乙一のレビュー一覧

  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    短編集。乙一という作家が最近評判らしいという事で、
    以前から気になっていたこの小説を購入。
    ホラーではなくファンタジーかと。
    そもそも話の前提がファンタジー風味満載なので、
    リアル感が好きな人はダメかも。
    でも日常の中に一滴だけ「非日常」を入れただけの味わいなので、
    それ程嫌悪感は感じないと思う。

    「石ノ目」:物語としては何となく展開が読める。
    親子愛の物語だとは思うが、不気味さが先行していた。★
    「はじめ」:終わり方が秀逸。単なる青春(子供?)冒険友情物とも言えるが
    この手の話にはちょっと弱いので。★★★★
    「BLUE」:泣かせる。深く読めば差別・偏見の問題や本当に大切な物とは何か、
     と

    0
    2021年03月14日
  • 天帝妖狐

    Posted by ブクログ

    乙一の2冊目。ホラーかと思いきや、ホラーだけど切ない話だった。
    一応短編集(? というか中篇2作)なので、それぞれ評価。

    ・A MASKED BALL:トイレの壁の落書きがいつしか掲示板のようになり、
    それを冷静に楽しむ主人公。
    しかし、その中の「カタカナによる書き込み」主は
    学校に騒ぎを起こすような事件を次々に起こして行き、
    いつしか友人も巻き込まれそうになる…。
    という話。
    いわゆる「犯人探し」が主題だが、途中では全員怪しく感じる。
    最終的には判明するが、その理由などは完全に明らかにはならない。
    物語の運び方は非常に面白い。
    どうでもいいが、いまだに題名の意味がわからな

    1
    2021年03月14日
  • 失踪HOLIDAY

    Posted by ブクログ

    「しあわせは子猫のかたち」は、『失はれる物語』で読んだことがあるので飛ばした。
    こちらは「しあわせは子猫のかたち~HAPPINESS IS A WARM KITTY~」という副題がついているが、内容は変わらないみたいだ。

    「失踪HOLIDAY~しっそう×ホリデイ」は、乙一にしてはあまり心をつかまれない、ダレた展開が続くなーと思っていたら、ラストはさすがだった。
    全く疑いもせずに読んでいたから、ほとんどなににも気づかなかった。

    狂言誘拐を演じた主人公の女子中学生が、事件を機に家族関係を見直す話かと思っていたら、確かにそのような展開にはなるのだが、実はいろんなことが起こっている。

    切なさの乙

    0
    2020年10月07日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

    Posted by ブクログ

    アールとグレイの兄弟はある日、アークノアという本の中の世界に迷い込む。
    いくつもの部屋が連なり、歳も取らず死ぬこともなく変わらない人々が暮らす世界。
    しかし二人が迷い込んだことで、平和なその世界に怪物が現れたという。
    怪物を殺すためにハンマーヘッドと呼ばれる少女、犬の頭を持つカンヤム・カンニャム達と共に旅に出る。

    乙一のファンタジー。続きもの。
    巨大なシャンデリアが光源となっている森や、至る所に本棚がそびえ立つ港町など、部屋ごと特徴が変わる不思議な世界観が魅力的。
    見たことない光景なのに、想像力を刺激される。
    続刊の展開が気になる。

    0
    2020年09月21日
  • ドラゴンファイア Arknoah2

    Posted by ブクログ

     アークノア続編。1と比べると若干薄味かなと思うが世界観がいい出汁になってる。
     主人公の強さがようやく見えて来た気がする、シリーズ折り返し地点なのかな。
     3が出てるのかまだわからないけど続きがあれば読みたいと思う。
     この本を読んでてふと思い出したのが宮部みゆきのブレイブストーリー。向こうが仲間と戦うものであるのに対しこちらは自分自身と戦う話なのかな。ただ厚みが違うから安易に比較はできない。
     あっさりめの出汁が効いた具沢山スープみたいな作品。

    0
    2020年09月16日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

    購入済み

    話自体は良かったけど

    話自体は良かったけどいいところで場面があっちこっちに飛びまくってたから
    もうちょっと場面が変わったかどうか分かりやすかったら読みやすかったかも

    0
    2020年06月08日
  • 暗いところで待ち合わせ

    購入済み

    秀逸

    ページ数はそんなに多くないのに、読み終わったあとの、充足感がすごい!たくさんの伏線が散りばめられていて、終盤の展開にハッとしてしまった。ミステリー?であるが、身体にハンデがある人の事情や恋愛要素などもある新感覚で考えさせられる小説です!

    0
    2020年05月26日
  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

    Posted by ブクログ

    乙一さんが羽住先生の花の絵を見たいと言った理由がわかった。
    透明感のある繊細で優しい表情が、ストーリーにぴったりあっていた。

    0
    2020年04月11日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

    Posted by ブクログ

    あとがきで、色々成立してからのごたごたがあったことが書いてあり、作者としては納得がいかないようですが、ま、作品そのものは GOTH の番外篇として満足のいく作品でした。
    登場人物のとがり方をぎゅっとまとめた感じ。
    こればっかりは、ちゃんと GOTH 本編を読んでからじゃないと愉しめないと思うので要注意です。

    0
    2020年02月23日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

    Posted by ブクログ

    GOTHの番外編。随分薄いのは何でだろうと思ったら本来は「GOTH モリノヨル」という写真集に書き下ろされた話だったらしい。この話でも相変わらずな森野夜と僕が読める。短かったが満足できる話だった。

    0
    2019年10月05日
  • 山羊座の友人

    Posted by ブクログ

    ジャンプ+で月一連載された作品。登場人物が少ないので読んでいくうちになんとなく真相が読めてしまいますが、鏤められた数々の伏線が回収されるのでカタルシスを感じることが出来ます。爽やかでしっかりした画は見易く、乙一の世界にマッチしていて良作だと思います。

    0
    2019年09月16日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通り、あくまで番外編。

    読みやすいシリーズなので、シリーズ一気読みにも再チャレンジかな。


    内容(「BOOK」データベースより)
    12月のある日の午後。森野夜は雑木林の地面に横たわっていた。死や恐怖など、暗黒的な事象に惹かれる彼女は、7年前、少女の死体が遺棄された場所に同じポーズで横たわって、悪趣味な記念写真を撮るつもりだった。まさかそこで出会ったのが本物の殺人犯だとも知らず、シャッターを押してほしいと依頼した森野の運命は?「なぜか高確率で殺人者に出会い、相手を魅了してしまう」謎属性をもつ少女、森野夜を描いたGOTH番外篇。

    0
    2023年05月24日
  • 平面いぬ。

    Posted by ブクログ

    全然テイストが違う4つの短編集。ストーリーはどれもオリジナリティがあり独創的。

    乙一さんの想像力には舌を巻く。彼の小説は集中して読むことで、見たこともない場所や情景を想像するには素晴らしい小説だろう。わたしの場合は、彼の独特な暗いトーンによく馴染めていない。

    この短編集は軽く読めて四度おいしい。救い難いわけではない、少し哀しみを含むラストが乙一さんらしい。
    「BLUE」が良かった。ホロリときた。

    0
    2018年09月30日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あまりにも弟のキャラがウザくて序盤で放り投げそうになったけど、後半は割と面白かった。結末が気になる。

    0
    2018年07月15日
  • 天帝妖狐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人的に泣ける一冊

    気になったので初めての乙一作品、読んでみました

    結果…泣けない(笑)
    でもストーリーもテンポも良くて
    ホラーを読みたくなったら乙一を選ぶなと思えた本

    トイレの落書きのオバちゃんも
    包帯だらけの男もこの世のものではない恐怖

    描写が少しエグいけど、程よいスパイスで
    これもまた良かったなー

    0
    2018年04月03日
  • 失踪HOLIDAY

    Posted by ブクログ

    デビューしたての頃ってことか、もしくはラノベ系だからってことか、正直、彼の作品を殆ど読んだ後に本作を手に取ると、ぬるい。短編と中編の2作が収められているんだけど、どちらもなんか、とりあえず及第点を狙いました、程度の出来映え。設定にたいした斬新さはないし、オチも想定の範囲内でした。

    0
    2018年02月22日
  • 山羊座の友人

    Posted by ブクログ

    原作の乙一さん好きなので購入

    乙一さんらしい内容の本なんだけど、冒頭で何となく筋が読めてしまう…
    原作者らしい癖の強さとか大どんでん返しはなかったかな?

    青春×ミステリー

    漫画の方は絵も綺麗でとても読みやすかったです

    0
    2018年02月21日
  • 山羊座の友人

    Posted by ブクログ

    乙一さんの話読むのめちゃくちゃ久々で懐かしかった。
    あらすじでやたらしつこく切ないとかなんとか書かれてたからちょっと警戒してたんだけど、読んでみてやっぱりそこまで切なさを強調する話なのか?とは思った。
    予想外の展開!みたいな印象はない。そもそも登場人物が少ないから、察しはついちゃう…
    もしかすると小説で読んだらもっと「あー!そうなるのか!」ってなったかもしれない。
    端折ってる感じはしないけど、コンパクトすぎる感はある…
    絵は表情がていねいに描かれててきれいで読みやすい。雰囲気に合ってると思う。

    0
    2017年10月22日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前は乙一氏の小説が大好きで夢中で読んでいました。次第に別名義の作品を出したり作風が変わったり、いつの間にか乙一名義の小説が出なくなってしまいました。
    久々の長編小説ということで期待が大きすぎたのかもしれません。以前のような叙述トリックのミステリではなく、ファンタジー冒険小説でした。残酷ないじめのシーンは読んでいて暗くなりました。乙一氏が変わったように、私の気持ちも変わったのかもしれません。とりあえず続きも読んでみようと思います。

    0
    2017年07月10日
  • 暗黒童話

    購入済み

     挿入される童話は興味を引かれたし、猟奇シーンや眼球と記憶についての諸々は幻想味もありなかなか面白かった。しかし、それらと比べ本筋の接続がうまくいっておらず薄味で、特に最後あたりの展開は少し投げやりな気がした。途中の推理小説的作法も飛び道具的なサプライズで、それまでの得体の知れない怖さとは相容れないのでは、と思った。

     それでもじんわりと余韻に浸っていたのに、文庫版あとがきで台無しだった。なんとか長編を書いたので変になってごめんなさいとか、稚拙な文章で恥ずかしくて身悶えしたとか、本編を読み終えた読者に伝えることか?照れ隠しかなにかしらないが、読者を巻き込むのはどうかと思う。
    かなりげん

    0
    2017年06月29日