乙一のレビュー一覧

  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

    Posted by ブクログ

    痛い…でも心の底から励まされる。
    そんなストーリー、初めてだ。

    誰にも理解してもらえるはずがない苦痛と苦悩を抱える者には、痛くても優しい。読んでよかった。

    これからも私は私の苦悩を…本当にわかってほしい人には決してわからない苦痛を、胸に抱いたまま生きてゆくけれど、もうかまわない。

    まだまだ生きられる。そう思わせてくれる本だった。生きることを肯定したい。そう願わずにはいられなくなる本だった。まだ今は無理だとしても。

    やはり乙一さんは凄みがある。癖になる。

    0
    2014年01月12日
  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

    Posted by ブクログ

    友達がいなくて、携帯をもっていない女の子が主人公。彼女はある日、自分が携帯を使って、知らない「だれか」と、繋がっているところを空想しはじめる。ところが…。空想の「携帯」で繋がった二人の「友達」。彼らとの「運命の出会い」が、主人公の人生を、少しずつ変えていく。
    ピュアなラブストーリー。胸が締め付けられるほど、切ない。あとからでてくる、女性の「携帯友達」の正体は、なんとなく予想していたが、それでも感動した。自分の運命を知っていて、それでも、過去の自分にメッセージを伝えるとしたら、何を言うだろう?

    0
    2014年01月11日
  • 箱庭図書館

    Posted by ブクログ

    乙一さんの作品を読むのは、ずっと昔に読んだ「ZOO」以来なんだけど、その時、怖い話が頭にこびり付くくらい怖くて、巧い書き手だなぁと思いながらも、それ以降はまたあの怖さに触れるのが何だか怖くて、ずっと手にしていなかった。
    本作は怖そうな話ではなかったので、久しぶりに手に取ってみる。
    この作品、人の文章をアイデアだけ活かしてリメイクした作品集という趣向なのだけど、なるほど相変わらず上手だ。
    ひとつひとつは独立した話しながら、文善寺町という町を舞台にして、全体の雰囲気を緩やかに繋いで、全体を眺めても細部を見ても、それぞれに見映えがする箱庭のように仕上げられた物語。
    私には、パラレルワールドの設定に加

    0
    2025年01月03日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

    Posted by ブクログ

    相変わらずGOTHらしい雰囲気で、最後まで楽しんで読めた。
    ただ、短かったので、トリックの部分が薄かったのが少し残念。
    森野は、主人公に愛されていると感じた。

    0
    2013年12月15日
  • きみにしか聞こえない -CALLING YOU-

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この高校で携帯電話を持っていない女子はおそらく私だけ。うまく友達の輪に入れなかった。
    孤独をまぎらわすため、頭のなかで携帯を思い描く。ある日、空想上のはずの携帯に、
    同じ孤独をかかえる少年から着信がある…。

    切なさが際立ち、
    誰もがもつ孤独を鮮やかに浮き上がらせる、
    乙一氏の珠玉の短篇集

    0
    2013年12月03日
  • GOTH 僕の章

    購入済み

    『夜の章』を先に

    『夜の章』を先に読みましょう。『僕の章』を先に読むとネタバレしてしまって楽しめない気がします。

    0
    2013年10月25日
  • GOTH 夜の章

    購入済み

    ミステリーorライトノベル

    本格ミステリ大賞受賞作、ですが、
    ライトノベルかミステリーか?それが問題だ。
    ってことはありませんが、確かに微妙なところですね。

    猟奇的な描写が多くて趣味悪~って思うけどそこがGOTHたるゆえんでしょうか?
    (あとがきで著者が言い訳してます)

    謎解きではなくて叙述トリックで楽しませてくれる趣向で、完全に騙されました。ちょっとずるいぞ(笑)
    ということで、必ず『僕の章』まで読まなければいけません。なんで2冊に分けたんでしょう?

    0
    2013年10月25日
  • GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻

    Posted by ブクログ

    ある日の午後。森野夜は雑木林の地面に横たわっていた。
    死や恐怖など、暗黒的な事象に惹かれる彼女は、7年前、少女の死体が遺棄された場所に同じポーズで横たわって、悪趣味な記念写真を撮るつもりだった。まさかそこで出会ったのが本物の殺人犯だとも知らず、シャッターを押してほしいと依頼した森野の運命は?
    「なぜか高確率で殺人者に出会い、相手を魅了してしまう」謎属性をもつ少女、森野夜を描いたGOTH番外篇。

    私が大好きな小説『GOTH』の番外編です。
    とても短かくあっという間に読み終えてしまいましたが、相変わらずの世界観に満足満足です。
    それにしても森野は本当に愛さずにはいられないキャラですね。メールで

    0
    2018年05月31日
  • きみにしか聞こえない

    Posted by ブクログ

    綺麗な絵なのがさらに切ないね。だけど、スッキリ爽やかな読後感で、最後はほっこりした気持ちになれる。原作も読んでみたいな。

    0
    2013年08月19日
  • 天帝妖狐

    Posted by ブクログ

    久々の乙一作品。

    ふたつの作品を収録した中篇集です。

    ひとつはトイレの落書きが引き起こす恐怖を描いた『A MASKED BALL』

    もうひとつは表題作でもある『天帝妖狐』

    今回は、トイレではなく妖狐の感想を書いてみようと思います。

    話は杏子という少女が、顔や体に包帯を巻く謎の青年・夜木に出会う所から始まります。

    夜木が杏子と過ごす普通の日常に幸せを感じ始めた頃、ある事件が起きます。その事件がキッカケで、ついに夜木の秘密が暴かれていくのですが……。

    最初は奇妙な雰囲気にワクワクしながら読んでいたのですが、最後の方は目に涙を浮かべながら読んでいたかも。

    何というか……よくわから

    0
    2014年02月15日
  • 死にぞこないの青

    Posted by ブクログ

    マサオへのイジメがエスカレートして行く場面とピークに達した後のマサオの変化が見所!短編だから読みやすいホラー小説

    0
    2013年05月08日
  • 失踪HOLIDAY

    Posted by ブクログ

    パパさんが大好きです。
    ナオがイメージ通りの娘で、
    構成とか上手だなぁって思う。
    さすが乙一さんです♪
    清原さんの絵がしっくりきて良いですね。
    お気に入りの一冊です★

    0
    2013年07月14日
  • 失踪HOLIDAY

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「しあわせは子猫のかたち」
    人と関わるのを拒絶した大学生「僕」が越した伯父の家に前に住んでいたのは写真が趣味の女子大生。強盗に襲われて死亡した彼女が暮らしたままの家にやってきた「僕」は姿の見えない同居人の存在を感じる。彼女との日々の中、「僕」は美しい世界に生きていいのだと知る。

    姿無き同居人と子猫との、2人と1匹の生活が、素朴で切ない幸せに溢れた日常。
    こういう乙一さんの切ないシーンが私はとても好きです。


    「失踪HOLIDAY」
    大金持ちに引き取られた「わたし」は思いつきで家出をする。自宅の離れに住む使用人の娘の部屋に身を潜めているも、父親に心配して欲しくて狂言誘拐を企てる。その中で彼女

    0
    2012年12月01日
  • 失踪HOLIDAY

    Posted by ブクログ

    「しあわせは子猫のかたち」と、表題作の「失踪HOLIDAY」を収録。
    「子猫」は最近よく読みますが、また読んでしまいました。切なく、それでいてしっかりと話が組み立てられていて名作だと思います。
    「失踪」の方は微妙かと。最後にあっと言わせはしますが、キャラ付けとはいえ主人公に話を引っ張っていく魅力は少し薄かったような気がします。
    「子猫」は色んなアンソロジーに収録されていたりしますが、こちらには挿し絵もついていますので、「子猫」が好きな人は楽しめるかと思います。

    0
    2012年07月12日
  • 傷

    Posted by ブクログ

    乙一厨のころに買ったマンガ
    まず、絵が繊細できれい
    少年をきれいにかいているマンガやイラストにはわたし自身すごく惹かれるしすてきだなあとおもった
    ラストは原作とちょっぴりちがっていて、原作よりも救われるかんじ

    0
    2012年06月22日
  • 失踪HOLIDAY

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実家からサルベージ。
    本を読み始めた頃に超超はまった乙一さんの原作を漫画化。

    乙一さんのやつは、大岩さんとか清原さんみたいな絵がやっぱり似合うなぁ。

    0
    2012年05月12日
  • きみにしか聞こえない

    Posted by ブクログ

    この物語は映画や小説もありますが、私はコミック版がイチオシです。

    三作品を比較すると、個人的にはクライマックスのシーンが特に違いを感じます。
    その中でも、一番納得できたのがこの漫画版。正直、映画版は観ててつまらなかった…(^_^;)

    0
    2012年06月24日
  • さみしさの周波数

    Posted by ブクログ

    乙一さんは読んだことあったかなかったか。まぁ手始めにこの短編集を読んだわけだけど。…すっごいね!切なくても怖くても最後に残るイメージは"綺麗"

    綺麗事とかのじゃなくて、純粋に、綺麗。かっこよく言うなら透明感のある小説。

    0
    2016年12月11日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、乙一さんのファンになりました。『時をかける少女』を少し思い出すような、切ない淡い恋のお話が入っています。

    0
    2011年05月16日
  • GOTH

    Posted by ブクログ

    雰囲気がある絵柄でひきこまれます。
    ストーリーは原作未読だったのですが楽しめました。更に深く知るには原作を読まなきゃなんでしょうが、これはこれで良かったのかも。

    0
    2011年03月30日