乙一のレビュー一覧

  • サマーゴースト

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    どなたかのレビューを読んで買ったと思っていたのだが、今、見るといいね!をつけたレビューもなく、何で見たんだったのだろうなあ…。

    ともあれ、、、夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと現れるという“サマーゴースト”と、自殺系サイトで知り合った3人の高校生の物語。
    映画の脚本を担当した作者自らがノベライズした作品というのは後で知ったが、確かに、まあ、そんな感じ。
    160頁に満たない短い話で、ほぼ想像した通りに進んでいく話だが、現世に未練を残すゴーストと人生を終わらそうと考える高校生たちの、それぞれの心情が夏の終わりの季節と相まって醸し出す切なさはなかなかに沁みる。(友也の母親の押しつけがましさ

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    2024年09月16日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

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    あの不思議で不気味な雰囲気がまた味わえてよかった。
    ページ数が少ないので本当にさくっと読み終わってしまってちょっと寂しくなった。

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    2024年09月12日
  • 銃とチョコレート

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    子ども用の読み物だと思っていたら、裏切られた。読みごたえがあり、しっかりした作品だった。何度かどんでん返しもあり、なかなかのものだった。

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    2024年09月10日
  • 失はれる物語

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    短編集なので、どのお話もテンポよく進みます。
    表題作の「失はれる物語」は、夫婦のお互いを思いやる気持ちに感動しました。
    右腕の感覚しかない音も光もない世界は、恐怖以外の何者でもなく、そんな状況でも奥さんの気持ちを慮る主人公は立派だと思いました。

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    2024年09月02日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    乙一さんの作品はホラーしか読んだことがなかったので、表紙を見てどうかなと思いながら読みましたが、さすがの読みやすさと心情描写でした。

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    2024年08月19日
  • 夏と花火と私の死体

    購入済み

    夏だから

    夏と花火、そして死体が語り手となっている展開。健くんと妹の弥生ちゃんの悪戦苦闘の4日間。ドタバタなコントのようでもあった。それを見守る五月ちゃんの俯瞰目線が柔らかく、変にあたたかい。先が気になって一気に読んだ。想像していた結末とは全然、違っていた。伏線があったのに、気がつかなかったのが残念。

    #じれったい #ドロドロ

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    2024年07月31日
  • 暗黒童話

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    とにかく怖かった。最後のどんでん返しはまんまと作者の手のひらの上で転がされてしまった。世界観や登場人物、特に犯人の思想が奇怪過ぎて現実世界と根っこが違う世界線の話だと割り切って読んでみるとどこか日常との繋がりを感じる描写もあるので割り切りきれない。不思議な感覚だった。

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    2024年07月19日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    読者のボツ投稿を作者がリメイクした短編集。
    一つ目の作品の「小説家の作り方」と最後の作品の「ホワイト・ステップ」が好きだった。
    ホワイトステップは特に好きで、設定から結末までオシャレだった。途中の作品がハマらなくて読むのをやめようとも思ったけど、最後にホワイトステップが読めて良かった。

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    2024年07月09日
  • 失はれる物語

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    再読。何歳の頃にこの本と出会ったのだろうか。
    とあるインフルエンサーの紹介で懐かしくなり買い直して読んでみた。
    読み返すと一編猛烈に記憶に残っているものがあった。「しあわせは子猫のかたち」である。
    読みながら、小さい頃過ごした家を、部屋を、椅子を、空気を思い出した。読書には当時の環境まで思い起こさせる力があるなんて今まで知らなかった。夏の匂いを覚えている。不思議なことに、今もまた夏だった。

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    2024年07月06日
  • ZOO 2

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    ZOOの続きです。
    全体的にホラー感強めなのが良かったです!
    気に入ったのは、落ちる飛行機の中でが好きでした!

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    2024年06月28日
  • 箱庭図書館

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    ファンが描いた没作を乙一がリメイクすると言う企画短編集。
    乙一らしさも随所に感じられる反面、雰囲気が違うなという作品もちょこちょこあり楽しかった。

    ホワイトステップスが好き

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    2024年06月01日
  • 銃とチョコレート

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    まるで、児童文学小説のような始まり。貧しい育ちの少年が、憧れの名探偵と大怪盗を捕まえる話かと思ったら、途中からどうも様相がおかしい…。
    そうだった。作者は乙一だった、ということに気づいた時点で、事件勃発。あれよあれよという間に、物語は進んでいきました。
    内容としては面白かったかなぁ。
    チョコレートが食べたくなりました。

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    2024年05月16日
  • 死にぞこないの青

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     なかなか人前では、自分の思っていることを表現できないことは多い。「なんでこんな理不尽なんだ?」とは思いながらも、「なんとか我慢すれば」で済ませることもある。そんな時に、気持ちの代弁者というのか、自分の心の奥底に眠っている負の思いを表現してくれる存在。それが本作で描かれている「アオ」である。
     自分の心に存在する負のオーラの大きさに驚くこともしばしば。本作では主人公にだけ見える形で存在していたが、人の心にはこうした感情が小さくない形で存在していることを改めて気づかせてくれる作品でもあるように感じた。

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    2024年05月03日
  • 銃とチョコレート

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    ネタバレ


    YouTubeで紹介されていたのを見たことをきっかけに読んでみました。
    乙一さんの作品は初めて読みました。文体が昔風な感じでしたが読み応えがあり面白かったです。登場人物がチョコレートの名前なのもなるほどと楽しめました。
    児童向けと聞いていましたが大人でも楽しめる作品でした。

    p.145 パンッ、と人生が終わる。とても簡単だ。チョコレートが口の中でとけるよりもはやくものごとをすませられるのだ。

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    2024年05月03日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

    匿名

    購入済み

    3編からなる短編集。
    どれも人付き合いが苦手で孤独なキャラクターたちでどこか痛々しく切ない。
    最後のウソカノは若者にあるあるな笑える話。

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    2024年05月01日
  • 小説 シライサン

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    久しぶりに乙一ホラーを堪能。
    怪談を聞いた人に呪いが伝播する系の話だったので、夜中に読み終わったことを少し後悔…
    終盤の呪いラッシュが凄まじく、現代ならではの恐怖でした。知らずに読んでしまう、なんてことも…

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    2024年04月21日
  • 平面いぬ。

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    ホラーやファンタジーの要素を含んだ、四つの不思議な物語。

    特異な設定に加えて、温かさと切なさ、儚さが混在した独自の世界観に魅了されました。
    中でも表題作は、作者らしさが凝縮されていると思います。

    非現実的な出来事が、まるで当たり前の日常のように、さらりと綴られていく様相がとても興味深く、それぞれが持つ不思議さが更に際立つように感じました。

    短編集としてのバランスも良く、どれも魅力的でしたが、個人的にはノスタルジーを感じる「はじめ」が最も印象に残っています。

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    2024年04月14日
  • 小説 シライサン

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    もし自分が巻き込まれたら…と考えると、逃れられない恐怖にゾッとしました。
    乙一さん作品が大好きでおそらく全部読んだと思うんですが、その中でもホラー味が強い感じでした。でもただ怖いだけで終わらない、登場人物の言動とか人間の心の部分とかの描写に、「乙一さんの文章」を読む魅力を感じると個人的には思います。

    展開については「最終的にはそんな感じで終わっちゃうのか…」という感じで、SNSが駆使(?)されてて今っぽいなぁと(と言っても数年前だけど)。

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    2024年04月07日
  • 箱庭図書館

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    乙一さんの短編集(文庫本)を購入。
    やっぱり好きだな〜。
    最後の方にある友井 羊さんによる解説も面白かった。

    お気に入りのお話は「ホワイト・ステップ」。
    「失はれる物語」に収録されていた「Calling You」のお話みたいで面白かった。乙一さんによるSFファンタジー的なお話が好み。ちょっぴり切ないところも好き。
    「コンビニ日和!」はコントみたいで面白かった。
    「ワンダーランド」はずっとじとーっとした怖いお話でした。

    【お気に入りの言葉】
    手をやすめて町をながめる。いつもなら様々な色が氾濫している。ポストの赤色、カーブミラーのオレンジ、道路の黒。雪の降り積もった日にはそれらがすべて白色にお

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    2024年03月20日
  • 箱庭図書館

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    読みやすく、秀逸。一般の人から没ネタとなったものを募集して、それを作者がアレンジして完成させるという企画モノ。連作短編集といったつくりになっています。個人的には、ホワイト・ステップという作品が一番良かったです!

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    2024年03月08日