすのが乙一なんだよ。そうなんだよ。

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    2023年06月18日
  • 箱庭図書館

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    本に夢中になりすぎて帰宅しないこともある姉とその弟のお話ー小説家のつくり方
    閉店間際のはやってないコンビニに強盗がーコンビニ日和!
    クラスになじめない僕が入った文芸部の部長との日々ー青春絶縁体
    いい子のふりをしている僕が見つけた鍵ーワンダーランド
    車のトランクで辿り着いた場所には王国があったー王国の旗
    一面雪景色の公園で誰もいないのに足跡がついていってーホワイトステップ
    ファンタジーやらミステリーやら6本とそれぞれへの解説がついた詰め詰め短編集。

    あとがき読んで知ったのですが、応募者のボツ小説を乙一センセが調理して美味しくしちゃおうという企画だったらしい。あるものは着想がよかったり、雰囲気が

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    2023年05月18日
  • 死にぞこないの青

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    ネタバレ

    なぜか「できそこないの青」と覚えてしまっていた作品

    先生のいじめが陰湿で生徒たちをうまく操っているなと思った

    マサオの視点で語られていて、読んでいて凄く苦しくなった
    終盤にアオと一緒に先生に復讐している時は頑張れ、頑張れ!と思いながら読んだ
    なんというか、復讐はだめ、と言うのは簡単だけど、被害者のマサオの気持ちを考えたらつい応援してしまった
    復讐されないように真っ当に生きようと思う

    マサオが強くなって良かった

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    2023年04月09日
  • 天帝妖狐

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    A MASKED BALL
    始まりは有りがちな学園ストーリーかと思いきや、変則な交換日記から事件が展開して行き後半では犯人探しが始まる。
    天帝妖狐
    人生で一度は不安に考える死というものを一時の判断で不死を選んだ、諸々の事件があり無限の時間の中反省し続けるところで話は終わり、助けは無いのかと思うのは私だけだろうか。

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    2023年04月09日
  • ドラゴンファイア Arknoah2

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    かなり熱い展開。けどマリナがどんだけ自分勝手なんだとちょっと怒った。
    そのせいで金槌を使うハメになってしまった。アール・アシュヴィもとても落ち込んで、結局、逃げる側となってしまった。けどとても面白かったので次回作お待ちしてます。

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    2023年03月04日
  • 小説 シライサン

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    土着信仰、民俗学系のホラーは大好物。
    この物語が怖くないって人も多いし、作者が他の本で描く人の悪意の方が怖いのも確かだけど、僕は怖かったなあ。
    この本は作者が監督をした映画の ノベライズだけど、映画とはラストが違うらしいので、映画の方も観ないと。

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    2023年02月26日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    スタンド名 The Book。
    コミックですらテキストに変換されて再生される能力は作家ならではの視点。

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    2023年02月25日
  • 平面いぬ。

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    ネタバレ

    心を持つ人形「BLUE」が、とても印象に残った!
    その容姿から差別を受けながらも、健気に人形としての夢を追い求めるBLUEが可愛らしい。
    ハッピーエンドとは言えないが、淡く儚い余韻を残す美しいお話。

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    2023年02月16日
  • 暗いところで待ち合わせ

    匿名

    購入済み

    書影の印象に反して、心温まるヒューマンドラマの良作。
    語り手は二人の男女。
    二つの異なる視点を使ったストーリーテリングが絶妙。
    一つの出来事を両面から見せることもあれば、片方の視点にのみ留めて余白を残す場合もあり、その塩梅がとても上手い。

    簡素な文体は好みの分かれるところだが、心理描写はとても丹念に書かれている。
    語り手の悲しみや痛みも伺えるので、途中までは読むのが少し辛いと感じる人もいるかも知れない。
    中盤まではやや焦らされる感があるが、それ以降は楽しく読めた。
    とても計算された物語で完成度の高い作品。

    #胸キュン #エモい

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    2023年02月09日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    毒物を飲ませ、死んでゆく人を写真で撮った、という海外の犯罪を思い出しながら読んだ。
    果たして少年との契約は続くのだろうか。
    あと、メールでの夜が可愛かった。

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    2023年01月18日
  • ZOO 2

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    ネタバレ

    長いこと積読していてまったく気づいてなかったのですが、ハードカバー版を2冊に分けて文庫化してたのですね…!
    てっきりZOOの続編だと思い込んだまま◯年積んで、やっと手に取って気づきました
    恥ずかしいです

    文庫版だけに収録されている短編が
    この短さにも関わらず秀逸なので
    これから読む方は文庫版が圧倒的におすすめです

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    2022年12月29日
  • ZOO 2

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    いい意味で振り回される一冊。短編集なので色んな話が収録されているのは当然のことだが、あまりにも振り幅が広すぎて感情が忙しい。
    乙一ワールドを強く実感した。

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    2022年12月10日
  • 平面いぬ。

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     表題作よりも悲しいトイ・ストーリー『BLUE』が心に残っている4編から成る短編集。テッドの元に最後戻ってきたが、また一緒に遊べる未来であって欲しかった。『石ノ目』のじっとりとした怖さと物悲しさも良い。黒乙一もあるかと思ってたら、全部白乙一作品だった。基本的に長編が好きなのだが、やはり短編は乙一さんに限る。
     何度目かの再読なのに、今回初めて彫り師の中国人女性が『BLUE』のあの人とリンクしているのでは、と気づいた。

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    2022年12月08日
  • 死にぞこないの青

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    個人的に乙一先生の好きなところは、その場の雰囲気を簡潔にかっこよくあらわす、文の色彩の多いところです。

    今作でも、小学校時代や、昼間エアコンに頼らず生活していた小さい頃、家庭訪問時の先生が家に来る不思議な空気感など、懐かしい情景が思い返されました。

    ストーリーとしては、綺麗にまとまっており、読み終わった後も、その後のストーリーを聞きたくなるような、見ていて面白いものでした。

    もし、小学校のの時に読んでいたら、視野がとても広く賢い子供で入れたと思います。

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    2022年11月22日
  • 小説 シライサン

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     読み終わった印象は小さいがまとまっている。
     インパクトある死、呪いの広がり方、呪いの影響、調査、対策、物語の発端、シライサンとは。と呪いモノのホラーに必要なのものが一通り揃っており映画をイッポン見たような満足感がある。
     ただ面白いがこじんまりとしすぎている。丁寧に呪いと調査を描いていて物語がしっかりしてるが、意外性が足りなく物足りなさも感じる。
     ただ拡散した呪いをどうするかという点は良かった。現代的で考察が光る。
     呪いについて調べていくホラーを読みたいなら間違いなくオススメ。普通の文庫に比べれば短めなので手軽に読める

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    2022年11月10日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    ジョジョと知らず、しかもジョジョが全く分からず、乙一さんが好きで読み始めた。
    面白すぎてまじで一気見。ジョジョに興味を持ち始めるきっかけになった。

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    2022年11月02日