乙一のレビュー一覧

  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    心を持つ人形「BLUE」が、とても印象に残った!
    その容姿から差別を受けながらも、健気に人形としての夢を追い求めるBLUEが可愛らしい。
    ハッピーエンドとは言えないが、淡く儚い余韻を残す美しいお話。

    0
    2023年02月16日
  • 暗いところで待ち合わせ

    匿名

    購入済み

    書影の印象に反して、心温まるヒューマンドラマの良作。
    語り手は二人の男女。
    二つの異なる視点を使ったストーリーテリングが絶妙。
    一つの出来事を両面から見せることもあれば、片方の視点にのみ留めて余白を残す場合もあり、その塩梅がとても上手い。

    簡素な文体は好みの分かれるところだが、心理描写はとても丹念に書かれている。
    語り手の悲しみや痛みも伺えるので、途中までは読むのが少し辛いと感じる人もいるかも知れない。
    中盤まではやや焦らされる感があるが、それ以降は楽しく読めた。
    とても計算された物語で完成度の高い作品。

    #エモい #胸キュン

    0
    2023年02月09日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

    Posted by ブクログ

    毒物を飲ませ、死んでゆく人を写真で撮った、という海外の犯罪を思い出しながら読んだ。
    果たして少年との契約は続くのだろうか。
    あと、メールでの夜が可愛かった。

    0
    2023年01月18日
  • ZOO 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長いこと積読していてまったく気づいてなかったのですが、ハードカバー版を2冊に分けて文庫化してたのですね…!
    てっきりZOOの続編だと思い込んだまま◯年積んで、やっと手に取って気づきました
    恥ずかしいです

    文庫版だけに収録されている短編が
    この短さにも関わらず秀逸なので
    これから読む方は文庫版が圧倒的におすすめです

    0
    2022年12月29日
  • ZOO 2

    Posted by ブクログ

    いい意味で振り回される一冊。短編集なので色んな話が収録されているのは当然のことだが、あまりにも振り幅が広すぎて感情が忙しい。
    乙一ワールドを強く実感した。

    0
    2022年12月10日
  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

     表題作よりも悲しいトイ・ストーリー『BLUE』が心に残っている4編から成る短編集。テッドの元に最後戻ってきたが、また一緒に遊べる未来であって欲しかった。『石ノ目』のじっとりとした怖さと物悲しさも良い。黒乙一もあるかと思ってたら、全部白乙一作品だった。基本的に長編が好きなのだが、やはり短編は乙一さんに限る。
     何度目かの再読なのに、今回初めて彫り師の中国人女性が『BLUE』のあの人とリンクしているのでは、と気づいた。

    0
    2022年12月08日
  • 死にぞこないの青

    Posted by ブクログ

    個人的に乙一先生の好きなところは、その場の雰囲気を簡潔にかっこよくあらわす、文の色彩の多いところです。

    今作でも、小学校時代や、昼間エアコンに頼らず生活していた小さい頃、家庭訪問時の先生が家に来る不思議な空気感など、懐かしい情景が思い返されました。

    ストーリーとしては、綺麗にまとまっており、読み終わった後も、その後のストーリーを聞きたくなるような、見ていて面白いものでした。

    もし、小学校のの時に読んでいたら、視野がとても広く賢い子供で入れたと思います。

    0
    2022年11月22日
  • 小説 シライサン

    Posted by ブクログ

     読み終わった印象は小さいがまとまっている。
     インパクトある死、呪いの広がり方、呪いの影響、調査、対策、物語の発端、シライサンとは。と呪いモノのホラーに必要なのものが一通り揃っており映画をイッポン見たような満足感がある。
     ただ面白いがこじんまりとしすぎている。丁寧に呪いと調査を描いていて物語がしっかりしてるが、意外性が足りなく物足りなさも感じる。
     ただ拡散した呪いをどうするかという点は良かった。現代的で考察が光る。
     呪いについて調べていくホラーを読みたいなら間違いなくオススメ。普通の文庫に比べれば短めなので手軽に読める

    0
    2022年11月10日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

    Posted by ブクログ

    ジョジョと知らず、しかもジョジョが全く分からず、乙一さんが好きで読み始めた。
    面白すぎてまじで一気見。ジョジョに興味を持ち始めるきっかけになった。

    0
    2022年11月02日
  • 小説 シライサン

    Posted by ブクログ

    久しぶりの乙一さん作品。
    この話を聞いたら呪われる伝染系ホラー。
    ありがちな怪談のようで、丁寧な描写が読み手の想像力を掻き立て時折、背後が気になるほど。
    どこかノスタルジックで、綺麗な山の景色や温泉街が目に浮かび、瑞希と春男のその後の二人も気になってしまった。

    0
    2022年10月31日
  • ZOO 2

    Posted by ブクログ

    『ZOO1』と比較するものではないかもしれないが、ユーモラスな作品が増えた印象。ただしっかり黒乙一してる。「closet」はミステリとしての完成度が高く満足度◎。なぜ2冊に分けたのかは釈然としないがよい1冊。

    0
    2022年09月29日
  • 小説 シライサン

    ネタバレ

    評判の振り幅が大きい作品。
    謎を語り切らず、考察の余地を大幅に残している点が、低評価の一因。逆に私は明かされなかった部分を想像して楽しんだので、◯。

    謎①蔵の女が閉じ込められた真相は?
    謎②甦り対価の犠牲者は何処からか?
    謎③呪いはこの後も延々と続くのか。

    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓私の考察。ネタバレ。

    石森ミブとして溝呂木と話をしている老女は蔵の女。村を逃げ出すためにミブと入れ替わった。
    入れ替わったのは「冷たくなっている蔵の女を発見した」←ミブを殺して(恐らく顔をボコボコに痛めつけ判らなくした)蔵の女が死んだとして通報。
    怪異(山ノ神の使い)の顔には殴られ続けた

    #怖い #ダーク

    0
    2022年09月27日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

    Posted by ブクログ

    ジョジョも乙一さんも好きなのですが、何となく今まで読んだことがありませんでした。なんて勿体ないことをしていたのか。。第四部の新しい側面を知ることができましたし、乙一さんは流石の文章力で、魅力的にジョジョの世界を表現しており感嘆しました。もちろん原作を知らない方も楽しむことができると思います。

    0
    2022年09月10日
  • ZOO 2

    Posted by ブクログ

    シュールなコントを見たような気分。
    ZOO1よりもだいぶポップな感じ。話の展開はメチャクチャというか、わけがわからないというか、ふざけているというか。
    どの話もおかしな設定でありえないはずなのに、なぜかすんなりと受け入れてしまえてスラスラと読めた。言葉の魔法なのか?

    0
    2022年08月24日
  • 暗黒童話

    Posted by ブクログ

    乙一さんの長編に挑戦しました。

    はじまりの章「アイのメモリー」は、人間の言葉を覚えたカラスが、眼球のない少女と交流していく話なんですが…
    そのグロテスクなこと!
    早速、読み始めたことを後悔しそうになったけど、自分で“黒乙一”を望んだのだから、絶対に最後まで読もうと思い直す。

    本編に入り、事故で左眼を失った女子高生の“私”が主人公。
    移植手術で死者の眼球の提供を受けた“私”。
    しかしその左眼は、その眼が見てきた風景の“記憶”を映し出す。
    そして“私”は、提供者の住んでいた町を訪れるのだが…

    この先も、グロテスクな場面が度々登場する。
    だけど、そういう怖いだけのストーリーじゃないんです。

    0
    2022年08月18日
  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    白寄りの灰色乙一短編集。
    世にも奇妙な物語の中にたまにある、感動回みたいな話の詰め合わせで、読み終わった後どの話も変な感動が残った。

    石ノ目…最後までずっと不気味な準メデューサの話。
    はじめ…2人の少年がつくりだした想像の女の子が、この世に実現する話。
    BLUE…トイストーリーの黒いところを集めたような話。
    平面いぬ。…掘った犬の刺青が動き出す話。

    0
    2022年08月07日
  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    不思議な語り口、言葉選びですね。
    独特な世界観…(*´꒳`*)
    本当にミステリー・ホラー・ファンタジーです。

    だいぶ前に「ZOO」を読んだのですが、ちょっとエグくて(姉弟が何故か牢屋の中に閉じ込められていて血が流れてきて…という話)疎遠になっていたのですが、ブク友さんの〝乙一ラブ〟という想いを知って、読んでみたくなりました。

    読んで良かったです。
    なんだか、哀愁さえ漂う一冊でした。
    最後にBLUEに繋がるのも良かったです。
    現実には起こり得ない物語たちでしたが、不思議と違和感なく切ない気持ちになりました。
    古い村の閉鎖的な雰囲気や、子供の気持ちを理解しようとしない親とか、そういうものを淡々

    0
    2022年07月29日
  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    初めての乙一作品。

    BLUEに心揺さぶられました。自分の心はなんて黒いんだと情けなくなる。。
    前の2作が和風だったこともあり、その背景のギャップに勝手にマイナスの印象からスタートしてしまいましたが、いつの間にかのめり込んでいました。

    特に平面いぬ。で感じたことですが、呼称の固定観念を利用して作品全体がミステリアスな雰囲気になっており、主軸の話とは別の部分でアハ体験的なものもありました。

    真面目な解説の後のくだけた対話にクスり。ますます他の作品も読んでみたくなりました!

    0
    2022年07月03日
  • 山羊座の友人

    購入済み

    原作者の小説ファン。とあるサイトでオススメとしてランクインしていたので読んでみた。現実と不思議な空間が入り交じる世界の中で、登場人物たちの感情は実に人間味のあるリアル。一冊完結のサイズ感で十分満足。

    #シュール #切ない

    0
    2022年06月14日
  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    初めて読む、乙一作品。

    4編からなる短編集。
    もっとホラーで怖いのかと想像していたら、全然違い、ファンタジー要素が強い印象。

    1.石の目
    “石の目”を見てしまった者は、石となる。
    という、昔話風。
    これは、すごく怖かった。
    山で遭難した主人公SとNは、霧の中に人家を見つけ、助けられる。
    しかしここは盆地になっており、周りを一本の砂利道が輪を描いて取り囲んでおり、外には出られない。
    先程、ファンタジーとか書いたけど、この話はゾワゾワして本当に怖かったです。

    2.はじめ
     二人の男の子の想像から生まれた“はじめちゃん”。幻想なのに8年間も交流が続く。
    この話は地下水路の探検など、子供時代なら

    0
    2022年06月03日