乙一のレビュー一覧

  • 小説 シライサン

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    面白かった
    冬美がどういう存在かわかった時
    全てが怖いとなった
    主人公2人が解決するんだと思ってたけど
    そんなもんじゃない
    計画されたものだったのではないか
    怖い怖い結局怖いのは人間

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    2022年01月25日
  • GOTH 夜の章

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    「暗黒系」と「犬」を読み終わったあたりでは、「サイコパス過ぎるし正直グロいだけな気がする…。展開も無理やりじゃない?」と思っていたが、さすが乙一。最後のオチはだいぶ想定外でしっかり面白かった。
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    連続殺人犯の日記帳を拾った森野夜は、未発見の死体を見物に行こうと「僕」を誘う……人間の残酷な面を覗きたがる者〈GOTH〉を描き本格ミステリ大賞に輝いた乙一の出世作。「夜」を巡る短篇3作を収録。

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    2025年04月14日
  • 平面いぬ。

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    子犬の入れ墨をした女性の話も面白かったし、みすぼらしい人形がほかの人形にさげすまれながらもへこたれず、明るく生きる「BLUE」も切なくて印象的だった。嘘から現れた女の子が登場する「はじめ」、目を見た者は石になるという怪談じみた「石ノ目」いずれも、単なるホラーものではなく、切なさや悲しさ、優しさといった感情が押し寄せる佳作。

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    2022年01月01日
  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

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    久しぶりの帰省で見つけた本を備忘録として登録。
    自分でも内容をよく覚えてないのでレビューが書けません。

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    2021年12月28日
  • 小説 シライサン

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    ネタバレ

    2021/10/4
    わ、ホラーだ。
    そして「たたら製鉄」が2作連続で出てきたのもちょっとしたホラー。
    1人生き返らせる分死んだら治まるのかな。
    おおむね王道ホラーなんだけど、呪いの薄め型が今風だった。
    ネットに関連したデマをばらまくってね。

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    2021年10月08日
  • さみしさの周波数

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    羽住都さんのイラストがとても印象的だった。
    哀切さが沁みる。
    手を〜と失われた物語は、失はれる物語で掲載されていたので2回目。

    未来予報の切なさが好き。

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    2021年09月24日
  • 小説 シライサン

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    怖い!
    最初からもう怖い。
    怖い本は嫌いだが、乙一さんが好きすぎて、
    怖いのを乗り越えて、かなり頑張って読んだ。
    グロい。
    調伏?
    調伏とは怨敵、悪魔、敵意ある人などを信服させ、障害を破ること。また、身心をととのえて、悪業や煩悩などを除くこと。
    相手を呪い殺すこと。
    インフルエンザのように感染する呪い?
    眼球破裂を伴う心不全。突然死。
    シライサン→死来山
    そして、蔵の女についての推測。恐ろしい。
    表紙の赤い線も意味がわかると怖い!
    鈴の音が聞こえそう。
    映画化されたらしいが、怖すぎて見ることはできないと思う。
    私が読んだ本の中で、過去1怖かった。

    ちなみに順位は
    1位「小説シライサン」乙一著

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    2021年09月21日
  • 天帝妖狐

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    何とも言えない2作。
    本題の方は出だしはいいんだが、報われないなんだかかわいそうな話で終始暗い。
    デビュー作に続き、初期の作品は私には少し合わない感。
    何冊か読んだが他は結構好きよ。

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    2021年09月11日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    隙間時間に読み切れちゃう100ページ。
    シリーズものの番外編なのでもちろん本編から読むのをお勧めする。

    森野が犯人の車に乗り込むシーンは声に出して笑った。やっぱり犬が嫌いな森野、かわいいなぁ。
    僕と森野って、通常周りには見ない関係性。本人たちが特殊なのはそうだが、本人がまず自分たちの関係性に説明出来無さそうで。だから読者も通常の友情や愛情として捉えられないのかな。僕曰く、これは執着らしいので。

    映画も作られたらしくキャストを調べたが、僕は本郷奏多さん、森野は高梨臨さん。良い、非常に良い。観てないのにもう好き。

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    2021年08月23日
  • 小説 シライサン

    ネタバレ 購入済み

    容赦ない

    大人も子供も、容赦ない呪い言葉だなと、少しイラッとしつつも先を見ずにはいられませんでした。
    この先3日にいっぺん目のない人が現れる人生なんて、考えるだけで恐ろしい…

    でも、逆にみんなこの話を知ったらどうなるんだろ。
    とか、色々想像させてもらえて楽しかったです。

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    2021年08月21日
  • 小説 シライサン

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    著者・乙一が本名・安達寛高名義で監督し脚本も手掛けた同タイトル映画のノベライズ。

    泊りがけの旅で若者が何人か集まれば、しばしば行われるのが怪談だ。夏の夜など、暗い中でそれぞれが持ちネタを披露する。こういう時に盛り上がるのが、「巻き込み型」のものではないだろうか。例えば、トイレに現れる幽霊が、紙を探していて、「この紙じゃない。この紙じゃない・・・。この髪だー」と居合わせた誰かの髪をいきなり掴む、などというのは定番だろう。

    本作品もある意味、巻き込み型の怪談なのだが、怖ろしいのは聞いていた者が本当に呪われてしまうこと。話自体は比較的他愛無いものである。
    異形の女がいる。男の後をつけてくる。お前

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    2021年08月09日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

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    4部の魅力は"日常に潜む悪意"と戦うと言う非日常のシリアスさとコメディ要素のバランスにあると思っているけれど、この小説では不幸な生い立ちの敵が主体となる都合からシリアスさに特化してしまっていてその魅力をほとんど感じられなかったのが一番残念なところだった。
    また、本作オリジナルのキャラクターはみんな全然ネジが外れていなくて、変な口癖もないし、WRYYYYとか叫ばないし、"根掘り葉掘り"がどうのみたいな変な会話もしない。なんと言うか"普通の人がジョジョの世界に迷い込んできた"ような感じで、その違和感が最後まで抜けずに居心地が悪かった。

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    2021年05月20日
  • 山羊座の友人

    購入済み

    山羊座の友人

    おもしろかった

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    2021年04月18日
  • 天帝妖狐

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    乙一の2冊目。ホラーかと思いきや、ホラーだけど切ない話だった。
    一応短編集(? というか中篇2作)なので、それぞれ評価。

    ・A MASKED BALL:トイレの壁の落書きがいつしか掲示板のようになり、
    それを冷静に楽しむ主人公。
    しかし、その中の「カタカナによる書き込み」主は
    学校に騒ぎを起こすような事件を次々に起こして行き、
    いつしか友人も巻き込まれそうになる…。
    という話。
    いわゆる「犯人探し」が主題だが、途中では全員怪しく感じる。
    最終的には判明するが、その理由などは完全に明らかにはならない。
    物語の運び方は非常に面白い。
    どうでもいいが、いまだに題名の意味がわからな

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    2021年03月14日
  • 平面いぬ。

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    短編集。乙一という作家が最近評判らしいという事で、
    以前から気になっていたこの小説を購入。
    ホラーではなくファンタジーかと。
    そもそも話の前提がファンタジー風味満載なので、
    リアル感が好きな人はダメかも。
    でも日常の中に一滴だけ「非日常」を入れただけの味わいなので、
    それ程嫌悪感は感じないと思う。

    「石ノ目」:物語としては何となく展開が読める。
    親子愛の物語だとは思うが、不気味さが先行していた。★
    「はじめ」:終わり方が秀逸。単なる青春(子供?)冒険友情物とも言えるが
    この手の話にはちょっと弱いので。★★★★
    「BLUE」:泣かせる。深く読めば差別・偏見の問題や本当に大切な物とは何か、
     と

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    2021年03月14日
  • 失踪HOLIDAY

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    「しあわせは子猫のかたち」は、『失はれる物語』で読んだことがあるので飛ばした。
    こちらは「しあわせは子猫のかたち~HAPPINESS IS A WARM KITTY~」という副題がついているが、内容は変わらないみたいだ。

    「失踪HOLIDAY~しっそう×ホリデイ」は、乙一にしてはあまり心をつかまれない、ダレた展開が続くなーと思っていたら、ラストはさすがだった。
    全く疑いもせずに読んでいたから、ほとんどなににも気づかなかった。

    狂言誘拐を演じた主人公の女子中学生が、事件を機に家族関係を見直す話かと思っていたら、確かにそのような展開にはなるのだが、実はいろんなことが起こっている。

    切なさの乙

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    2020年10月07日
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1

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    アールとグレイの兄弟はある日、アークノアという本の中の世界に迷い込む。
    いくつもの部屋が連なり、歳も取らず死ぬこともなく変わらない人々が暮らす世界。
    しかし二人が迷い込んだことで、平和なその世界に怪物が現れたという。
    怪物を殺すためにハンマーヘッドと呼ばれる少女、犬の頭を持つカンヤム・カンニャム達と共に旅に出る。

    乙一のファンタジー。続きもの。
    巨大なシャンデリアが光源となっている森や、至る所に本棚がそびえ立つ港町など、部屋ごと特徴が変わる不思議な世界観が魅力的。
    見たことない光景なのに、想像力を刺激される。
    続刊の展開が気になる。

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    2020年09月21日
  • ドラゴンファイア Arknoah2

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     アークノア続編。1と比べると若干薄味かなと思うが世界観がいい出汁になってる。
     主人公の強さがようやく見えて来た気がする、シリーズ折り返し地点なのかな。
     3が出てるのかまだわからないけど続きがあれば読みたいと思う。
     この本を読んでてふと思い出したのが宮部みゆきのブレイブストーリー。向こうが仲間と戦うものであるのに対しこちらは自分自身と戦う話なのかな。ただ厚みが違うから安易に比較はできない。
     あっさりめの出汁が効いた具沢山スープみたいな作品。

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    2020年09月16日
  • 平面いぬ。

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    4つのお話が詰まった短編集。
    どれもファンタジックながら、もしかしたら現実に起こり得そうなお話が並んでいてとても面白かった。
    うまい具合に全て上手くはいかない切ない終わり方で、記憶に強く残るお話ばかりだった。個人的には後に書いてあるほど好み。

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    2020年09月09日
  • The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

    購入済み

    話自体は良かったけど

    話自体は良かったけどいいところで場面があっちこっちに飛びまくってたから
    もうちょっと場面が変わったかどうか分かりやすかったら読みやすかったかも

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    2020年06月08日