乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【本の内容】
「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。
それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。
しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。
ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。
他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。
[ 目次 ]
[ POP ]
この季節になると「自分が生きていることに意味があるのか?」と、時折考えてしまいます。
でもそれは簡単に答えが出る問題ではないから -
Posted by ブクログ
乙一さんの作品を読むのは、ずっと昔に読んだ「ZOO」以来なんだけど、その時、怖い話が頭にこびり付くくらい怖くて、巧い書き手だなぁと思いながらも、それ以降はまたあの怖さに触れるのが何だか怖くて、ずっと手にしていなかった。
本作は怖そうな話ではなかったので、久しぶりに手に取ってみる。
この作品、人の文章をアイデアだけ活かしてリメイクした作品集という趣向なのだけど、なるほど相変わらず上手だ。
ひとつひとつは独立した話しながら、文善寺町という町を舞台にして、全体の雰囲気を緩やかに繋いで、全体を眺めても細部を見ても、それぞれに見映えがする箱庭のように仕上げられた物語。
私には、パラレルワールドの設定に加 -
購入済み
ミステリーorライトノベル
本格ミステリ大賞受賞作、ですが、
ライトノベルかミステリーか?それが問題だ。
ってことはありませんが、確かに微妙なところですね。
猟奇的な描写が多くて趣味悪~って思うけどそこがGOTHたるゆえんでしょうか?
(あとがきで著者が言い訳してます)
謎解きではなくて叙述トリックで楽しませてくれる趣向で、完全に騙されました。ちょっとずるいぞ(笑)
ということで、必ず『僕の章』まで読まなければいけません。なんで2冊に分けたんでしょう? -
Posted by ブクログ
ある日の午後。森野夜は雑木林の地面に横たわっていた。
死や恐怖など、暗黒的な事象に惹かれる彼女は、7年前、少女の死体が遺棄された場所に同じポーズで横たわって、悪趣味な記念写真を撮るつもりだった。まさかそこで出会ったのが本物の殺人犯だとも知らず、シャッターを押してほしいと依頼した森野の運命は?
「なぜか高確率で殺人者に出会い、相手を魅了してしまう」謎属性をもつ少女、森野夜を描いたGOTH番外篇。
私が大好きな小説『GOTH』の番外編です。
とても短かくあっという間に読み終えてしまいましたが、相変わらずの世界観に満足満足です。
それにしても森野は本当に愛さずにはいられないキャラですね。メールで