乙一のレビュー一覧

  • 死にぞこないの青

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    おもしろいけれど、羽田先生とクラスメイトの行動に怒りが沸々と。そもそもマサオは別段嘘をついたわけではなく、話し合いに誘わなかった方に問題があるのでは。羽田先生の末路はまだ納得がいきますが、いじめに加担したクラスメイトには一切のお咎めなし。すっきりしません。羽田先生の代わりに担任となった先生の、周りから評価されないことをどう思うかという問いに対する回答が印象的でした。

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    2026年03月23日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

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    児童書寄りの作品かと思ってたら、初っぱな一行目から度肝ぬかれました。アールとグレイの抱える闇が具現化して怪物となる世界。世界が多くの部屋で構成されていて、上下にも部屋がある設定は独特でおもしろい。閉塞感があり、乙一さんの作風にマッチしてますね。一見グレイよりも闇が薄そうなアールから、あの粘着質で狡猾かつ残酷な怪物が生まれるとは。そこを深堀りする過程で乙一さんらしい黒さが見られると嬉しいなと思います。ラストの黒さは控えめで、続きは、悩みます。

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    2026年03月23日
  • 夏と花火と私の死体

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    初読み作家。
    ホラー作家のイメージが強く遠ざけていたのだが、コミュニティセンター図書コーナーで見つけて手に取った。

    殺された私:五月の一人称で語られる面白さ。
    五月の魂は俯瞰して状況を語っている。
    そこに恨み言がないのがまた面白い。
    さて、私の死体はどうなるのか?

    登場人物のサイコパスの恐ろしさ! 
    これを著者が16歳の時に書いたというのだから驚く。

    他短編『優子』これはどう考察したか、読者それぞれに委ねている…お屋敷のお手伝いとして働き始めた清音。2週間経つが、まだ優子奥さまに会ったことがない。狂っているのは?

    《コミュニティハウス図書》

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    2026年03月22日
  • 暗黒童話

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    ネタバレ

    乙一さんの長編、けっこうグロいミステリー。タイトルから勝手に従来の童話をモチーフにした短編集かと勘違いしていました。この作品、13年前に文庫化されたのですね。10年前は小説といえばとりあえず乙一さんと、本を滅多に読まない私はなんの影響かそう思っていましたが、この中二心くすぐるグロさとどんでん返しっぷりに懐かしさを感じます。作中作の少女が迎える残酷なオチと、住田の砂織へのモヤモヤした感情、共依存の関係の犯人と瞳やあの男女。乙一さんの作品から離れていましたが、やっぱり好きなんですよね。読めて、良かったです。

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    2026年03月18日
  • 平面いぬ。

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    ネタバレ

    短編4本詰め。絶対に怖いことが起こると思ってた「BLUE」が本当に純粋な良い話で胸が締め付けられました。それぞれの短編でお化け(?)、幻覚、ぬいぐるみ、入れ墨と、題材の幅広さに驚きです。幻覚の少女「はじめ」は不思議な読み心地で、幻覚に帰る家があり、祖母がいて、触ることも話すこともできるけれど実在はしない。都合のいい設定が逆にそれっぽくて乙一さんの力量を感じました。『暗いところで待ち合わせ』もですが、ホラーでもないのに表紙とタイトルから漲るホラー臭。この本、絶対怖いと思いましたもん。良い短編集でした。

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    2026年03月17日
  • GOTH 僕の章

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    後編ということで、引き続き胸糞わるいです。
    でも嫌いではないです。

    乙一さんはあとがきがポップなのでギャップが面白いですね。

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    2026年03月14日
  • GOTH 夜の章

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    これはもし映像化されたら、個人的には絶対に見れないやつです。
    グロくて胸糞わるい。
    でも気になって惹かれて読み進めてしまうんですね。
    サイコパスでもなんでもない、むしろ善良な人でも残忍なことに好奇心はあると思います。心の奥底に。
    そんな部分を刺激する小説でした。

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    2026年03月14日
  • 死にぞこないの青

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    ネタバレ

    3.5くらい
    ボリュームも少なく、読みやすかった。病院の待ち時間で読み終えた
    いじめの話とは思っていたが、教師が主導する、精神的にくる方のいじめ。
    羽田に殺意を抱きつつ、マサオにも割合イライラしながら読む(なんで!お母さんに!!言わない!!この母は知ったら徹底的に戦ってくれる母なのに…)
    でも、お母さん大好きだからこそ言えないんだよなあ…
    早く下剋上こい と思いながら読み進めるが、復讐を果たすシーンではもっとやってやれという気持ちが大きかった
    でもマサオの将来を考えるとここで踏みとどまれてよかったのだろうか
    マサオはもう二度と羊にはならないだろう

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    2026年03月11日
  • さよならに反する現象

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    【収録作品】
    そしてクマになる
    なごみ探偵おそ松さん・リターンズ
    家政婦
    フィルム
    悠川さんは写りたい
    犬が婚約者を追い返した話
    怖くない話
    新聞
    再接続

    作家生活30周年記念。にしては、寄せ集め感がある。

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    2026年03月11日
  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    20年前、友人に勧められて読んだ思い出の作品。
    当時「16歳の作者が書いた本格ホラーミステリー」、それも死体視点という斬新な設定で話題になっていたことを覚えている。今読み返してみても、16歳が書いた作品とは思えない程にまとまっていて、才能を感じさせる一作。

    物語の結末では"私"の死体はアイスクリーム工場の倉庫の奥深くに隠され、行方不明になったままで終わる。
    その少し前に描かれた、いなくなった娘を探して消沈している母親の姿を知っているだけにやるせない気持ちになる。一方で犯人である兄妹にははっきりとした罪悪感の描写がなく、兄に至っては死体隠しゲームを楽しんでいる素振りさえもあ

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    2026年03月09日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    途中、作者はジョジョが好きじゃないのか……?と思ってしまうことがあった
    ジョジョ4部の楽しい所、面白い所をこう、もっと活かしてほしかった。
    視点飛ぶのもちょっとわかりにくい。
    スタンドバトルを面白く描写されてるのはすごく良かった

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    2026年03月06日
  • さよならに反する現象

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    うーーん。
    感想、書きにくい。

    ひんやり怖い話が詰まっている。
    生きていて起きる出来事には、感情が伴う。
    ような気がする。

    つまりは、人の心が怖いということ。なのかな。
    うーーん。やっぱり大したことない感想になった。

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    2026年03月04日
  • 天帝妖狐

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    学生時代に好きだった乙一の、当時は怖くて読めなかった黒乙一を読もう企画を、1人で勝手に進行中。
    ちなみに『暗いところで待ち合わせ』に続いて第2弾。

    トイレの落書きの話『A MASKED BALL』と、
    乙一版の美女と野獣『天帝妖狐』の中編2作を収録。


    特にA MASKED BALLが好きだった。トイレの落書きがチャット欄のように機能して、匿名で話が進んでいく感じ。誰が誰なのかを当てていくミステリー感もいい。
    あとがきで我孫子武丸さんが
    “みんながパソコン通信やインターネットを舞台に物語を描くこの時代に、あえてアナログな落書きで〜”
    みたいなことを書かれていて、ほんとそれ!ってなった。
    2

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    2026年03月03日
  • さよならに反する現象

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    作家30周年記念の短編集!めでたい!

    小学生の頃、長編が読めなくて乙一さんの短編ばかり読んでたなぁ。子供時代を寄り添ってくれた作家さんなので感慨深い。
    乙一作品に出てくる人物って繊細なイメージだけど、近年の作品は強かさも感じられて、読んでて胸がスっとする(˘꒳˘ )
    この作品だと『家政婦』と『悠川さん~』がその辺顕で著で好きです。

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    2026年03月03日
  • 暗黒童話

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    ネタバレ

    想像したくないけど想像してしまうあの肉塊。手術の様子。手術と言っていいのか、、?カーテン開けたら下にあれがもしいてこっちを見上げてたら、、なんて想像してしまって眠れません。巣の状態で外出るのも怖いですもう。空なんてもう見ることできません。

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    2026年03月03日
  • さよならに反する現象

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    乙一さんの作品はふたつめ。ちゃんと怖くてぞわぞわするのに笑わせてくる感じ、クセになりました。再接続と家政婦が好きでした。

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    2026年02月27日
  • さよならに反する現象

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    「悠川さんは写りたい」、「再接続」が好みでした。
    少し切ない話が多めで、昔の作品ほどエグさはないけど乙一さんらしさを感じる1冊でした。

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    2026年02月26日
  • GOTH 僕の章

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    何十年ぶりかの再読。あの当時の衝撃はもう薄れてはいるけれど、同窓会のような懐かしさを感じた。いわゆる厨二病的な高校生特有の自意識の塊は20歳か25歳か覚えていないけれど、初読の時は生々しくて嫌悪と恥ずかしさにぎゃーっと思ったし、同時に目が離せなくて読み続けてしまう己の無駄に旺盛な好奇心に苛立ちめいたものを感じた。多分。久々に読み終えて思い出したのは僕の章ではなく夜の章から読んだ方が面白いかったはず。ということで、夜の章買うか…。

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    2026年02月25日
  • さよならに反する現象

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    ホラーなのかなっ?切なくて怖くて優しい
    書き下ろしとのこと。
    『家政婦』が特に好きだだけど、
    どのお話しも引き込まれる。

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    2026年02月25日
  • さよならに反する現象

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    ひさしぶりに乙一読んだ。懐かしかった。相変わらずとってもライトで読みやすい。おそ松さんの二次創作みたいなのがあるじゃんと思って五度見したけど、公式アンソロに寄稿してたなんて知らなかった。今もいろんな方面で文章を書いておられるんだな〜としみじみ。「家政婦」がいちばんすきだった。ああいうホラーと人怖を混ぜたお話は一生すきですよ。

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    2026年02月23日