乙一のレビュー一覧

  • 暗いところで待ち合わせ

    購入済み

    秀逸

    ページ数はそんなに多くないのに、読み終わったあとの、充足感がすごい!たくさんの伏線が散りばめられていて、終盤の展開にハッとしてしまった。ミステリー?であるが、身体にハンデがある人の事情や恋愛要素などもある新感覚で考えさせられる小説です!

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    2020年05月26日
  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

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    乙一さんが羽住先生の花の絵を見たいと言った理由がわかった。
    透明感のある繊細で優しい表情が、ストーリーにぴったりあっていた。

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    2020年04月11日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    あとがきで、色々成立してからのごたごたがあったことが書いてあり、作者としては納得がいかないようですが、ま、作品そのものは GOTH の番外篇として満足のいく作品でした。
    登場人物のとがり方をぎゅっとまとめた感じ。
    こればっかりは、ちゃんと GOTH 本編を読んでからじゃないと愉しめないと思うので要注意です。

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    2020年02月23日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    GOTHの番外編。随分薄いのは何でだろうと思ったら本来は「GOTH モリノヨル」という写真集に書き下ろされた話だったらしい。この話でも相変わらずな森野夜と僕が読める。短かったが満足できる話だった。

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    2019年10月05日
  • 山羊座の友人

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    ジャンプ+で月一連載された作品。登場人物が少ないので読んでいくうちになんとなく真相が読めてしまいますが、鏤められた数々の伏線が回収されるのでカタルシスを感じることが出来ます。爽やかでしっかりした画は見易く、乙一の世界にマッチしていて良作だと思います。

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    2019年09月16日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    ネタバレ

    タイトル通り、あくまで番外編。

    読みやすいシリーズなので、シリーズ一気読みにも再チャレンジかな。


    内容(「BOOK」データベースより)
    12月のある日の午後。森野夜は雑木林の地面に横たわっていた。死や恐怖など、暗黒的な事象に惹かれる彼女は、7年前、少女の死体が遺棄された場所に同じポーズで横たわって、悪趣味な記念写真を撮るつもりだった。まさかそこで出会ったのが本物の殺人犯だとも知らず、シャッターを押してほしいと依頼した森野の運命は?「なぜか高確率で殺人者に出会い、相手を魅了してしまう」謎属性をもつ少女、森野夜を描いたGOTH番外篇。

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    2023年05月24日
  • 平面いぬ。

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    全然テイストが違う4つの短編集。ストーリーはどれもオリジナリティがあり独創的。

    乙一さんの想像力には舌を巻く。彼の小説は集中して読むことで、見たこともない場所や情景を想像するには素晴らしい小説だろう。わたしの場合は、彼の独特な暗いトーンによく馴染めていない。

    この短編集は軽く読めて四度おいしい。救い難いわけではない、少し哀しみを含むラストが乙一さんらしい。
    「BLUE」が良かった。ホロリときた。

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    2018年09月30日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

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    ネタバレ

    あまりにも弟のキャラがウザくて序盤で放り投げそうになったけど、後半は割と面白かった。結末が気になる。

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    2018年07月15日
  • 天帝妖狐

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    ネタバレ

    友人的に泣ける一冊

    気になったので初めての乙一作品、読んでみました

    結果…泣けない(笑)
    でもストーリーもテンポも良くて
    ホラーを読みたくなったら乙一を選ぶなと思えた本

    トイレの落書きのオバちゃんも
    包帯だらけの男もこの世のものではない恐怖

    描写が少しエグいけど、程よいスパイスで
    これもまた良かったなー

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    2018年04月03日
  • 失踪HOLIDAY

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    デビューしたての頃ってことか、もしくはラノベ系だからってことか、正直、彼の作品を殆ど読んだ後に本作を手に取ると、ぬるい。短編と中編の2作が収められているんだけど、どちらもなんか、とりあえず及第点を狙いました、程度の出来映え。設定にたいした斬新さはないし、オチも想定の範囲内でした。

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    2018年02月22日
  • 山羊座の友人

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    原作の乙一さん好きなので購入

    乙一さんらしい内容の本なんだけど、冒頭で何となく筋が読めてしまう…
    原作者らしい癖の強さとか大どんでん返しはなかったかな?

    青春×ミステリー

    漫画の方は絵も綺麗でとても読みやすかったです

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    2018年02月21日
  • 山羊座の友人

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    乙一さんの話読むのめちゃくちゃ久々で懐かしかった。
    あらすじでやたらしつこく切ないとかなんとか書かれてたからちょっと警戒してたんだけど、読んでみてやっぱりそこまで切なさを強調する話なのか?とは思った。
    予想外の展開!みたいな印象はない。そもそも登場人物が少ないから、察しはついちゃう…
    もしかすると小説で読んだらもっと「あー!そうなるのか!」ってなったかもしれない。
    端折ってる感じはしないけど、コンパクトすぎる感はある…
    絵は表情がていねいに描かれててきれいで読みやすい。雰囲気に合ってると思う。

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    2017年10月22日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

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    ネタバレ

    以前は乙一氏の小説が大好きで夢中で読んでいました。次第に別名義の作品を出したり作風が変わったり、いつの間にか乙一名義の小説が出なくなってしまいました。
    久々の長編小説ということで期待が大きすぎたのかもしれません。以前のような叙述トリックのミステリではなく、ファンタジー冒険小説でした。残酷ないじめのシーンは読んでいて暗くなりました。乙一氏が変わったように、私の気持ちも変わったのかもしれません。とりあえず続きも読んでみようと思います。

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    2017年07月10日
  • 暗黒童話

    購入済み

     挿入される童話は興味を引かれたし、猟奇シーンや眼球と記憶についての諸々は幻想味もありなかなか面白かった。しかし、それらと比べ本筋の接続がうまくいっておらず薄味で、特に最後あたりの展開は少し投げやりな気がした。途中の推理小説的作法も飛び道具的なサプライズで、それまでの得体の知れない怖さとは相容れないのでは、と思った。

     それでもじんわりと余韻に浸っていたのに、文庫版あとがきで台無しだった。なんとか長編を書いたので変になってごめんなさいとか、稚拙な文章で恥ずかしくて身悶えしたとか、本編を読み終えた読者に伝えることか?照れ隠しかなにかしらないが、読者を巻き込むのはどうかと思う。
    かなりげん

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    2017年06月29日
  • さみしさの周波数

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    別名義の中田永一の短編集が面白かったので、古本屋で見つけて手に取ってみた。
    いわゆる「奇妙な味の小説」短編集。4編の中では、コメディタッチの「手を握る泥棒の物語」が好み。
    「失はれた物語」は小川一水の短編小説を思いだした。オチのつけ方はだいぶ違うけどね。全体を通してホラー作家っぽさがでている作品集。

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    2017年06月02日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    ただ一章分のために文庫一冊にしちゃうんだ、ってのが一番の衝撃。映画版のための書き下ろしだったみたいで、そういうことなら、ってことで何となく納得は出来たんですが。そもそも本編を殆ど忘れてしまっていて、ネットで探して粗筋を見ても、正直殆どピンとこず。でもそのうちのひとつかふたつ、何となく読んだことのある内容だったんで、恐らく目は通したんでしょう。で、本作もおそらくしばらくしたら忘れてしまうんであろう、それほどインパクトのない内容。オツイチらしいな、とは思いました。

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    2017年03月22日
  • 山羊座の友人

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    小説で読んだ方が評価高くなったかも。

    運命が決まってるとか
    決まってるものは変えられないとか
    そういうのはいやだ。
    あくまでも信じて努力したい。

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    2016年11月21日
  • 銃とチョコレート

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    カカオ86%くらいのビター加減
     黒乙一、白乙一どちらの系統にするか迷った末、中間に位置する本書を購入しました。乙一最初の一冊としてはいささか微妙なチョイスでしょうが、雰囲気は掴めたので良かったです。
     チョコレートのようにワクワクする冒険譚があって、それとは反対に目を背けたくなるつらい描写が丁度良いアクセントになっています。
     ミステリーランドのシリーズに相応しい児童向けの小説なので、大人が読むには物足りない感じは否めません。あまり深く考えずに、少年・リンツの真っ直ぐな目線そのままに物語を追っていくのが吉でしょう。

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    2025年07月17日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    GOTHの写真集に掲載されていた特典的な短編をまとめたものなので、あっさりと読めてしまう。でも、ちゃんと『GOTH』の世界があって面白かった。ただ、やっぱり物足りない。もっともっと読みたいから続編を待ってる感じ。

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    2016年09月29日
  • 山羊座の友人

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    ドキドキして面白かったー!
    冒頭イジメ自殺の記事は実際のヤツだよね。
    なんかうっすら覚えてる。
    あと山羊との遭遇シーン良かったな。
    映画ワンシーンのようでした。

    しかしながら乙一作品は漫画じゃ物足りない。
    文字でガッツリ読みたいなー。

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    2016年04月16日