乙一のレビュー一覧

  • ZOO 1

    Posted by ブクログ

    どれも面白かったが、『SEVEN ROOMS』が特に良かった。姉が良い。
    前半がホラー的な作品、後半にかけて人間ドラマ的な要素が増えていった印象("人間"ドラマではないかもしれないが)で、非常に読みやすい短編集だった。
    乙一作品は『GOTH』しか読んだことがなかったこともあり、『陽だまりの詩』のような温かいストーリーも書けることには驚いた。しかし、やはり薄暗い空気に陰鬱なキャラクターが登場するような作品の方がマッチしているように感じる。

    0
    2025年10月06日
  • 夏と花火と私の死体

    Posted by ブクログ

    これも20年ぶりくらいに再読。

    殺された女の子視点で話は進む。
    被害者視点なのに感情が語られることはほぼない。
    殺されたときも状況説明のみ、犯人に対する恨みや怒りもない。
    それがサイコパスで怖い。
    ラストはとってつけた感があるが、怖くて良い。

    もうひとつ収録されている「優子」という作品。
    こちらは完全に忘れていた(笑)
    よく忘れていたなと思うほど、描写力があって引き込まれる短編だった。
    20年前のわたしには刺さらなかった(もしくは夏と花火と私の死体のインパクトが強すぎた)のかもしれないが、今読んでみると「優子」もかなり不気味で好き。

    0
    2025年10月04日
  • 夏と花火と私の死体

    Posted by ブクログ

    なかなか斬新な物語でした。まさかの語り手が死体だなんて。
    作者の乙一さんのデビュー作。なんとこの物語を発表した当時は17歳!17歳が生み出した物語とは思えないほど面白かったです。最後のオチも最高。短かったのですぐ読めました。この本は私にとっての斬新な読書体験となりました。

    0
    2025年09月25日
  • 失はれる物語

    Posted by ブクログ

    学生の頃に買った作品。
    CallingYouが特に良かった。
    どの話も最後は前向きになれる終わり方になっていました。著者ならではの切なさも存分に詰まっていた。いい思い出になった。

    0
    2025年09月23日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

    Posted by ブクログ

    【鳥とファフロッキーズ現象について】は鳥の恩返しが切なくも、少し温かい気持ちになって思わず涙。【呵々の夜】は怪談話なんだけど、どこかズレてて面白かった。新作は、怖かったけどAIが、主人公のパートナーとして、すごく頼もしく思えた話。 引き続き、乙一関連の書籍は読んでいきたい。

    0
    2025年09月23日
  • ZOO 1

    Posted by ブクログ

    面白い。引力のある文章で、面白く読むんだけども、ラストで漂う切なさに何も言えなくなる。そんなお話ばかりだった。

    0
    2025年09月22日
  • 夏と花火と私の死体

    Posted by ブクログ

    子ども時代にゲーム感覚で悪いことしちゃうなんてあるあるな経験だろうけど、今作ではそれが殺人と死体を隠すこと。隠して、移動して、隠して常に物語が動いていて先が気になる展開に目が離せない作品でした。
    生きている人にとっての時間の流れ、温かさや冷たさ、なんてことのない一文が文学チックで綺麗な表現をされているところも心くすぐられます。

    まとめると、
    話のテンポ感重視な人、分かりやすくて綺麗な表現が好きな人にはオススメだと思います。

    0
    2025年09月22日
  • 夏と花火と私の死体

    Posted by ブクログ

    語り手は死者という類を見ない作品。
    じっとりとまとわりつくような湿気と、年相応の純粋が入り混じる独特の感覚が味わえる。
    読み終わった後、五月蝿いほどに鳴いていた蝉の声がこだまするだろう。最近の夏は静かになってしまったものだ。

    0
    2025年09月17日
  • GOTH 僕の章

    Posted by ブクログ

    ⭐︎3.8
    上巻よりダークさが増してて良き。
    サイコパスの心理描写が上手すぎて乙一さん何者なん?となる。サイコパスもの耐性あると思ってたけどなかなかずっしりきた。どのストーリーも謎解き要素もしっかりあって、ミステリとしての満足度が高い。乙一さんすごいな〜

    0
    2025年09月05日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    乙一/山白朝子のホラー短編集。
    非常に久しぶりの、それこそGOTH以来なので20年以上読んでなかったことに衝撃を受けた。

    どことなく残酷な世界だけど、ラストは切ない作品が多いイメージだったが、今作はがっつりと怖い。それも人間的な怖さから、理解不能なモノへの怖さなど、バリエーションも豊富。

    おすすめは「階段」と「Wi-Fi幽霊」。
    「階段」は、どこにでもある階段が非常に怖く思える、目を背けたくなるほどの嫌な話。
    「Wi-Fi幽霊」は、まさかのAIがバディの私立探偵風な作品。
    読後感がいい作品ばかりとは言えないが、手堅いホラーが揃った良い短編集。

    0
    2025年09月04日
  • 迷 まよう

    Posted by ブクログ

    色々な迷うがありますね、良い短編集でした。
    好きな作家さんが参加しているという理由で読みましたが、読んだことのない作家さんの作品を読める良い機会でした。

    0
    2025年09月01日
  • さみしさの周波数

    Posted by ブクログ

    ●収録作品は、「未来予報」「手を握る泥棒の話」「フィルムの中の少女」「失われた物語」。どの話も切なく、特に「失われた物語」の男の決断が、彼や彼の家族のことを思うとやり切れない。

    0
    2025年08月31日
  • ZOO 1

    Posted by ブクログ

    確かにジャンル分け不能の短編集でした。
    どのお話もぶっとんでいて、読み応えありました。
    あっという間に読めました。
    面白かったです。

    0
    2025年08月21日
  • GOTH 僕の章

    Posted by ブクログ

    僕のキャラが魅力的。キャラクターはぶっ飛んでいればいるほど、また見たいってなるんだよな。
    基本的に短編には全く面白さを感じてこなかったけど、この本は相当面白かった。

    0
    2025年08月16日
  • 暗いところで待ち合わせ

    Posted by ブクログ

    2025/8/15
    盲目の女性と殺人犯が織り成す静かな物語
    目が見えない天涯孤独のものと、社会への居心地の悪さを感じているものの2人の共生?関係に心を動かされました。

    0
    2025年08月15日
  • 暗黒童話

    Posted by ブクログ

    ミステリと思って読んだのでラストですべての謎が解決されなかったことに拍子抜けした(これは勘違いした自分が悪い)。しかし、タイトルにある通り「童話」として、いくつかの不思議なことが存在することが当たり前の世界観であることを前提として読むと、面白い。ずっと不気味な怖さと、不穏さがあり、誰がどのような結末を迎えるのかわからず、ハラハラして楽しめた。文章は軽くて読みやすく、サラッと読める。

    0
    2025年08月12日
  • 失はれる物語

    Posted by ブクログ

    「夏と花火と私の死体」以来、久しぶりに乙一さんの作品を読んでファンになりました。この本は短編集で、どのお話もストーリーがガラッと変わっていて、どの作品も引き込まれるし、読んだ後の余韻が心地よいものばかりでした。乙一さん「zoo」を次は読んでみます。

    0
    2025年08月09日
  • ZOO 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作よりは少しコメディ寄りの作品も掲載。ただ元の話がホラー調なところにコメディ要素が入り込むと悪い冗談と言うかタチが悪いと言うか(褒めてる)。
    むしろ気持ち悪さは増したかもしれない。

    0
    2025年08月07日
  • ZOO 1

    Posted by ブクログ

    いい意味で気持ち悪い作品が多い短編集。あまりにも現実離れしているとピンとこない質なのでso far が1番おもしろかったかな

    0
    2025年08月07日
  • 一ノ瀬ユウナが浮いている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    乙一先生の作品を見始めて自身3作目の作品。
    幼馴染の大地とユウナの届きそうで届かなかった恋愛物語。
    線香花火をもとに再び2人の関係が成り立つが
    物語の途中その関係が終わってしまったのかと思ったが、終盤また再開が出来たシーンに嬉しさがあったが最後は切ない。
    正しく線香花火のような終わり方だった。
    また、乙一先生の情景描写を魅せる文体は本当に優れており読んでいて情景を考え感じることがとても楽しい。

    0
    2025年07月31日