乙一のレビュー一覧

  • GOTH 夜の章

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    殺す側に惹かれる「僕」と、死ぬ側に関心を持つ森野夜。二人が猟奇的な事件に足を踏み入れていく短編集。

    どの章も残酷でグロテスクなのに、どこか美しさが漂っている。人の闇を描きながらも、単なる恐怖では終わらないところが印象的だった。
    特に「犬」の叙述トリックには唸らされ、「記憶」では森野の過去が明かされる瞬間、胸の奥がざわついた。
    そして、読後に読む「あとがき」がまた秀逸で面白かった。

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    2025年10月16日
  • 箱庭図書館

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    まずコンセプトが面白かった。ボツ作を募り乙一さんがリメイクするなんて!どんな状況という感じです笑

    面白かったです

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    2025年10月07日
  • ZOO 1

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    どれも面白かったが、『SEVEN ROOMS』が特に良かった。姉が良い。
    前半がホラー的な作品、後半にかけて人間ドラマ的な要素が増えていった印象("人間"ドラマではないかもしれないが)で、非常に読みやすい短編集だった。
    乙一作品は『GOTH』しか読んだことがなかったこともあり、『陽だまりの詩』のような温かいストーリーも書けることには驚いた。しかし、やはり薄暗い空気に陰鬱なキャラクターが登場するような作品の方がマッチしているように感じる。

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    2025年10月06日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    【鳥とファフロッキーズ現象について】は鳥の恩返しが切なくも、少し温かい気持ちになって思わず涙。【呵々の夜】は怪談話なんだけど、どこかズレてて面白かった。新作は、怖かったけどAIが、主人公のパートナーとして、すごく頼もしく思えた話。 引き続き、乙一関連の書籍は読んでいきたい。

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    2025年09月23日
  • ZOO 1

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    面白い。引力のある文章で、面白く読むんだけども、ラストで漂う切なさに何も言えなくなる。そんなお話ばかりだった。

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    2025年09月22日
  • GOTH 僕の章

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    ⭐︎3.8
    上巻よりダークさが増してて良き。
    サイコパスの心理描写が上手すぎて乙一さん何者なん?となる。サイコパスもの耐性あると思ってたけどなかなかずっしりきた。どのストーリーも謎解き要素もしっかりあって、ミステリとしての満足度が高い。乙一さんすごいな〜

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    2025年09月05日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    ネタバレ

    乙一/山白朝子のホラー短編集。
    非常に久しぶりの、それこそGOTH以来なので20年以上読んでなかったことに衝撃を受けた。

    どことなく残酷な世界だけど、ラストは切ない作品が多いイメージだったが、今作はがっつりと怖い。それも人間的な怖さから、理解不能なモノへの怖さなど、バリエーションも豊富。

    おすすめは「階段」と「Wi-Fi幽霊」。
    「階段」は、どこにでもある階段が非常に怖く思える、目を背けたくなるほどの嫌な話。
    「Wi-Fi幽霊」は、まさかのAIがバディの私立探偵風な作品。
    読後感がいい作品ばかりとは言えないが、手堅いホラーが揃った良い短編集。

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    2025年09月04日
  • 迷 まよう

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    色々な迷うがありますね、良い短編集でした。
    好きな作家さんが参加しているという理由で読みましたが、読んだことのない作家さんの作品を読める良い機会でした。

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    2025年09月01日
  • さみしさの周波数

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    ●収録作品は、「未来予報」「手を握る泥棒の話」「フィルムの中の少女」「失われた物語」。どの話も切なく、特に「失われた物語」の男の決断が、彼や彼の家族のことを思うとやり切れない。

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    2025年08月31日
  • ZOO 1

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    確かにジャンル分け不能の短編集でした。
    どのお話もぶっとんでいて、読み応えありました。
    あっという間に読めました。
    面白かったです。

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    2025年08月21日
  • GOTH 僕の章

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    僕のキャラが魅力的。キャラクターはぶっ飛んでいればいるほど、また見たいってなるんだよな。
    基本的に短編には全く面白さを感じてこなかったけど、この本は相当面白かった。

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    2025年08月16日
  • 暗黒童話

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    ミステリと思って読んだのでラストですべての謎が解決されなかったことに拍子抜けした(これは勘違いした自分が悪い)。しかし、タイトルにある通り「童話」として、いくつかの不思議なことが存在することが当たり前の世界観であることを前提として読むと、面白い。ずっと不気味な怖さと、不穏さがあり、誰がどのような結末を迎えるのかわからず、ハラハラして楽しめた。文章は軽くて読みやすく、サラッと読める。

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    2025年08月12日
  • 失はれる物語

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    「夏と花火と私の死体」以来、久しぶりに乙一さんの作品を読んでファンになりました。この本は短編集で、どのお話もストーリーがガラッと変わっていて、どの作品も引き込まれるし、読んだ後の余韻が心地よいものばかりでした。乙一さん「zoo」を次は読んでみます。

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    2025年08月09日
  • ZOO 2

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    ネタバレ

    前作よりは少しコメディ寄りの作品も掲載。ただ元の話がホラー調なところにコメディ要素が入り込むと悪い冗談と言うかタチが悪いと言うか(褒めてる)。
    むしろ気持ち悪さは増したかもしれない。

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    2025年08月07日
  • ZOO 1

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    いい意味で気持ち悪い作品が多い短編集。あまりにも現実離れしているとピンとこない質なのでso far が1番おもしろかったかな

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    2025年08月07日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

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    ネタバレ

    乙一先生の作品を見始めて自身3作目の作品。
    幼馴染の大地とユウナの届きそうで届かなかった恋愛物語。
    線香花火をもとに再び2人の関係が成り立つが
    物語の途中その関係が終わってしまったのかと思ったが、終盤また再開が出来たシーンに嬉しさがあったが最後は切ない。
    正しく線香花火のような終わり方だった。
    また、乙一先生の情景描写を魅せる文体は本当に優れており読んでいて情景を考え感じることがとても楽しい。

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    2025年07月31日
  • 小説 シライサン

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    シライサンにまつわる怪談話を聞いた香奈、和人、瑛子の3人が眼球を破裂させて次々と亡くなる。
    香奈の親友・瑞紀と、和人の兄・春男、そして別ルートから調べていた記者の間宮が呪いの謎に迫るという話。
    話を聞いて呪われるとは、まるで貞子を思わせるが、SNSを駆使すると広まり方がえげつないほど早いせいで、被害者続出。
    なんとか迫り来るのを防ぐ方法が分かったのに、それをも妨害するシライサン。
    間宮が見た船に乗っていた女の子はつまり血を受け継ぐあの子で、しかも…。
    戻ってきたから呪いの死は収まったのかな。
    気になる点は、冬美は全てを知っていたのかしらということ。

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    2025年07月29日
  • GOTH 僕の章

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    ・リストカット事件
    いろんな人がいるなぁ
    てか主人公は犯人を夜に仕立てようとしたのマ?手首のリスカ跡がほしくてマ?

    ・土
    これも叙述トリックに入るかな?
    上巻を読んで全然面白くなくて、でも下巻だけ読まないのもなぁ…登場人物や世界線は繋がっているわけだし何か下巻でどんでん返しとかあるかもしれないし…という理由で読み進めてたけど、この話はミステリー要素がちょっと強めで面白かった!!
    ①(犯人の)嗜好が人と変わったものだとしても「それを理性で抑えるのが人間だろ甘えんな」と思う反面、
    ②誰にも言えない・理解されない・認知もされない嗜好をひた隠しに生き続けることがどれだけ辛いか知らないから、正論振り翳

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    2025年07月27日
  • ZOO 1

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    帯に書いてあった”何なんだこれは!”はまさにその通りな乙一の短編集。プロット全体を見せずに、ほんの小さな隙間からスタートして、少しずつ全体が見えるか見えないかのところで唐突に終わる、というのが共通点かしら。

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    2025年07月21日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    ネタバレ

    乙一さん、山城朝子さんの短編集で他のアンソロジーや短編集に入っているのもあります。私は最初と最後の話を目当てに読書。

    最初は暴力的なお父さんに怯える姉妹の話。乙一さんは肉体的な暴力だけじゃなくて、精神的な暴力の支配とか影響を書くのが上手いと思う。読んでて痛々しくてつらかったです。(褒めてます)
    そして乙一作品に出てくる姉もしくは姉的な存在って強いイメージ。困ってる人を支えてくれる立場で出てくるなーと。姉妹はこれから上手く生きていけるのかな、生きてほしいな…というラスト。

    Wi-Fi幽霊の方は野良Wi-Fiにアクセスしてから怪奇現象に見舞われる主人公の話。中盤でお母さんと電話してる時の場面が

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    2025年07月20日