乙一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
山白朝子名義を含む乙一のホラー短編を集めた短編集。唯一の書き下ろし作品「Wi-Fi幽霊」を除き、すべて過去に発表されたものです。乙一ファンの私にとっては既読の作品が多かったのですが、結構内容を忘れていて、新鮮な気持ちで楽しめました。
中でも「Seven Rooms」は、初読時の強烈なインパクトが忘れられない一編で、再読してもその緊張感と構成の巧みさに引き込まれました。
新作の「Wi-Fi幽霊」は、主人公とAIの対話を通じて不思議な謎を解き明かしていく物語。乙一もついにAIという現代的テーマに踏み込んできたかと、時代の移り変わりを感じさせる興味深い作品でした。 -
Posted by ブクログ
お久しぶりの乙一短編集
8編それぞれ世界観を全く変えて
乙一さんの小説だから、多少不思議設定があって
懐かし哀しい系なのだけど、文章の落ち着きなのか、特殊設定にならないで日常のあわいに落とし込む
タイトルになった「失はれる物語」が
印象強く悲しみ深く
その設定の厳しさ以上に夫婦の愛情の深さ
相互を思いやる優しさに圧倒される
おそらく珍しく忘れないストーリー
ほかのも良かったです♪
⚪︎Calling You 時間のズレは30分
⚪︎傷 傷を請け負う少年
⚪︎手を握る泥棒の物語 どこで握ってるのかい
⚪︎しあわせは子猫のかたち 土瓶さんイチオシ
⚪︎ボクの賢いパンツ パンツの賢さよ!
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Posted by ブクログ
ネタバレ昔読んだ電話の作品が忘れられなくて、いろいろ探した末に見つけることのできた短編集。
それなので、Calling youが目当だった。懐かしい気持ちとともに、改めて筋書きの面白さと完成度の高さに感動した。
それ以外で、好きだったのは「しあわせは子猫のかたち」だった。
全8つの短編はどれも暗さや寂しさが潜む作品が多い印象だったが、この作品は、寂しさもありつつ、温かさや前を向けるようなラストで、しんどい作品が多い中、ほっこりすることができた。
この作者は、比較的切ないストーリーの場合は「白乙一」と呼ばれているらしく、今回の作品のような白乙一の方をもっと読みたいと思った。 -
Posted by ブクログ
わたしは1の『SEVEN ROOMS』がすごく面白くかったせいか、2のお話はあまりハマりませんでした。
解説にもありましたが、『SEVEN ROOMS』の印象が強すぎるんですよね…あれは仕方ない( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
でも、2はどのお話も一癖も二癖もあって、決してつまらなかった訳ではありませんでした。
血液を探せ!
乙一さんがコメディを書くとこんな感じになるんだなぁ…と思ったら本格ミステリでした。これは分からんかった。
冷たい森の白い家
こっっっっっっわ((((;゚Д゚)))))))
Closet
もう家のクローゼットしばらく開けられん:(;゙゚'ω゚'):