乙一のレビュー一覧

  • GOTH 夜の章

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    ネタバレ

    「犬」は予想してない展開だったので驚いたが、それ以降の話は僕の章を含め叙述トリックをずっと意識しながら読む事になったので少し疲れた。

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    2024年01月26日
  • 箱庭図書館

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    乙一の作品は初めましてでした。読者の原稿を乙一さんがリメイクした短編集で全部の物語が少しずつ重なっていて複雑で自分にはちょっと合わなかったかなぁ…もっと単純な話の方が自分は好きかも。最後のお話は面白かったけど…

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    2024年01月21日
  • 銃とチョコレート

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    主人公が少年ということもあり、難しい熟語や漢字は登場せず子供でも読みやすい作品だった。
    登場人物がチョコレートの名前になっているという工夫も面白い。
    探偵と怪盗の攻防戦という子供心をくすぐるような王道ストーリー。と思いきや、まさかの展開が…
    チョコレートに似て、甘いだけでは終わらない。

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    2024年01月20日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    最後の物語がとても良かった
    平行世界ではお互いが生きてて、伝えられなかった後悔の思いをちゃんと伝えられて、前向きに生きて行くきっかけにすることができてるといいなと思った

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    2024年01月20日
  • ZOO 2

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    zoo1が面白かったのでこちらも追って購入。
    1に比べてユーモア多めで恐ろしさも平均すると少し控えめかな?という感じでした。
    4話目『神の言葉』が特に面白かった。(グロテスクな描写あり)
    印象的だったのは2話目の『冷たい森の白い家』。海外のお伽話を思わせる情景描写で、でもお伽話にはありえない生々しさと恐ろしさ。あんまり読み返したくはないかも。
    どのお話も読みやすくバラエティに富んでいて楽しかったです。

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    2024年01月19日
  • GOTH 夜の章

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    学生の頃に乙一さんの作品読んだことあったな〜と思い、久々に読みたくなって購入。怖さの中に悲しさを感じる短編作品だった。森野さんにその後何か変化があったか気になる。怖がりなのに夜に読んでしまって後悔した(笑)先が気になってすいすいと読めてしまう。下巻を読みたくなった。

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    2024年01月18日
  • GOTH 夜の章

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    GOTHというタイトルから、残虐なイメージがあったけれど、ゴス文化を理解していたわけでないです。
    乙一さん23歳ごろの作品。
    本人もゴス文化の魂の部分を掘り下げず、ファッション的にタイトルにしてしまったというような反省をあとがきに書いている。
    だから、ゴス的なライトノベルというらしい。
    まず夜の章。夜という少女から描く、残虐な事件の短編3編。
    夜と友人の少年の周りにはゴス的事象が絡みつく。
    夜は、事件に巻き込まれやすく、
    少年は、事件に共鳴しやすい。
    この章だけだと、中途半端かな。後編を読んで、世界観を楽しみます。

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    2024年01月13日
  • 死にぞこないの青

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    またしても土瓶さんが覚えていない作品を発掘してしまった。
    あとがきによると 本当に好きなものを自由に書いてしまった小説らしい。
    おとなしめのどのクラスにも数人は居そうな心優しい少年。
    教室でそっと生きていたかったのに なぜか担任教師の標的となってしまう。
    担任は、大人の弱さだね。
    自分のクラス運命の潤滑油として彼を使う。
    彼を底辺として扱うことで、他の生徒の反抗を抑え、団結に導く。
    現実的にこういう大人が存在するのがホラー。
    教室内の蟻地獄にずるずるはまっていく感じがうまいなあと思う。
    “死にぞこない”の男の子青は、少年の幻想であり、彼自身の意思だよね。
    優しさだけでは社会は生きていけないので

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    2024年01月11日
  • 箱庭図書館

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    読者のボツ原稿をリメイクした短編集。
    でもきちんと連作になっていて面白かった。
    ホワイトステップは悲しいお話でした。

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    2023年12月30日
  • 箱庭図書館

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    不思議な短編集。ボツ小説をアレンジしたものだが、独特な世界観や工夫された設定で物語に引き込まれる。最後のホワイト・ステップが1番良かった。

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    2023年12月29日
  • 迷 まよう

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    迷う、短編集。

    不思議な話かと思ったらミステリーだった1話目に
    今度こそ! と思ったら2話目もミステリー。
    確かに、人生に迷いがある短編でしたが
    しっかりと道を決めるのが物語だな、と。

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    2023年12月15日
  • 箱庭図書館

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    ネタバレ

    「ホワイト・ステップ」と「コンビニ日和!」が好きでした。
    短編がちょこちょこ繋がってて嬉しくなる現象もありつつ、ひとつひとつのストーリーも楽しめました!
    銀の鍵については不思議な存在…ってだけの解釈で良かったのかな?

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    2023年12月15日
  • さよならに反する現象

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    久しぶりに乙一さんの作品を読みました。
    短編集で、さわやかなホラーというか不思議なお話。
    乙一さんの作品らしくて良いです。
    クマさんと悠川さんが好きでした。

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    2023年12月14日
  • 暗黒童話

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    眼球をめぐるお話。かなりグロテスクだけど、痛みがない分マイルドに読めた気がする。ホラー•ミステリー•ダークファンタジー いろんな要素が詰め込まれている不思議な作品。

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    2023年12月13日
  • ZOO 2

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    短編集2冊目。
    1冊目と違って実験的な短編の印象。
    残酷さをまわりくどくして、別の答えに辿り着いたと読者にとってはハッピーでない結末で結んだような印象。
    好きなのは冷たい森の白い家。
    こんな映画あったなと思いつつ、暴力も残虐性も落ち着いて読ませるのでかえって綺麗なのでは錯覚させてしまう。結末も好き。

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    2023年12月13日
  • 天帝妖狐

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    「A MASKED BALL」と表題作を収録した、乙一さんの第二作品集。 

    前作『夏と花火と私の死体』のような、斬新さやインパクトがない為か、総じて評価は低いようですが、淡々とした語り口で綴られる不思議な世界観は、この作品集にも受け継がれていると思います。

    特に表題作は文庫化の際に、構成や登場人物などかなり変更されていて、別作品と言っても過言ではないような、そんな印象を受けました。

    乙一さんが好きな方なら、読み比べてみるのも面白いのではないでしょうか。

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    2023年12月03日
  • 天帝妖狐

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    ネタバレ

    個人的には表題作、天帝妖狐がお気に入りです。無垢な子供時代の、たった一度の過ちによって永遠に続く咎を背負うことになる夜木。彼が自らの罪を懺悔する文章が可哀想で、たまらなくなりました。夜木が杏子へ宛てた罪の告白の手紙から始まり、読むにつれて真相が晴れていく所が面白かったです。また夜木は秋山と井上に酷いことをしたけれど、結果的に命までは奪わなかった所は、彼が杏子のおかげで人間としていられた証拠なのかなと思います。
    「永遠の牢獄が存在するならば、自らそこへ入りましょう」という文章がとても印象的でした。

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    2023年11月26日
  • さよならに反する現象

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    微妙な怖さが、じわじわと伝わってくる。
    何か気になってしまう…という読後感。


    リストラされたことを妻に言えない夫が、アルバイトで着ぐるみのクマになる「そしてクマになる」は、伝えられないもどかしさがクマで表現されていることに切なさとかやりきれなさを感じた。

    通り道になっている家の「家政婦」がちょっとミステリっぽくて、自分は絶対見たくないし、知らんぷりもできないなって思いながらも気になって仕方なかった。

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    2023年11月06日
  • 平面いぬ。

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    気になっていた作家さんであるけど、遅ればせながら初めて読んだ。文章は読みやすくて面白かった。
    作品ごとに面白さの浮き沈みはあるかも。石の目は良かった。

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    2023年10月30日
  • 銃とチョコレート

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    名探偵VS怪盗、という王道スタイル。
    児童向けの探偵小説なのかと思いきや、意外とダークな部分が多くて驚いた。
    登場人物がチョコレートにちなんだ名前で可愛らしいが、やってる事は結構えげつない笑

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    2023年10月28日